今週の活動は、東関東地区ということで、千葉と茨城で2日間ずつの行動でした。
千葉は、以前、市川市に住んでいた(1996年から2000年までの4年半、千葉県民でした!)こともあって、どちらかと言えば馴染みの深い土地です。8月には、千葉市で連日活動していましたしね。それでも、今まで行ったことの無かった柏や木更津、そして銚子にもお邪魔して、それぞれで街の様子を見させていただき、千葉の多様性も感じることができました。
実際、千葉というのも広くて多様な県で、千葉市の駅付近だけ見ていては決して千葉の全容は掴めないでしょうね。西の市川から東の銚子、北の柏から南の館山、そしてその間に散らばる成田、船橋、松戸、木更津、勝浦・・・。実に多様な顔を見せてくれます。
その中で今回は、やはり初めて訪れた銚子が印象に残りました。閉鎖されてしまった銚子市立病院のお話を聞いたから、ということもありますし、短時間ではありましたが、地元の皆さんとお近づきになれたことも影響しています。市立病院の閉鎖ですが、それで市から病院が消えてしまったわけではありません。病院はあるのです。ただ、銚子市立病院が担っていた総合病院としての機能、特に救急医療の機能が失われてしまったことは、市民にとっては安心感の喪失につながるのです。この問題については、ネットを探るといろいろな意見や見解が見て取れます(原因についての意見も様々)ので、もう少し時間をかけて掘り下げてみることにします。
次に、茨城についてです。
今回は、つくば、水海道、土浦、水戸での行動でしたが、やはり「つくば」が印象的でしたね。「つくばエクスプレス」が開通して、秋葉原からつくばまではたったの45分(快速)です。余裕で首都圏への通勤圏内ですね。そしてつくば駅周辺も、そしてその一つ手前のつくば研究学園の周辺も、今、開発が進んでいて、まるで近未来都市のような空間が出現しつつあります。
このような状況の中で、今後恐らく、つくば地域は東京・埼玉・千葉圏との経済的結びつきを深めて行くのでしょうね。その時には、茨城県内でも人口移動などの変化が生じてくるのかも知れません。つくば地域の開発・発展が、茨城県全体の利益に結びつくといいのですけどね。
ところで、今週号(10/3号)の週刊ダイヤモンドは、「ふるさとを救え~地方はこれで蘇る」という特集を組んでいます。地方をどう強くするか、参考になる記事がありますので、興味のある方はぜひご一読を。特に面白かったのが、「気候や歴史がつくる47都道府県の県民性」という記事で、それによると千葉県民は「明るく熟しやすい豪快な性格」で、茨城県民は「激しやすいが正直で人情家」とのことです。どうです?合ってます?
ちなみに島根県民は「保守的だが人情は細やか」だそうです。同じ島根でも、出雲と石見だとまた違うと思うのですけどね・・・。
以上、今週の雑感でした!