(197) 下着泥棒
四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。
登場人物
須藤良子(12。小6) 169㎝。髪をポニーテールに結んだ目を瞠るような美人。
香山京子(16)一年、165㎝。キリッとした美人。組長の娘だったが修一と出会って組を解散し、今はIT企業の社長。
担任教師(35) 170㎝。気味の悪い目に銀縁めがねをかけた男。

N=ナレーション
スタバの外観。
店内或いは天井の絵に良子の声、
「ーーーと言う訳なの」
テーブルに両肘をついて顎を支え、
京子「なるほどね・・・」
京子「それで情に厚い修ちゃんがB1を影警護につけてくれたんやな」
良子「お姉ちゃん、頭いいんですね。飲み込みが早いからすごく話しやすいよ」
冷めたような表情で、
京子「誉めてくれて有難う。何はともあれ・・・」
京子「修ちゃんと知り合いになれたのは良子ちゃんの人生最大の収穫やね」
テーブルの上の飲み物のアップに京子の声、
「もう一生怖いもんないで」
向こうの方の席から良子に見惚れてる男性客達に気づき、
京子(あんな離れた席からでも良子ちゃんの魅力に気がつくんやなあ・・・)
店内の絵に京子の呟き、
(ほんますごいわ、この子・・・)
無邪気な表情でジュースを飲む良子をシミジミ見つめ、
京子(幼い顔の下に大人の身体がついてるアンバランスな魅力が男を引き付けるんやろか・・・?)
良子「まさかお兄ちゃんとお姉ちゃんが友達だったとは夢にも思わなかった・・・」
京子「うちも良子ちゃんと修ちゃんが知り合いやったとは夢にも思わんかったで」
良子「すごい事を発表するけど、聞きたい?」
京子「うん、ものすごお聞きたいから焦らさんと早よ教えて」
良子「私、大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになるの」
微笑ましそうに、うんうんと頷き、
京子「夢を持つのはええ事や。頑張りや」
少しむっとした顔で、
良子「お姉ちゃん、私の事ばかにしてない?」
京子「してへん、してへん。そない見えたんやったら堪忍やで」
ストローをジュッと鳴らして飲み干し、
京子(うちと修ちゃんが深い仲なんを知ったらショックやろさかい秘密にしとこ・・・)
飲み物のカップをテーブルに置き、
京子「さて、良子ちゃん家へ家庭訪問にいこか」
良子「(驚き)えっ、わたし、別に誘ってないけど・・・」
空の絵にN『京子に強引に押されるかたちで、良子はしぶしぶ京子を自宅につれていったーー』
十階建て新築マンション(2LDK+ウォークインクローゼット)の外観にN『志保は良子と新生活を始めるために賃貸マンションに引っ越していた』
マンションを別の角度から描いた絵にN『大金を持ちながら賃貸にしたのは志保の堅実な性格ゆえだ』
良子の部屋がある四階の通路を歩きながら回りを見回し、
京子「まだ新築やんか。分譲?」
良子「賃貸です」
京子「へー、お母さん、賢い人なんやな」
不思議そうに、
良子「賃貸に住むのがなぜ賢いんですか?」
京子「うっかり不動産なんか持ったら将来、改修費や相続税でドツボにはまるだけや」
良子「へー、そうなんだ」
良子「家を建てた友達はみな自慢するけど、先々の事に考えが及ばないのね?」
京子「そおゆう事や」
京子「一括購入できる大金持ちか、リストラのない公務員以外は賃貸にしとった方が賢明や」
京子「ローンが終わる前にリストラされたら人生詰んで家庭崩壊してしまうさかいな」
通路の天井の絵に京子の声、
「家みたいな大きな買い物をする時は倒産、リストラありきで考えるべきやのに、家欲しさに最悪の事態を考える余裕がなくなってしまうんやろな」
京子「家をローンで買って二十年ぐらい経った人等に後悔してないか一回アンケートを取ったら面白いんやけどな」
京子「きっと今から家を買おう思てる人等がショックを受ける回答ばっかりやで」
良子「お姉ちゃんは何故そういうことに詳しいの?」
鼻の穴を広げて自慢げに、
京子「うち、こう見えてもIT企業の社長やさかいな、一般の人とは違う視点で物事を見れるねん」
感心し、
良子「へー、高校生で社長さんやってるなんてすごーい」
京子「せやろ」(ほんまはゼロからレールを敷いてくれた修ちゃんがすごいんやけどな)
京子、鍵を差し込む良子の後ろで彼女の太腿を凝視している。
良子の太腿を後ろからの視点で描いた絵のアップに京子の呟き、
京子(なんでか知らんけど、この子の太腿を見てたらムラッとなってくる・・・)
京子(修ちゃんが、うちの太腿にむしゃぶりつく気持ちがよお分かったわ・・・)
ガチャッとドアを開け、
良子「はい、どうぞ」
玄関に男物の革靴がきっちり揃えてあるのに気づき、良子がギョッとする。
訝しげにその靴を見て、
京子「良子ちゃんのお父さん、修ちゃんに始末されたゆうてたな?・・・」
怯えて京子を見つめ、
良子「もしかして化けて出た?・・・」
京子「(平然と)おもろいな、B1がお化けを刺せるか試してみよ」
注、奥のリビングに続く廊下の右にトイレと風呂。左に五畳のウォークインクローゼットがある。
廊下を恐々進む良子の後に京子が続く。
良子、クローゼットのドアが少し開いてる事に気づく。
そのドアを開けたら、下着入れの引き出しが開けっ放しになって下着類が散乱しており良子があ然とする。
平然と、
京子「なんや、下着泥棒かいな」(うちがこの子の下着、嗅ぎたいで・・・)
ウォークインクローゼット内で散乱してた下着を持ってあ然と下着を凝視する良子に、
京子「変なもん、かけられてへんか?」
キョトンとし、
良子「え、変なもんて?」
頬を染めて焦り、
京子「あ、いやっ、気にせんでええ。独り言や」(まだ男の生理も知らんのやな・・・)
リビングのドアの前に立って青ざめ、
良子「向こうに下着泥棒がいるんですよね?」
良子「警察を呼ばなくてもいいんですか?」
京子「警察なんか呼んだらB1の出番がなくなるやんか。うちが瞬殺したる」
ドアノブを握って京子に振り向き、
良子「(恐々)ほんとうに開けちゃいますよ」
人差し指にB1を停まらせて構え、
京子「はよ殺しとおてわくわくするわ」
良子が、そっとドアを手前に引いて開けると京子はドアの裏に隠れる形となる。
良子の驚愕した顔のアップ。
裸の担任が志保のブラをして良子のパンツを履いて勃起し、テーブルに掛けて堂々とスパゲティを食べている。
担任を見てぼう然と立ち尽くし、
良子「・・・せんせい・・・」(ママのブラジャーと私のパンツ・・・)
担任、不気味な無表情で良子の方に顔を向ける大ゴマ。
つづく
四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。
登場人物
須藤良子(12。小6) 169㎝。髪をポニーテールに結んだ目を瞠るような美人。
香山京子(16)一年、165㎝。キリッとした美人。組長の娘だったが修一と出会って組を解散し、今はIT企業の社長。
担任教師(35) 170㎝。気味の悪い目に銀縁めがねをかけた男。

N=ナレーション
スタバの外観。
店内或いは天井の絵に良子の声、
「ーーーと言う訳なの」
テーブルに両肘をついて顎を支え、
京子「なるほどね・・・」
京子「それで情に厚い修ちゃんがB1を影警護につけてくれたんやな」
良子「お姉ちゃん、頭いいんですね。飲み込みが早いからすごく話しやすいよ」
冷めたような表情で、
京子「誉めてくれて有難う。何はともあれ・・・」
京子「修ちゃんと知り合いになれたのは良子ちゃんの人生最大の収穫やね」
テーブルの上の飲み物のアップに京子の声、
「もう一生怖いもんないで」
向こうの方の席から良子に見惚れてる男性客達に気づき、
京子(あんな離れた席からでも良子ちゃんの魅力に気がつくんやなあ・・・)
店内の絵に京子の呟き、
(ほんますごいわ、この子・・・)
無邪気な表情でジュースを飲む良子をシミジミ見つめ、
京子(幼い顔の下に大人の身体がついてるアンバランスな魅力が男を引き付けるんやろか・・・?)
良子「まさかお兄ちゃんとお姉ちゃんが友達だったとは夢にも思わなかった・・・」
京子「うちも良子ちゃんと修ちゃんが知り合いやったとは夢にも思わんかったで」
良子「すごい事を発表するけど、聞きたい?」
京子「うん、ものすごお聞きたいから焦らさんと早よ教えて」
良子「私、大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになるの」
微笑ましそうに、うんうんと頷き、
京子「夢を持つのはええ事や。頑張りや」
少しむっとした顔で、
良子「お姉ちゃん、私の事ばかにしてない?」
京子「してへん、してへん。そない見えたんやったら堪忍やで」
ストローをジュッと鳴らして飲み干し、
京子(うちと修ちゃんが深い仲なんを知ったらショックやろさかい秘密にしとこ・・・)
飲み物のカップをテーブルに置き、
京子「さて、良子ちゃん家へ家庭訪問にいこか」
良子「(驚き)えっ、わたし、別に誘ってないけど・・・」
空の絵にN『京子に強引に押されるかたちで、良子はしぶしぶ京子を自宅につれていったーー』
十階建て新築マンション(2LDK+ウォークインクローゼット)の外観にN『志保は良子と新生活を始めるために賃貸マンションに引っ越していた』
マンションを別の角度から描いた絵にN『大金を持ちながら賃貸にしたのは志保の堅実な性格ゆえだ』
良子の部屋がある四階の通路を歩きながら回りを見回し、
京子「まだ新築やんか。分譲?」
良子「賃貸です」
京子「へー、お母さん、賢い人なんやな」
不思議そうに、
良子「賃貸に住むのがなぜ賢いんですか?」
京子「うっかり不動産なんか持ったら将来、改修費や相続税でドツボにはまるだけや」
良子「へー、そうなんだ」
良子「家を建てた友達はみな自慢するけど、先々の事に考えが及ばないのね?」
京子「そおゆう事や」
京子「一括購入できる大金持ちか、リストラのない公務員以外は賃貸にしとった方が賢明や」
京子「ローンが終わる前にリストラされたら人生詰んで家庭崩壊してしまうさかいな」
通路の天井の絵に京子の声、
「家みたいな大きな買い物をする時は倒産、リストラありきで考えるべきやのに、家欲しさに最悪の事態を考える余裕がなくなってしまうんやろな」
京子「家をローンで買って二十年ぐらい経った人等に後悔してないか一回アンケートを取ったら面白いんやけどな」
京子「きっと今から家を買おう思てる人等がショックを受ける回答ばっかりやで」
良子「お姉ちゃんは何故そういうことに詳しいの?」
鼻の穴を広げて自慢げに、
京子「うち、こう見えてもIT企業の社長やさかいな、一般の人とは違う視点で物事を見れるねん」
感心し、
良子「へー、高校生で社長さんやってるなんてすごーい」
京子「せやろ」(ほんまはゼロからレールを敷いてくれた修ちゃんがすごいんやけどな)
京子、鍵を差し込む良子の後ろで彼女の太腿を凝視している。
良子の太腿を後ろからの視点で描いた絵のアップに京子の呟き、
京子(なんでか知らんけど、この子の太腿を見てたらムラッとなってくる・・・)
京子(修ちゃんが、うちの太腿にむしゃぶりつく気持ちがよお分かったわ・・・)
ガチャッとドアを開け、
良子「はい、どうぞ」
玄関に男物の革靴がきっちり揃えてあるのに気づき、良子がギョッとする。
訝しげにその靴を見て、
京子「良子ちゃんのお父さん、修ちゃんに始末されたゆうてたな?・・・」
怯えて京子を見つめ、
良子「もしかして化けて出た?・・・」
京子「(平然と)おもろいな、B1がお化けを刺せるか試してみよ」
注、奥のリビングに続く廊下の右にトイレと風呂。左に五畳のウォークインクローゼットがある。
廊下を恐々進む良子の後に京子が続く。
良子、クローゼットのドアが少し開いてる事に気づく。
そのドアを開けたら、下着入れの引き出しが開けっ放しになって下着類が散乱しており良子があ然とする。
平然と、
京子「なんや、下着泥棒かいな」(うちがこの子の下着、嗅ぎたいで・・・)
ウォークインクローゼット内で散乱してた下着を持ってあ然と下着を凝視する良子に、
京子「変なもん、かけられてへんか?」
キョトンとし、
良子「え、変なもんて?」
頬を染めて焦り、
京子「あ、いやっ、気にせんでええ。独り言や」(まだ男の生理も知らんのやな・・・)
リビングのドアの前に立って青ざめ、
良子「向こうに下着泥棒がいるんですよね?」
良子「警察を呼ばなくてもいいんですか?」
京子「警察なんか呼んだらB1の出番がなくなるやんか。うちが瞬殺したる」
ドアノブを握って京子に振り向き、
良子「(恐々)ほんとうに開けちゃいますよ」
人差し指にB1を停まらせて構え、
京子「はよ殺しとおてわくわくするわ」
良子が、そっとドアを手前に引いて開けると京子はドアの裏に隠れる形となる。
良子の驚愕した顔のアップ。
裸の担任が志保のブラをして良子のパンツを履いて勃起し、テーブルに掛けて堂々とスパゲティを食べている。
担任を見てぼう然と立ち尽くし、
良子「・・・せんせい・・・」(ママのブラジャーと私のパンツ・・・)
担任、不気味な無表情で良子の方に顔を向ける大ゴマ。
つづく