パナソニックのワイドスイッチ デザインが良くて 交換した時は
お客さんに喜ばれます、私自身も良いスイッチだと思って、たくさんつけてきました。
ところが、後日 お客様から 「このスイッチは使いにくい」とよく言われます。
居室につけたこのスイッチONなのかOFFなのか、わからなくて困ると言われました。
はじめは、どうして困るのか、わかりませんでしたが、お話をうかがってみると
その方は普段 照明をリモコンと壁のスイッチ 併用して 操作されていました。
リモコン使うときは、スイッチは常にONになっていないと使えません、
見た目で、ONかOFFかわからず
いつも無駄にパチパチして ストレスを感じるようです。
確かに最近はシーリング照明 ほとんどがリモコン付ですからね。
ちゃんとわかるスイッチに交換してほしいと要望されましたので
ONなのかOFF わかるようにする為に、ほたるスイッチというスイッチに交換しました。
しかし、、ほたるスイッチにすれば、この使いにくさは解決するかと思うと
そうでもないケースがありました。 次の事例です。
これもまたONなのかOFFなのか わからずトイレの照明がいつも点きっ放しになって
困るということでした。(弊社で工事したものではありません) 私も見たとき
赤く光る(パイロットスイッチ)スイッチは、かろうじて換気扇だろうと
推察できましたが、あとは、何処のスイッチかもONなのかOFFなのかもわかりません
パチパチ やってみたところ 換気扇と 洗面所 トイレ 浴室でした、
わかりやすくする為 次のように交換してみました。
ほたるスイッチです。
緑の時は照明は消えている。 これで ON OFFの状態 がわかります。
(本来は暗闇でも位置がわかるようにとうスイッチです。)
ということは、上の写真だと 照明 換気扇は 現在 すべて点いている状況でしょうか
違います。 換気扇だけ ついていません。 換気扇が回っている時は ランプは赤くなります。
今は 停止状態です。 わかりにくいですね。
理解出来るのは、施工した電気屋だけです、これでは意味ありません。
お年寄りがいるご家庭はこのスイッチは、非常にわかりにくいと不評です。
ちなみに上の写真 これが すべて ついている状態になります。
使う人が わかりやすくしようとしたら この場合
電気屋は換気扇のスイッチまで、ほたるパイロットという
高いスイッチに交換するかあるいは換気扇も普通の蛍スイッチにするか、
しなくはなりません。お客様にも無駄なコストをかけてしまいます。
そもそも ON OFF の状態が一目でわからないって
スイッチといえるでしょうか?
他メーカーでは わかるように工夫されたワイドスイッチがあります。
(というよりもわかりにくいのはパナソニックだけです。)
たとえばこれは東芝のワイドスイッチ いわゆるシーソー方式と言うやつで
左がOFF 右がON (片きりスイッチの場合)
つまり写真の例だと 上が、キッチンがOFFで 流し元灯がON と一目でわかります。
換気扇も同様に左に倒せばOFF 右でON これなら 家族 だれでもわかります。
わかりやすく 使いやすいのは 明らかにシーソー方式のスイッチです。
パナソニックのワイドスイッチも従来とおり在庫は常備しておりますが
特にお客様からメーカーの指定がない限りは東芝のワイドスイッチをつけさせて頂いております。
個人的にはデザインも東芝の方が好きです。