皆さん、こんばんは。
昨日、松本市入山辺三城にある、木青連の森にて、
長野県木青連、毎年恒例の下草刈りを行いました。
この山は、10年以上前、一般の方々と一緒に植樹をし、
それ以降、毎年、下草刈りや、枝払いをしたりしてきた森です。
私もここ何年か参加していますが、
一年で、結構下草は生えますし、
枝はやはり数年で結構伸びます。
間伐が行われたところと、そうじゃないところでは、
当然ですが、日の入り方も全然違います。
また、残念ながら、鹿の食害にあい、
枯れている若い木も多いです。
この活動に参加してみると、
よくわかるのは、山の手入れの大変さと重要性です。
ただ、木を使えば、森が健康になると言うことでもありません。
やはり、使える木を作るためには、森を健康にする必要があります。
そのために、間伐等をしなくてはいけませんが、
様々な理由から、なかなか行われておりません。
先日の鹿児島で、
熊本の材木系工務店の方に話を聞いたのですが、
今、九州では、山出しする林業の業者が足りないくらい、
木が出され、合板なり、住宅に使われているようです。
信州より九州の方が木の成長が早いようですが、
この先、信州でもそうなるか。
やはり、なるようにしなくてはいけません。
そのために、今、なにをするか。
何でも、住宅用材というだけでなく、
住宅用材にならない間伐材をどうするか、どう使うか。
それをまず、考えないといけないと思っています。