皆様こんばんは。
本日は木曜日、日本棋院棋士の対局日でした。
幽玄の間でも多くの対局が中継されました。
ところで、棋士の多くは投了のタイミングに美学を持っています。
勝つ可能性が完全に0になるまで粘る人もいれば、これ以上打つと見苦しいというところで投了する人もいます。
いずれにしても負けを認めるところで投了するわけですが、そのタイミングはプロの棋力を基準にしているため、投了図を見ても勝ち負けが分からないという方も多いでしょう。
そこで、今回はプロの投了図を題材に問題を作ってみました。
1図(問題1)
元ネタは柳時熏九段と鈴木歩七段の対局です。
次は白番で、黒一団の生死はどうなっているでしょうか?
2図(問題2)
元ネタは中野寛也九段と伊田篤史八段の対局です。
白番でこの黒の生死はどうなっているでしょうか?
問題の答えが分かれば、同時に対局者がなぜ投了したかも分かるでしょう。
難易度としては、実は実戦と全く同じです。
ただ、周囲の石数を減らしたことで大分解きやすくなったのではないでしょうか?
死活問題に限らず、状況を判断するには盤面を整理して考えるということが大切です。
それができるようになれば、プロの碁も理解しやすくなるでしょう。
本日は木曜日、日本棋院棋士の対局日でした。
幽玄の間でも多くの対局が中継されました。
ところで、棋士の多くは投了のタイミングに美学を持っています。
勝つ可能性が完全に0になるまで粘る人もいれば、これ以上打つと見苦しいというところで投了する人もいます。
いずれにしても負けを認めるところで投了するわけですが、そのタイミングはプロの棋力を基準にしているため、投了図を見ても勝ち負けが分からないという方も多いでしょう。
そこで、今回はプロの投了図を題材に問題を作ってみました。
1図(問題1)
元ネタは柳時熏九段と鈴木歩七段の対局です。
次は白番で、黒一団の生死はどうなっているでしょうか?
2図(問題2)
元ネタは中野寛也九段と伊田篤史八段の対局です。
白番でこの黒の生死はどうなっているでしょうか?
問題の答えが分かれば、同時に対局者がなぜ投了したかも分かるでしょう。
難易度としては、実は実戦と全く同じです。
ただ、周囲の石数を減らしたことで大分解きやすくなったのではないでしょうか?
死活問題に限らず、状況を判断するには盤面を整理して考えるということが大切です。
それができるようになれば、プロの碁も理解しやすくなるでしょう。