AKB48の旅

AKB48の旅

Confusion matrix

2016年08月11日 | AKB
【コラム】影のあるクラスメイト――欅坂46が大人になった私たちに思い出させるもの
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00147069-rorock-musi

AKBグループをひとつの教室に例えてみる。そうするとAKB48はいわゆる「クラスのアイドル」的存在だ。いつも笑顔で明るく、男女ともに誰からも好かれる人気者。一方、ライバルグループである乃木坂46は「女子校出身のお嬢様」的存在。凛とした佇まいはクラス中の男子が憧れている。そして坂道シリーズ第2弾である欅坂46は特別な優等生でも劣等生でもない、でも「どこか影のあるクラスメイト」だ。同性の友人も多いし、それなりに学校生活を楽しんでいるように見える。しかし心のなかでは大人と子供の中間の複雑な感情を抱いていて、どのグループよりも「リアルな少女の姿」に近い。だから彼女たちと10代の頃の日記がリンクしたのだと思う。

「奇妙な倒錯」と言うと言いすぎかなと思うし「違和感」と言うほどのものでもない。それでもなんか読んでて、遠回しに聞こえてくる不協和音、それもひどく弛緩したそれに触れるような、とでも表現すれば良いんだろうか、もう何言ってるんだか分からないけど、そんな(どんな?)記事。

敢えてシンプルに言うなら、フィクションに意図的に載っかって、そのフィクションをリアルだと宣言した上で、逆にリアルをフィクションだと言い募る感じというか。なんか書いてて混乱するけど、それくらいに不思議ちゃんな内容になってると思う。

署名が「渡辺満里奈」になってるけど、これってあの渡辺満里奈さんなの?こちらでまた混乱か。

島崎さんの「孤独」

2016年08月10日 | AKB
8月7日の「おしゃれイズム」は吉岡里帆さんだったけど、その友人という触れ込みで島崎さんがゲスト出演してた。いろいろなことが語られてたけど、番組の最後にけっこうな爆弾発言があった。以下文字おこし「(吉岡は)話せば話すほど、私のことを理解してくれるんですよ、全部を受け止めてくれてて。そんな人って、本当に、わたしのまわりにこれっぽっちもいないんですよ」。

普通に聞けば、この「わたしのまわり」とはAKBの同僚と受け取ることになるだろう。島崎さんの「外」志向は、指原さんのような才能方面ではなくて、島崎さんという個性そのもの、人間性そのものなわけで、グループという枠組みからは「孤立」せざるを得ないことになる。言わば必然の「孤独」。

同系統の存在様式ではあっても、前田さんには高橋さんという最良の理解者が寄り添っていたわけで、このあたりの厳しさは、その与えられた(引き受けた)役どころ、立ち位置も含めて、島崎さんの方が極北ということになりそう。

AKBのためと言うだけではないだろうけど、それでもAKBのためには違いない、そんな「孤独」を真っ正面から受け止める島崎さんという存在に、あらためて敬意を表したい。

プロデューサーへの誘導?

2016年08月09日 | AKB
小室哲哉・つんく、指原莉乃を絶賛
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2076430.html

秋元氏は「この状況の中で、『週刊誌が滅んだらいい』と言う。これをネットニュースにあがるだろうなと想定しながらしているのが、プロデューサーとして一流」と感心。小室も「(指原の)機転の良さは能力。本当に勉強になる。空気読むわ、すごいね」と手放しに褒めちぎり、海外滞在のため、LINEでの参加となった、つんくも「指原をとりたいね!」とラブコール。日本を代表するプロデューサーを絶賛させた。

指原は「ありがとうございます」と喜びながらも、「リップサービスです。社交辞令。でも言っていただいて光栄ですね」と謙虚に語っていた。


何事につけ、物事には多様な視点があり、側面があり、目的があるもの。昨日の今日だけど、かつての「AKB学校化計画」のなれの果ての現在進行形という見立てとともに、指原さんのプロデューサーへの誘導、養成という構想も見え隠れしてるような。

「AKB学校化計画」の秋元氏流かも

2016年08月08日 | AKB
以下、コメント欄からコピペ

指原は外に対してプロデューサーとしてなんの実績もないので、このメンツの中に名前が並ぶということは、名義貸しではなく実際に働いてもらうということではないでしょうか。

現状の48Gでは外との利害関係に縛られて制限を受けるのがネック。
専門学校なら授業料を徴収できれば、それ以上の利害関係に介入される可能性は殆ど無いでしょう。
専用の劇場もあるようなので、自由に何でも出来そう。

料理界が、有名店で下働きしながら技術を学ぶより専門学校でお金を払って技術を学ぶほうが、短期間で自分の店を出店できたりするそうですし。
プロダクションに所属してしがらみあるより、授業料払って学びに来る人間の方が可能性は広いのかも。
もともとAKBGでも学校みたいに云々言ってたし、秋元Pの理想に近いんでしょうね。

今夜のパネルディスカッションで何か進展があるかな?


kazuさん、コメントありがとうございいます。そしてご指摘ありがとうございます。

そうでした。すっかり失念していましたが、「AKB学校化計画」というのがありましたね。当初とは全く違った形で実現してしまう・・・、あるいは実現してしまわないと言うべきなのかもしれませんが、現実に対して「試し」として働きかけてみて、その結果なりに逆らわない、理念とかにこだわらない。成功すればどこへであれイケイケどんどん、失敗だったら撤退して一からやり直す、そんな秋元氏プロデュースの真骨頂という理解で良いのかも知れません。

TIF HOT STAGEのチーム8

2016年08月07日 | AKB
素晴らしかった。

出演メンバーは、行天優莉奈、下尾みう、人見古都音、長久玲奈、倉野尾成美、太田奈緒、永野芹佳、中野郁海、坂口渚沙、佐藤七海、横道侑里、佐藤栞、吉川七瀬、本田仁美、岡部麟、谷川聖(敬称略)。

セトリは「ポニーテールとシュシュ」(長さんギター演奏でのアコースティックver)、「47の素敵な街へ」(中野さんセンター)、「Everyday、カチューシャ」(倉野尾さんセンター)、「自己紹介」、「夢へのルート」(坂口さんセンター)、「君のことが好きだから」、(倉野尾さん、佐藤七海さんWセンター)、「大声ダイヤモンド」(倉野尾さんセンター)、「制服の羽根」(中野さんセンター)、「ひこうき雲」。

すぐに気がつくところでは、山田菜々美さん、小栗有以さんがいないけど、そんなことはまったくハンデになっていない。メンバー個々人の魅力を超えて、16人のチーム感、一体感があって、それがなんとも心地よい。1+1が5にも10にもなっている、そんな相転移がはっきりおこってる。なんか前田AKBがピークを迎える直前の、あの上り坂な感じ、「坂の上の雲」にして「14番目の月」にして「ビューティフルドリーマー」な勢いが感じられる。

そして、こういう比較は誤解のもとではあるけど、こうしてTIFという場で、他の様々なアイドルと同じステージ(SKY STAGE、HOT STAGEの違いはあるけど)に立つのを見せられると、AKBの楽曲の桁違いのレベルの高さ、衣装を含めたパフォーマンスレベルの高さが実感される。何度も見返してしまう。クオリティが全く違う。

実はAKB48SHOW以来、ずっとヘビロテ状態の「夢へのルート」なんだけど、私的にこっそりパフォーマンスを含めての「神曲」認定してしまおう。自己言及型の歌詞は、やはりAKBの最大の魅力の一つ。最近のAKB関連楽曲の中では、一番好き。