My旅行記

家族旅行の記

長男の卒業記念旅行 in 広島

2012年03月24日 | Weblog
長男の中学校卒業と高校合格を祝した家族旅行を企画。青年期にぜひ訪れさせたいと思っていた広島に。
いつものように自家用車利用では遠いし、かといって家族5人で時間の無駄なく行って帰って来るにはお金もかかる。どうしようかと思っていたところに、JR東海ツアーズのパック「広島ロングステイ」を知り、他と比較しても格段に安いので早速申し込んだ。

3月17日(土)雨
安中榛名駅発。駅前に無料で車を止められるのがいい。
東京駅9時過ぎ発ののぞみで4時間。午後1時過ぎに、私にとっては8年ぶり3回目の広島市へ。
タクシーで3泊の宿となる「グランドプリンスホテル広島」へ。
チェックイン後、ホテル前桟橋発の高速船2デーパスを購入し、宮島「厳島神社」へ。
平清盛には特に関心はないが、朱塗りの特異な景観は、初めての妻・子供たちにとっては印象深かったようだ。
御朱印をいただいたり、かき料理「とりい」で遅めの昼食をとり、この日はホテルに。
夕食を心配するほどお腹もすいていなかったので、ホテル内のお好み焼き「かっくん」のデリバを利用。

3月18日(日)雨
天気予報に反して、朝からしとしと雨ふり。
この日はホテルをベースに、山口美祢市の「秋吉台・秋芳洞」に足を伸ばす。
高速船の2デーパスを活用して、宮島口まで行き、そこでレンタカーを借りるつもりでいたが、岩国か廿日市でなければ店がなさそうなので、岩国まで電車利用で移動。マツダレンタカーで当日予約。借りたデミオはとても運転しやすい車だ。
高速を飛ばしたが思ったより時間がかかり、ちょっとお疲れモードで秋芳洞着。
妻も子も、想像以上の規模に興奮気味だった。
天気が悪かったが、私も初めての秋吉台をドライブ。
昼食に大正洞前のなぞのカレー屋でキーマカレーを食す。
それなりの時間をかけて帰路。岩国の錦帯橋は、道路から見えたのでそのまま素通り。
宮島口から宮島に渡り、高速船でホテルに帰るつもりだったが、わずか1分の差で最終便に乗り遅れ、結局また宮島口にもどり、市電で1時間近くかけて市街地へ。
夕食は、ガイドブックに出ていた「すずらん亭」で、「汁なし担々麺」。山椒の香りがきつい独特の味。なぜか仮面ライダーフィギュアで埋め尽くされていた店だった。

3月19日(月)晴れ
タクシーで宇品港へ出て、高速船で江田島小用港へ。旧海軍兵学校(海上自衛隊第一術科学校)の見学を申し込む(写真)。尊敬する井上成美の足跡をたどり、私は30年前に一度訪れた。優秀な人材が軍人を目指し、人々が尊敬し、国や公のことを本気で考える若者がいた時代があったこと。特攻隊の遺書なども展示され、心をうつ。不自由もなく日々を送る長男に見せたいと常々思っていたところだ。
見込みより江田島滞在時間が長くなり、呉の町散策や「大和ミュージアム」は、残念ながらあきらめた。
予約してあった「マツダミュージアム」の見学時間にぎりぎりとなってきた。宇品に戻り、タクシーを利用し何とか間に合った。
15:30、平和記念公園に向かい、原爆ドーム・平和記念資料館を見学。
妻は、悲惨な写真などを見ることを最初ためらっていたが、じっくり見学をして認識を新たにしたようだ。
「これから8月6日を迎える気持ちが今までとは違う。来てよかった。」と言っていた。
肝心の息子が、兵学校の見学と同時に同様の感慨を心にとめてほしいと思うが、どうだったか・・・。
外国の人の方が、ヒロシマに詳しいというのでは情けないと思う。中学の修学旅行は京都・奈良。高校の修学旅行は沖縄だそうだ。そうなれば、意図して家族で連れてこなければ、大切な地を日本人のくせに多感な時期に訪れなくなってしまう。

 最後の晩なので、ホテルの夕食を一人3,000円以上払って予約しておいたが、あまりおいしい食事ではなかった。

3月20日(火)晴れ
ホテル玄関でタクシーを拾い、広島駅へ。運転手はいろいろ見せて連れ回したかったらしいが、お土産を買うためとにかく駅へ。新幹線名店街で、もみじまんじゅうをはじめ購入をすませ、駅の遅めの朝食をとり12:06発のぞみ26号で帰路。
三島・新富士間で触車事故があり、新明石駅で1時間ほど足止め。
何とか8時には家に着けた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする