今日は午後から、新幹線で京都へ。京都駅前の京都タワーホテルで開催されていたNTT労組・京都総支部の研修会&役員会議にお邪魔して、会の最後に、「政治学習会」ということで約45分間、お集まりの皆さんにお話させていただきました。
最初にまず近況報告ということで、この3ヶ月の出来事、特に代表選挙のまつわる裏話などを中心に紹介。そして、今日のメインである情報通信政策について、特に、光の道構想、戦略大綱、ICTタスクフォースでの議論の状況、今後のポイントなどについてお話ししました。
今日も、内容的には2時間ぐらいかかる分量を用意。それをさらっと45分でまとめてしまったので、参加者の皆さんにはフラストレーションの残る内容だったかも知れません。質疑応答の時間がなかったのもちょっと残念でした。質問をされたかった皆さん、ぜひメールでご質問をお寄せ下さい!
さて、今日は素晴らしいニュースが二つ、飛び込んできました!
一つ目は、ニュースでも大々的に取り上げられていた、南米チリの鉱山落盤事故現場から最初の労働者が救出されたニュース。その瞬間の映像は、世界中に感動と希望を与えてくれました。何せ、69日ぶりです。これだけ長期間、地中に閉じ込められていて生還した例はこれまでなかったということですが、本当によく頑張ったと思います。最後の一人が救出されるのは明日になるようですが、何としても全員無事で生還して欲しいですね。
そして二つ目、これは、すでに何日か前に伝えられたニュースなので、ちょっと速報性に欠けるのですが、私が気づいたのが今日だったので紹介したいと思います。
そのニュースというのは、立命館大学の北泰行教授らのチームが、クロスカップリング反応をレアメタルを用いずに実現する技術を開発したというニュース。クロスカップリング反応というのは、医薬品や液晶などの製造に幅広く使われている基礎技術ですが、先日、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大特別教授と鈴木章・北海道大名誉教授は、まさにこの技術の開発によってノーベル賞を受賞したわけです。
ところが、このクロスカップリング反応を行うには、パラジウムなどのレアメタルが必要なのです。今回、尖閣諸島問題で、中国がレアメタルの輸出制限をしたのではないかと伝えられましたが、レアメタルの大部分を中国からの輸入に頼っている現状では、今後も供給の不安定さや、価格の高騰などに悩まされる可能性も高いわけです。
今回、北教授らが開発した新しいクロスカップリングの方法は、なんと、そのレアメタルを必要としないのだそうです。そればかりか、日本が世界的な産出量を誇る「ヨウ素」を触媒として用いるのだそうです。そのため、製造コストが半分近くになる可能性があると。凄いじゃないですか! うまく行けば、レアメタルへの依存が減少するばかりか、日本が資源を輸出出来る可能性もあるのですから。
ということで、今日は二つも、私たちに希望を与えてくれるニュースに接しました。身体は疲れていながらも、心が妙に弾んでいるのはきっとそのおかげですね。
最初にまず近況報告ということで、この3ヶ月の出来事、特に代表選挙のまつわる裏話などを中心に紹介。そして、今日のメインである情報通信政策について、特に、光の道構想、戦略大綱、ICTタスクフォースでの議論の状況、今後のポイントなどについてお話ししました。
今日も、内容的には2時間ぐらいかかる分量を用意。それをさらっと45分でまとめてしまったので、参加者の皆さんにはフラストレーションの残る内容だったかも知れません。質疑応答の時間がなかったのもちょっと残念でした。質問をされたかった皆さん、ぜひメールでご質問をお寄せ下さい!
さて、今日は素晴らしいニュースが二つ、飛び込んできました!
一つ目は、ニュースでも大々的に取り上げられていた、南米チリの鉱山落盤事故現場から最初の労働者が救出されたニュース。その瞬間の映像は、世界中に感動と希望を与えてくれました。何せ、69日ぶりです。これだけ長期間、地中に閉じ込められていて生還した例はこれまでなかったということですが、本当によく頑張ったと思います。最後の一人が救出されるのは明日になるようですが、何としても全員無事で生還して欲しいですね。
そして二つ目、これは、すでに何日か前に伝えられたニュースなので、ちょっと速報性に欠けるのですが、私が気づいたのが今日だったので紹介したいと思います。
そのニュースというのは、立命館大学の北泰行教授らのチームが、クロスカップリング反応をレアメタルを用いずに実現する技術を開発したというニュース。クロスカップリング反応というのは、医薬品や液晶などの製造に幅広く使われている基礎技術ですが、先日、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大特別教授と鈴木章・北海道大名誉教授は、まさにこの技術の開発によってノーベル賞を受賞したわけです。
ところが、このクロスカップリング反応を行うには、パラジウムなどのレアメタルが必要なのです。今回、尖閣諸島問題で、中国がレアメタルの輸出制限をしたのではないかと伝えられましたが、レアメタルの大部分を中国からの輸入に頼っている現状では、今後も供給の不安定さや、価格の高騰などに悩まされる可能性も高いわけです。
今回、北教授らが開発した新しいクロスカップリングの方法は、なんと、そのレアメタルを必要としないのだそうです。そればかりか、日本が世界的な産出量を誇る「ヨウ素」を触媒として用いるのだそうです。そのため、製造コストが半分近くになる可能性があると。凄いじゃないですか! うまく行けば、レアメタルへの依存が減少するばかりか、日本が資源を輸出出来る可能性もあるのですから。
ということで、今日は二つも、私たちに希望を与えてくれるニュースに接しました。身体は疲れていながらも、心が妙に弾んでいるのはきっとそのおかげですね。