皆様こんばんは。
昨日から賀歳杯が行われています。
賀歳杯は恐らく中国の正月イベントという位置付けなのでしょうが、毎年メンバーが超豪華です。
今回は日本代表は一力八段、そして中国は柯潔九段、韓国は朴延桓九段!
一力八段は井山七冠とは嫌になるほど打っていますが(笑)、世界トップとの対局経験はそれほど多くありません。
今回はまたとない機会だったでしょうね。

1図(実戦)
一力八段の黒番、白は柯潔九段です。
白△の押しは、右上黒を狙っている手ですが・・・。

2図(実戦)
黒1、3の応急処置だけで、黒3に先行!
白Aと眼を取りに来られても大丈夫なのでしょうか?
早碁ということもあり、私には怖くてとても選べない打ち方です。
しかし、一力八段には凌ぎが見えているのでしょうね。
恐らくB付近の白の薄みを衝くのでしょう。

3図(実戦)
白△と飛ばれた場面です。
黒×が風前の灯火といった印象ですね。
これはいかにも黒が苦しそう、というより取られてもおかしくないように見えます。

4図(実戦)
しかし、黒△まで巧妙に形を作ってしまいました。
黒Aの切り狙いも生じ、中央の黒は簡単には死にそうにありません。
ここでも一力八段の読みは冴えていましたね。
全てを頑張り切り、一時は黒が良くなっていたと聞きます。
ただ、小寄せでらしからぬミスが出てしまいましたね。
途中までヨセも目一杯に頑張っていたので、ちょっと不可解でした。
なお、この対局は幽玄の間で中継されました。
解説者は芝野虎丸七段です。
幽玄の間での解説は初とのことですが、堂々としたものでしたね。
読みが早く、判断も非常にはっきりしています。
対局であれほど早く打てる理由がよく分かりますね。
昨日今日と、日本勢は残念な結果でした。
しかし、まだこれで終わりではありません。
明日はLG杯決勝第2局、そして勝てば明後日は第3局です。
井山九段の連勝を期待しましょう!
昨日から賀歳杯が行われています。
賀歳杯は恐らく中国の正月イベントという位置付けなのでしょうが、毎年メンバーが超豪華です。
今回は日本代表は一力八段、そして中国は柯潔九段、韓国は朴延桓九段!
一力八段は井山七冠とは嫌になるほど打っていますが(笑)、世界トップとの対局経験はそれほど多くありません。
今回はまたとない機会だったでしょうね。

1図(実戦)
一力八段の黒番、白は柯潔九段です。
白△の押しは、右上黒を狙っている手ですが・・・。

2図(実戦)
黒1、3の応急処置だけで、黒3に先行!

白Aと眼を取りに来られても大丈夫なのでしょうか?
早碁ということもあり、私には怖くてとても選べない打ち方です。
しかし、一力八段には凌ぎが見えているのでしょうね。
恐らくB付近の白の薄みを衝くのでしょう。

3図(実戦)
白△と飛ばれた場面です。
黒×が風前の灯火といった印象ですね。
これはいかにも黒が苦しそう、というより取られてもおかしくないように見えます。

4図(実戦)
しかし、黒△まで巧妙に形を作ってしまいました。
黒Aの切り狙いも生じ、中央の黒は簡単には死にそうにありません。
ここでも一力八段の読みは冴えていましたね。
全てを頑張り切り、一時は黒が良くなっていたと聞きます。
ただ、小寄せでらしからぬミスが出てしまいましたね。
途中までヨセも目一杯に頑張っていたので、ちょっと不可解でした。
なお、この対局は幽玄の間で中継されました。
解説者は芝野虎丸七段です。
幽玄の間での解説は初とのことですが、堂々としたものでしたね。
読みが早く、判断も非常にはっきりしています。
対局であれほど早く打てる理由がよく分かりますね。
昨日今日と、日本勢は残念な結果でした。
しかし、まだこれで終わりではありません。
明日はLG杯決勝第2局、そして勝てば明後日は第3局です。
井山九段の連勝を期待しましょう!