台所のコンセント1箇所だけが、突然通電しなくなったので見てください。との
ご連絡をいただきました。 ブレーカも落ちていないとのことです。。
戸建てのお客様です。
伺ってみるとご自身でコンセントも交換してみたそうです。 更に詳しい状況うかがうと
このコンセントは、あとから増設したそうです。脱衣室にある分電盤からユニットバスの上を
経由して、外壁に出して 外壁を回して台所まで配線したとのことです。専用回路ですね
まずコンセントの電圧をあたってみます。 AC10Vでした 異常です。
次に分電盤を見てみます。
行き先を示す回路表示が、まったくありません。これだと普通なら回路を調べることから
始めないとならないのですが、ありがたいことに問題の回路は 14番の回路です。とメモを
いただいておりましたので、大変助かりました。 調べたところ 間違いなく14番でした。
14番のブレーカからは正常にAC100V出ています。(たまにブレーカー不良と言うこともあります。)
ここで気になったのが、ブレーカのところはケーブルの太さが1.6mm
台所のコンセントは2.0mmでした。サイズが違っているので
間違いなく どこかで 接続されているはずです。
浴室の天井裏で、接続されているのを、見つけました。ワゴから銅線が露出してるのが気になりましたが
とりあえず、ここは異状無しです。1.6mm同士なので、もう1箇所接続されている箇所があるはずです。
↑ 台所のコンセントの外側です。 ココから分電盤に至るまで、点検してみました。
何やら怪しそうなところを見つけました。 PF管同士をテープでつなぎ合わせています。
ココを外して見ます。
ココで 分電盤から配線されている1.6mmと2.0mmを接続していました。
なぜ こんなところで こんなことしたんでしょう?
配線工事の途中で2.0mmのケーブルが、ここで足りなくなったんでしょうか?
更に テープをはがしてみると、、、
ナンですか これは。。。
小スリーブ 1個しか持ってなかったんでしょうか?
驚きを隠せませんが、原因は、はっきりしたので即 補修作業に入ります。
接続 しなおす箇所にボックスをつけて、分電盤からの1.6mmのケーブルを撤去して
新しく2.0mmに張り替えました。
ひとりだったので 脱衣室とと屋外を行ったりきたりこれが、一番苦労しました。
スリーブにて 接続後 エフコテープ巻きました。
接続箇所はボックスに納めて 補修完了です。
通電確認後 補修した回路のみですが 回路表示しました。
作業終了です。
弊社へご依頼いただきましてありがとうございました。