散歩のコースはどこですか

79歳の老人です。2年前まで現役で仕事をしていましたが、今は、趣味の
囲碁と読書と旅行などのほか朝の散歩が楽しみです。

親鸞の本から浄土真宗を知る

2020-02-25 10:05:51 | 日記
                                        早咲きの桜
歳をとると自分の家の宗教が気にってくるのは私だけではないだろう。
我が家は浄土真宗の西本願寺派であることは、両親の葬儀のことから知っていた
が、その宗祖である親鸞を知らかった。このことから、図書館から借りて来た
五木寛之の親鸞の本を先月から読んでやっとより終わった。その感想としては、
やはり、仏教の宗教を起こす人は、どの人も、人々の苦労は、仏様の力を介して他人を助けることにより幸福になるのだと説いて、広く全国を巡っている。真言宗を起こした空海や日蓮宗の日蓮も同様に各地を巡って、その教えを唱えている。この親鸞が日本で一番多い信者の宗教である理由が、この本からよく判った。それまでの宗教は、自力本願的な宗教であり、各派が争ってその教えを広げようとしていた。この教えに疑問を抱いた親鸞は、比叡山を下り、人は念仏を唱えれば、どんな人でも幸せになれると説教する法然上人の元で他力本願の教えを学ぶのだ。親鸞は平安の末期から鎌倉の中期までの90年間も長生きした人で、早くから両親と死別したが肉食はかまわない妻帯は自由だとして一家を構え多くの子供と生活し、それまでの僧侶とは違ったことをおこなっている。また悪人でも、念仏を唱えれば救われると唱えたために、越後へ流刑になっている。日蓮宗が広がり始めた関東で、信者がなびいて行くことにもや、長男の考えが違うことなどから勘当したりして、自分の考えは、たの宗派になびこうとも、それを許す寛大な心をもっぺきだと唱えつづけている。このような教えを教行信証に書いたものが浄土真宗の元となったのだ。日本で宗教が各派での争いがなく、今日の仏教が他のイスラム教やキリスト教やユダヤ教が他の宗教を排他していることなどと比べるといかに優れているかが理解できる。これも親鸞が起こした浄土真宗の仏教がもたらした貢献によることを知らなければならない。





これからの時代は想定外が連続するのだ

2020-02-21 09:35:11 | 日記
             仙台の政宗廟
二月は、いつもであれば、寒い大雪の頃であるが、今日も晴天の暖かい日になった。
散歩では、梅の花や桜の木の蕾が膨らんできたのを見かける。これも想定外か。最近の新型肺炎のニュースが続いているが、昨年の今頃に、誰がこのような騒ぎを想定していただろうか。想定外は、東北の大震災などの、地震、雷、火事などと思っていたが、確かに、今回のウィルスの蔓延も、考えてみれば、起こってもありうる事件であったと思う。インフルエンザや通常の肺炎でも、この新型肺炎以上に感染が発生し、死亡率も高いのに、どうしてこうも騒ぐのか。考えてみると、この違いは、先に述べた病気では、かかっても、蔓延しないような、ワクチンや薬か既にできていることである。しかし、新型肺炎では、この蔓延を抑えるワクチンや薬が開発されていなく、感染力がつよく、感染者を当面隔離し、蔓延しないようにする以外にないことである。このように、想定外の事は、今後沢山でてくるように、歳を重ねた者には感じられる。スマートホンが預貯金の出し入れやコンビニの決済、市町村業務の手続き、顔認証による本人確認などとあらゆるものに活用する時代になってきつつある。つい最近、中国に行ったとき、自動販売機でお茶を買おうと思って操作しようとしたかスマートホンがないので買えなかったことがあった。この程度はよいが、今後、もし、停電や電波障害やコンピューター障害や機器の障害などが発生した場合、どのようになるか想定できない。益々、デジタル技術が発展し、AIなどの導入で、ソフトなどの技術が発展すると、その膨大なシステムで突然発生する障害を直すことができる
技術者を短時間で見つけることができるのであろうか。私どもの育ったアナログ
時代の技術では、ラジオ、テレビ、電話などは電気店が町にはあり、修理して直す
ことが出来た。しかし、今では、機器を取り換える以外にはない。IT技術者が
定年退職し、今までコントロールしていたライフワークの重要なシステムでの障害が発生することが想定できるが、このような事故が頻繁に発生しないことを祈るばかりである。これも、歳とった化石老人の考え過ぎかな。




孫の大学合格は努力頑張の結果だ

2020-02-18 09:24:10 | 日記
今日も雲一つない青空の好天だ。孫が志望の大学に合格したと言う嬉しい情報
を昨日受けた。昨年の12月に谷保天満宮に行って、大学合格の祈願をしたこと
が役に立ったのかと嬉しい。高校2年せいまでは、サッカーのクラブの練習で、毎日
高校の授業が終わって、夕方遅く帰って来ての毎日であったが、やっと3年生に
なってから、本格的に大学受験の勉強を開始したようであるが、よく頑張ったと思う。
友達からの塾の紹介を受けて、八王子の河合塾に高校の授業が終わってからの
帰りに、通っていたらしい。夜も、外食で済ませ、寝るのも遅く勉強に励んだようだ。
昨年12月ごろに、回転すし屋に行ったとき、将来どんな方面に進みたいのかを
聴いたことがある。その時、将来、食物が不足してくることが起こるだろうからそれに
対応できるためには、農産物の合成化学的な方面を目指したいと言っていた。私も
それは良いことだと励ましていたが、やはり、理工系へ進むことを知った。今年に
入って、1月の中旬に行われた、共通テストの試験が行われたが、良い結果だった
ようで、志願した大学の通知待っていたのである。私ども時代の大学受験と違って、この共通テストの点数で、志願した大学から、合格の知らせが来るらしい。
この通知では、成蹊大学、工学院大学、芝浦工業大学、法政大学からの合格があったとのことだか、その後、受験した、青山学院大学からの合格通知を昨日受けた
のだ。学部はすべて応用化学系らしいがまだ、最終的にどの大学に行くか決めていないようだ。しかし、浪人はしなくて、希望の大学に行くことになり、一安心である。
高校2年生まで、サッカーで明け暮れていたのに、こんなに、短期間で希望の大学
に合格するための、努力と頑張りには驚くばかりである。これも、若さなのかうらやましい。







今後は国と国の戦いよりも世界のウイルスとの戦だ。

2020-02-14 09:46:10 | 日記
                                    昨年訪れた岡山城の光景
ついに、日本でも、感染者が出始めた。これも、中国から持ち込まれた、ウイルスが
もたらしたものだ。クルーズ船では、感染が蔓延している。船内には、ウイルスが充満
しているので、いくらマスクをしていても、空気に乗って、喉まで達しているのでは
ないか。これは、武漢でも同様、空気内に、ウイルスがまじっているのではないか。
現在、救われるのは、死亡率が低いことであるが、感染力が強く、また、感染しても、
すぐに、発病するわけではなく、体力のないひとから、発生しているようだ。また、
陰性であってもその後に陽性反応がでてしまい、感染経路が判らないことが、不安
わ増していることだ。しかし、救われることが一つある。それは、10歳程度の子供
達には、感染者が少ないことだ。その原因はよく判らないが免疫力のちがいからか。高齢者がかかるのが多いようだが、この対処方法には免疫力を高めて、感染
を自分自身で防ぐしかない。ワクチンには、18カ月もかかるとWHOでは述べているが、今後は、ウイルスとの戦いが続くことになるようだ。中国では、一帯一路などと言っている場合ではなくなったようだ。むしろ、自国内のウイルスの侵略をどのようにして防ぐかの戦いがしばらくは続くだろう。

アナログからデジタルへは昔、これからはAIの技術らしいがついていけない

2020-02-11 09:35:21 | 日記
                   昨年の今頃の氷の張った写真
今日は、青空の晴天で、朝の散歩では、少々寒いが、太陽の日射しで、暖かいのが
快い。昨年の今頃の寒さと比べると雲泥の差だ。最近つくづく歳を感じることが
多くなって来た。私の育った若き頃は、アナログ技術の世界で、電気関係が支流の
日本では、アメリカに追いつけとのことで、トランジスタを利用したいろいろな製品
が開発された。代表的なものが、ソニーのウォウクマンであろう。この技術がアナログで
あるが、私は大学を出て、最初に就職した会社が通信関係であり、ここで交換機の開発に従事したが、これもアナログである。しかし、その後、デジタルの技術が支流となりマイコンやコンピュータの導入とソフトによる製品がでることになる。この代表的なものがビデオ装置、携帯電話、マイコンなどであろう。デジタルは、ビットと呼ばれるデータを元にソフトウエアの技術で完成させたものであったが、これまでは、なんとか理解できていたと思うが、現在のAIの技術には全く判らない。これからの時代の先端を行く技術はこのAIだと言われているが、これは、あらゆるノウハウのものを記憶してある過去の経験データら最も適したことをものを見出して、採用していく技術であり、
ロボットや医者などの診断やあらゆるものに適応していくものらしい。しかし、この技術はいかなる勉強をして取得してゆくのか全くわからない。歳をとったアナログ化石のものには当然かもしれない。



新型肺炎の菌と養鶏を襲った菌と比較すると

2020-02-07 09:33:03 | 日記
今週も晴天の朝だった。しかし、この2-3日は寒い。でも、氷点下になった日は
東京では、一度もない。このまま春をむかえるのか。この所の話題は、新型肺炎
で一杯だ。クルーズ船で、患者が見つかり、その感染で、20人以上の人が感染して
入院したとのことだが。昔、地中海を巡るクルーズ船の旅に、申し込んだことが
あったが、満席で行けなかったことがあった。クルーズ船の旅で、もしこのような
感染の事故に合ったらと思うと怖い。隔離された船の中では、気が付かなければ
全員、感染の恐れに遭遇することになる。特に高齢者は弱い。中国では、感染者
が3万人を超え、死者が600人を超えたとのこと。武漢から日本へ帰って来た
500人ほどの中に20人近くの患者が見っかったとのことであるがこの感染率
から想定すると、武漢の人口が900万人であるので、36万人ほどが感染している
ことになるとおもうが、中国の情報は疑わしい。数年前に、鳥が持ち込んだウィルス
で鶏が感染し、その養鶏場の鶏がすべて処分されたことがあったが、人の場合は、
町全体を隔離しても、処分することはできない。やはり、発生した、小域の段階で
隔離することが大切なのだろう。しかし、今回はそれができなかったのだ。
このまま、暖かくなって菌の力が弱くなってくれればよいが、逆に強くなった場合
は、拡大の恐れがある。菌にきく薬の開発が早くできることを祈るばかりである。


哺乳類の毛皮は寒さを防ぐためにあるが人にはないのは何故か

2020-02-03 09:44:50 | 日記
今週も、暖かい晴天の日がつづくようだ。朝からの散歩で帰って来たばかりで
あるが歳をとってくるとつまらないことに気が付いてくるものか。今年は温暖な
冬であるが昔の今頃は、奥多摩で仕事をしての帰りに大雪にあい、帰りに自動車
が滑って、ボンネットに傷をつけたことを思い出す。しかし、昔の人は、このような
寒さをどのようにして、回避してきたのであろうか。哺乳類の多くの生き物は、寒さ
を防御できるように毛や暑い皮膚で覆って対策ができているが、人はそのような
防御はない。人類の祖先としてのホモサピエンスは、この生きていた時代には、
狩りで射止めた動物の毛皮を着て暮らしていたとおもうが、この動物が採れない
ことになった時にはどうしたのであろうか。人が動物と違って、毛皮をなくし、二本
足歩行をするようになり、走りやすくなり汗をかくことに対して、毛皮で身体を覆
っていることは不適切であり、自然に皮膚が薄くなっていったといわれている。
エジブト時代の頃には、綿花を利用して、糸が造られ着物ができていることが判
っている。しかし、織物に対する歴史が、いつ頃から出てきたのか資料がないので
判らないらしいが、日本では、弥生式時代には織物らしきものができていたらしい。当然、糸を編む場合には、針が必要となるが、最初は骨に穴をあけて造ったものを利用していたらしい。しかし、人間が現在のような暮らしを送るようになったのには、相当な時間を経ているのであるが、人間の知恵には驚くばかりである。もし、昔に
生まれてきたらどうであったかと思うと、我々は感謝すべきであろう。