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筑波山神社 11月1日、
御座替祭に合わせ30年ぶりに修理なった神橋の「渡り初め式」祭行
筑波山神社の秋の御座替祭が11月1日(金)、神社関係者多数が参列して行われた。これに合わせ境内にある江戸時代初期の建築物の一つで、県指定文化財「筑波山神社神橋」の修理が終わり、渡り初め式が行われた。
御神橋の修理は約30年ぶりで合成塗料などが使用された1988年の前回と異なり、全面漆塗となり文化財の価値を損なわない伝統工法を用いたのが特徴である。
神橋は長さ7.3幅3メートルで切り妻、こけら葺屋根がある反り橋。1633年(寛永10年)に徳川家光が寄進したと伝えられている。
全面漆塗りとしたほか、彫刻には貝殻や鉱石を砕いた顔料「胡粉」による彩色が施された。屋根は厚さ約3ミリの木の板を重ね合わせる「こけら葺き」で、美しい曲線を再現した。
渡り初め式が午前中に行われ、その後3時半頃から神輿が橋を渡り、続いて参拝者が橋を通行した。
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