AKB48の旅

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「HKT48九州7県ツアー ~可愛い子には旅をさせよ~ Making」ブルーレイ

2014年08月06日 | AKB
福岡夜公演の感想がとんでしまうけど、Makingが秀逸だったんで書いてしまう。2時間20分あまり、一瞬たりとも気抜けしない濃い内容で、このMakingのためだけでも、ボックス買いの価値があるとまで言い切ってしまおう。

まず何より、九州7県ツアーの全公演が取り上げられてる。大分昼公演、宮崎公演、熊本公演、鹿児島昼・夜公演、佐賀昼・夜公演、長崎昼・夜公演の9公演は映像ソフト化されてないと書いてしまってたけど、このMakingでそれなりにカバーされてる。

次に時系列に忠実に編集されてて、正にHKTの急成長の軌跡がなぞれてる。そんなの当たり前だと思われるかも知れないけど、カメラの密着度が高くて臨場感が伝わって来るし、その時その時のメンバーの肉声がリアル。そして特筆すべきは、失敗とかも包み隠さずにさらけ出してること。何の言い訳とか加えることなく、大分昼公演で衣装が落ちたシーンとか、長崎夜公演で「鹿児島」と言い間違えたのとか、そのまま入ってる。

大分夜公演での「クラス替え」後の、バックヤードでの指原さんの立ち回りがしっかり捉えられてるのもポイント高い。役回りというか役どころがまんま高橋さんと同じで、けれどもそこは指原さんなんで、各メンバーへのフォローが、やや上から目線の強めの物言いになってるのと、「クラス替え」についての指原さん自身の感想が聞けるんだけど、これがもう完全にプロデューサー目線なのが興味深かった。

「みやわきー」を提案したことを自慢する森保さんのドヤ顔が見れたのは良かったけど、その肝心の「みやわきー」がフルで入ってないのが、返す返すも残念。本編に入ってないんだし、間違いなく需要はあるんだし、何より私が一番見たかったところだし、なんでフルで入れてくれなかったの、と愚痴りたい気分。

あとは、長崎昼公演のアンコールで「桜、みんなで食べた」が初披露されて、中西さんが選抜に入って涙ぐむシーンと対比するように、選抜に選ばれなかったメンバーのステージ裏の表情を、けっこうな時間を割いてずっと写してるところが、心に響いたなあ。みんな良い表情をしてる。