AKB48の旅

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ぐぐたす選抜

2012年03月05日 | AKB
きたりえ、ニローニはちょっとだけ調整の臭いがするけど、それでもほぼガチ選抜だった、あたり。干されメン本人、そしてそれぞれ推しの方々には死活問題だったかもしれないけど、ぐぐたす選抜という企画、そして4日に渡るじらし発表の効果たるやてきめん。いつからと指摘できるわけではないけど、ぐぐたすの活況ぶりたるや。ここんとこ、投稿数が多すぎて追い切れん状態が続いてたし。

「18歳以上」「無人駅や、ひらりー残念」もうまいなあと思う。企画はとっくに走ってたんだろうし、年齢制限は実務上の制約なんだろうけど、この一文を滑り込ませることで、代わりにきたりえ、ニローニが入ったのかな感を漂わせてる。この残念感の余韻が、たぶん今後に効いてくる。さらに「まだ、楽曲もできてない」「センターを決める」ということで、「上からマリコ」的なおいしい楽曲になりそうな期待感で、さらにヒートアップしそう。

超選抜が入らなかったのも、結果から見るとあたりまえかもしれない。これに麻里子様が入ってたら、それこそ「上からマリコ」の二番煎じにしかならないし、他の誰でもほぼ同様。それじゃあ面白くないだろう。秋元康の方法論は、現実の一つ先のリスクなんで、今回は超選抜を入れないリスクをとったということだろう。

そして「4月から」と、また一歩先に撒き餌。こういうドライブ感覚って嫌いじゃないな。確かに操られてるんだけど、そこに100パーセントの悪意はない。ちょっとグレーかもしれんけどね。そしてそのグレー感が、秋元康への嫌悪感を引き起こしかねない、というか少なからぬ人々に誤解されてるところなんだろう。こうやって見ると、AKBムーブメントの絶妙な位置取りの淵源は、秋元康なんだな。あたりまえか。