皆様こんばんは。
最近、右肩の痛みに悩まされています。
マウスを触っている間が酷く、これが主な原因でしょうか・・・。
確かに、ここ数年でパソコンを使う仕事が増えてました。
スマホなどの影響も考えられ、いずれにしても現代病でしょうね。
私は病院嫌いなのですが、一度診て貰うことにします。
差し当っては、マウスを左手で操作することにしました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
また、明日は有楽町囲碁センターで指導碁を行います。
ご都合の合う方はぜひお越しください。
碁を打つことに支障は無いので、どうぞご遠慮無く!(笑)。
さて、本日はAlphaGo Lee対Zeroの対局をご紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fd/c4b0fb79520dbb1bf0fde9fb925fd836.jpg)
1図(テーマ図)
ここでZero、黒△と白△がくっついた所から離れて白1と打ちました。
調子が外れた手のようですが、棋士の対局でも打たれることがあります。
黒Aから小さく生きるならどうぞということですね。
そして、黒が他に打ったのを見て白3と手を入れました。
ただ、この打ち方をするためにはある問題があります。
それは・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/82/9864fb2ccb8dfdaca40c299f7a1d0b22.jpg)
2図(実戦)
黒1から動いてきたらどうするのか? ということですね。
白4までと取りに行って、確かに生きるためのスペースは足りません。
しかし、白の外勢にも隙があり、本当に取れているかどうか?
こういう状況を、専門用語で味が悪いと称します。
取れていそうに見えるけれども、実は黒から上手い手があって生きられたり、あるいは捨て石で大きな利益を上げられてしまうかもしれない・・・。
棋士はそんな状況はなるべく避けたいですし、もし打つなればしっかりと読み切った上でのことと考えます。
しかし、本図の後の変化は多く・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7f/8105b7f17125edc34c4ba8169509f329.jpg)
3図(変化図1)
例えば黒がこのように動いてくることが考えられます。
この図はAの所でのコウ争いになりますが、そうなった時の判断が必要です。
また、白2で他の手を選び、丸取りにできるかどうかも読まなければいけません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cf/aecf153be4629e157c273ad56e863d30.jpg)
4図(変化図2)
黒にはこんな手も考えられます。
もしこうなってしまうと逆に白が取られるので、白は他の打ち方を考えなければいけません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/59/4bd998f9bf3b14c7d5f3008ac2132ed8.jpg)
5図(実戦)
実戦は黒が隅の石を捨て、上辺に展開する作戦を採りました。
そちらでプラスが得られますし、また隅の石もまだ盤上に残っているので、何かの拍子に黒Aからの救出が実現するかもしれません。
となるとこの周辺で白は打ち方が制限されることになり、それも黒にとってプラス要素です。
こういった展開で実は白が良くないということも多く、白としてはこの進行にも気を付けておかなければいけません。
これらの図は一例ですが、つまり1図は白にとって心配が多い形なのです。
時間をかけて読みと判断の裏付けを取っておかないと、選びづらいのではないでしょうか。
しかし、Zeroは1手を0.4秒で打っているそうです。
そんな時間で読み切れるのでしょうか?
それとも、勘で大体分かってしまうのでしょうか?
こんなところからも、Zeroの部分戦での強さを感じ取れますね。
私の勘違いでした。
公開された対局は持ち時間2時間だそうです。
最近、右肩の痛みに悩まされています。
マウスを触っている間が酷く、これが主な原因でしょうか・・・。
確かに、ここ数年でパソコンを使う仕事が増えてました。
スマホなどの影響も考えられ、いずれにしても現代病でしょうね。
私は病院嫌いなのですが、一度診て貰うことにします。
差し当っては、マウスを左手で操作することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
また、明日は有楽町囲碁センターで指導碁を行います。
ご都合の合う方はぜひお越しください。
碁を打つことに支障は無いので、どうぞご遠慮無く!(笑)。
さて、本日はAlphaGo Lee対Zeroの対局をご紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fd/c4b0fb79520dbb1bf0fde9fb925fd836.jpg)
1図(テーマ図)
ここでZero、黒△と白△がくっついた所から離れて白1と打ちました。
調子が外れた手のようですが、棋士の対局でも打たれることがあります。
黒Aから小さく生きるならどうぞということですね。
そして、黒が他に打ったのを見て白3と手を入れました。
ただ、この打ち方をするためにはある問題があります。
それは・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/82/9864fb2ccb8dfdaca40c299f7a1d0b22.jpg)
2図(実戦)
黒1から動いてきたらどうするのか? ということですね。
白4までと取りに行って、確かに生きるためのスペースは足りません。
しかし、白の外勢にも隙があり、本当に取れているかどうか?
こういう状況を、専門用語で味が悪いと称します。
取れていそうに見えるけれども、実は黒から上手い手があって生きられたり、あるいは捨て石で大きな利益を上げられてしまうかもしれない・・・。
棋士はそんな状況はなるべく避けたいですし、もし打つなればしっかりと読み切った上でのことと考えます。
しかし、本図の後の変化は多く・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7f/8105b7f17125edc34c4ba8169509f329.jpg)
3図(変化図1)
例えば黒がこのように動いてくることが考えられます。
この図はAの所でのコウ争いになりますが、そうなった時の判断が必要です。
また、白2で他の手を選び、丸取りにできるかどうかも読まなければいけません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cf/aecf153be4629e157c273ad56e863d30.jpg)
4図(変化図2)
黒にはこんな手も考えられます。
もしこうなってしまうと逆に白が取られるので、白は他の打ち方を考えなければいけません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/59/4bd998f9bf3b14c7d5f3008ac2132ed8.jpg)
5図(実戦)
実戦は黒が隅の石を捨て、上辺に展開する作戦を採りました。
そちらでプラスが得られますし、また隅の石もまだ盤上に残っているので、何かの拍子に黒Aからの救出が実現するかもしれません。
となるとこの周辺で白は打ち方が制限されることになり、それも黒にとってプラス要素です。
こういった展開で実は白が良くないということも多く、白としてはこの進行にも気を付けておかなければいけません。
これらの図は一例ですが、つまり1図は白にとって心配が多い形なのです。
時間をかけて読みと判断の裏付けを取っておかないと、選びづらいのではないでしょうか。
そんな時間で読み切れるのでしょうか?
それとも、勘で大体分かってしまうのでしょうか?
こんなところからも、Zeroの部分戦での強さを感じ取れますね。
私の勘違いでした。
公開された対局は持ち時間2時間だそうです。