(214)殲滅
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります
季節の設定は常に真夏である
登場人物
桧垣早苗(25)170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。
N=ナレーション
アパッチから下界を見て、
修一「下にいる奴等をロックオン」と命令する。
メットが『了解』と応える。
「ピピピピ」音と共に、風防に下方で群れる群集をロックオンしたマークが映し出される。
修一の肩越しに風防を覗きこんで、
早苗「え、なにをおっぱじめるの?」
車体前部に大口径のライフル弾位の超小型ミサイルの射出口が開口する。「発射!」と命じるとミサイルが「シュポッ」と発射される。
それを見て驚愕し、
早苗「え、ええええーー!」
超小型ミサイルがくねくね曲がりながら軌道修正して群集目掛け飛んでゆく。
地上のヤクザの一人が何気なく空を見上げる。
飛来するミサイルを見て何かわからず訝しがる。
その刹那「シュパ」と命中音と同時に閃光が走る。
すべてが霧散し、群衆も屋敷も跡形なく蒸発する。
更地になった地上をあ然と見おろし、
早苗「・・・あいつらどこに消えたの?・・・」
修一「水蒸気になった」
戦慄して修一の後頭部を見て、
早苗「・・・修ちゃんって・・・」
早苗「いったい何者なの・・・?」
修一「早苗のマン臭の虜になった、ただの匂いフェチでござる」
頬を染めて修一の後頭部を見つめ、
早苗「聞くのも恥ずかしいけど・・・」
早苗「(赤面し)そんなに私の匂いが好き?」
修一「(頷き)俺の性欲は匂いに支配されちょるけんね」
早苗「じゃあ、お風呂に入る前のほうが好きってことよね?」
修一「当然じゃろ、石鹸の匂いを嗅いで興奮するやつはおらんじゃろ?」
修一の背中のアップの絵にセリフ、
「おう、そうじゃ」
修一「昨日言おう思うちょったんじゃが・・・」
焦って頬を染め、
早苗「えっ、もうプロポーズしてくれるの?」
早苗「(焦って)いまから役所に婚姻届の用紙を取りにいく?」
修一「じゃなくて、もう銃を持ち歩くのはやめとけ」
早苗「(がっかりし)なんだ、そんな話か・・・」
修一「もし職質されて見つかったら人生アウトやぞ」
修一「特にバイクはパトに停められやすいし」
早苗「じゃあ悪人と出くわした時どうするの?」
ツナギから覗くへそと陰毛の上部の絵に早苗の声、
「いちいち素手でぶちのめしてたんじゃ効率悪すぎるよ」
修一「二、三日待ってて。絶対アシがつかん最強の武器をプレゼントするけん」
早苗「最強の武器ってなに?」
早苗「修ちゃんが最強って言うほどだからむちゃくちゃ期待しちゃうんだけど」
修一「ふふ、見てのお楽しみじゃね」
空の絵に早苗の声、
「あそこが私の家よ」
注、回りに人家のない低い丘の平地に大きなコンテナが三つ、コの字型に繋いであり、各コンテナには大きな窓が多数あり、屋根にはびっしりソーラーシステムが設置してある。
アパッチの上から地上のコンテナハウスを俯瞰して描いた絵。
アパッチが家の前にすっと降り立つ。
アパッチから降りながら家を眺め、
修一「ほう、コンテナハウスか、こりゃ興味深いのう」
修一と並んで家を眺め、
早苗「銃撃戦に耐えうる頑丈な基地みたいな家に住みたかったの」
早苗「家を建てるのに比べたらコンテナなんてタダ同然だし」
タンクトップにジーンズ姿の早苗が額に汗して懸命にフローリングを張ってる絵に声、
「学校が休みの土、日を使って」
同姿の早苗が窓枠のサッシをはめ込んでいる絵に2人の声、
「内装を全部一人で仕上げたのよ」
「へー、一人でどんなに大変やったろう・・・」
早苗「基礎のコンクリートを張るのと水回りの工事だけはプロに頼んだけどね」
修一「その時に早苗と知り合ってたら俺も手伝えたのに」
修一「俺は不器用じゃが資材を運んだりぐらいはできるし」
修一「早苗が汗だくになって黙々と作業しとる姿を想像したら泣きそうになるわ・・・」と家を見つめたまま感極まった顔で言う。
その修一の横顔を驚いたように見て、目じりを濡らし、
早苗(そんな優しい事言われたら私の方が泣きそうになっちゃうよ・・・)
周りの殺風景な風景を見渡し、
修一「じゃが・・・」
修一「周りに人家もないし女の一人住まいにはちと不用心じゃのう」
早苗「そう思う?」と言いながら足元に落ちてる木切れを拾う。
早苗「最初は番犬にマスチフを二頭飼って放し飼いにしようかと思ったんだけど・・・」
ツナギから覗く乳房のアップに声、
「エサ代や老衰で死ぬまでの医療費を考えたら現実的じゃないから諦めて」
早苗「結局こうしたの」と木切れを眼前に投げる。
その木切れがバチッと跳ね飛んだ絵に声、
「家の周囲にレーザーを張り巡らせてだれも侵入できないようにしたの」
修一「それを聞いて安心したわ」と言った修一の横顔を驚きの表情で見て、
早苗(昨日知り合ったばかりなのに私の身を案じてくれてる・・・)
目を潤ませ、
早苗(なんか鼻の奥がツーンとなった・・・)
早苗「ねえ」と言われ修一が、ん?という表情で振り見る。
早苗「もし修ちゃんが引っ越すとしたらどんな家に住みたい?」
修一「そうじゃねー・・・」と黙考。
修一「できるならば・・・」
興味津々で修一を見て、
早苗「できるならば?」
修一「独特の淫靡な匂いがする早苗のキツキツのマ○コの中に住みたいもんじゃね」
早苗「(赤面して) きゃっ!」
早苗「(頬を染め)恥ずかしいけど嬉しい。そんな事いわれたの初めて」
修一「そりゃ、こんな露骨に本心をゆうヤツはおるまい」
頬を染めて修一の横顔に見惚れ、
早苗(本気でそう思ってくれてるんだ・・・)
とぼけた表情で頬を染め、
早苗(修ちゃんがいつ引っ越して来ても住めるように常にマ○コを清潔にしとかなきゃ・・・)
とぼけた表情で頬を染め、
早苗(とは言っても修ちゃんは汗で蒸れたマ○コをクンクンするのが好きだし、どうすりゃいいんだろ・・・?)
早苗(うう、考え過ぎたら頭の中がわあああっとなりそうだからもう考えるのやめよ)
早苗「では中を案内します」
早苗の後ろに修一が続く後ろ姿の絵。
早苗が突然くるっと向き直り真剣な顔で修一を見つめる。
早苗「言っとくけど家に人を入れるのは修ちゃんが初めてだからね」
真剣な顔で早苗を見つめ、
修一「光栄じゃ」
一番右のコンテナのドアの中に入る二人の後ろ姿にN『基地のような家を理想とする早苗の家の中を見れるとあって修一は胸がときめく一方でなにか言葉にならない違和感を感じていた・・・』
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります
季節の設定は常に真夏である
登場人物
桧垣早苗(25)170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。
N=ナレーション
アパッチから下界を見て、
修一「下にいる奴等をロックオン」と命令する。
メットが『了解』と応える。
「ピピピピ」音と共に、風防に下方で群れる群集をロックオンしたマークが映し出される。
修一の肩越しに風防を覗きこんで、
早苗「え、なにをおっぱじめるの?」
車体前部に大口径のライフル弾位の超小型ミサイルの射出口が開口する。「発射!」と命じるとミサイルが「シュポッ」と発射される。
それを見て驚愕し、
早苗「え、ええええーー!」
超小型ミサイルがくねくね曲がりながら軌道修正して群集目掛け飛んでゆく。
地上のヤクザの一人が何気なく空を見上げる。
飛来するミサイルを見て何かわからず訝しがる。
その刹那「シュパ」と命中音と同時に閃光が走る。
すべてが霧散し、群衆も屋敷も跡形なく蒸発する。
更地になった地上をあ然と見おろし、
早苗「・・・あいつらどこに消えたの?・・・」
修一「水蒸気になった」
戦慄して修一の後頭部を見て、
早苗「・・・修ちゃんって・・・」
早苗「いったい何者なの・・・?」
修一「早苗のマン臭の虜になった、ただの匂いフェチでござる」
頬を染めて修一の後頭部を見つめ、
早苗「聞くのも恥ずかしいけど・・・」
早苗「(赤面し)そんなに私の匂いが好き?」
修一「(頷き)俺の性欲は匂いに支配されちょるけんね」
早苗「じゃあ、お風呂に入る前のほうが好きってことよね?」
修一「当然じゃろ、石鹸の匂いを嗅いで興奮するやつはおらんじゃろ?」
修一の背中のアップの絵にセリフ、
「おう、そうじゃ」
修一「昨日言おう思うちょったんじゃが・・・」
焦って頬を染め、
早苗「えっ、もうプロポーズしてくれるの?」
早苗「(焦って)いまから役所に婚姻届の用紙を取りにいく?」
修一「じゃなくて、もう銃を持ち歩くのはやめとけ」
早苗「(がっかりし)なんだ、そんな話か・・・」
修一「もし職質されて見つかったら人生アウトやぞ」
修一「特にバイクはパトに停められやすいし」
早苗「じゃあ悪人と出くわした時どうするの?」
ツナギから覗くへそと陰毛の上部の絵に早苗の声、
「いちいち素手でぶちのめしてたんじゃ効率悪すぎるよ」
修一「二、三日待ってて。絶対アシがつかん最強の武器をプレゼントするけん」
早苗「最強の武器ってなに?」
早苗「修ちゃんが最強って言うほどだからむちゃくちゃ期待しちゃうんだけど」
修一「ふふ、見てのお楽しみじゃね」
空の絵に早苗の声、
「あそこが私の家よ」
注、回りに人家のない低い丘の平地に大きなコンテナが三つ、コの字型に繋いであり、各コンテナには大きな窓が多数あり、屋根にはびっしりソーラーシステムが設置してある。
アパッチの上から地上のコンテナハウスを俯瞰して描いた絵。
アパッチが家の前にすっと降り立つ。
アパッチから降りながら家を眺め、
修一「ほう、コンテナハウスか、こりゃ興味深いのう」
修一と並んで家を眺め、
早苗「銃撃戦に耐えうる頑丈な基地みたいな家に住みたかったの」
早苗「家を建てるのに比べたらコンテナなんてタダ同然だし」
タンクトップにジーンズ姿の早苗が額に汗して懸命にフローリングを張ってる絵に声、
「学校が休みの土、日を使って」
同姿の早苗が窓枠のサッシをはめ込んでいる絵に2人の声、
「内装を全部一人で仕上げたのよ」
「へー、一人でどんなに大変やったろう・・・」
早苗「基礎のコンクリートを張るのと水回りの工事だけはプロに頼んだけどね」
修一「その時に早苗と知り合ってたら俺も手伝えたのに」
修一「俺は不器用じゃが資材を運んだりぐらいはできるし」
修一「早苗が汗だくになって黙々と作業しとる姿を想像したら泣きそうになるわ・・・」と家を見つめたまま感極まった顔で言う。
その修一の横顔を驚いたように見て、目じりを濡らし、
早苗(そんな優しい事言われたら私の方が泣きそうになっちゃうよ・・・)
周りの殺風景な風景を見渡し、
修一「じゃが・・・」
修一「周りに人家もないし女の一人住まいにはちと不用心じゃのう」
早苗「そう思う?」と言いながら足元に落ちてる木切れを拾う。
早苗「最初は番犬にマスチフを二頭飼って放し飼いにしようかと思ったんだけど・・・」
ツナギから覗く乳房のアップに声、
「エサ代や老衰で死ぬまでの医療費を考えたら現実的じゃないから諦めて」
早苗「結局こうしたの」と木切れを眼前に投げる。
その木切れがバチッと跳ね飛んだ絵に声、
「家の周囲にレーザーを張り巡らせてだれも侵入できないようにしたの」
修一「それを聞いて安心したわ」と言った修一の横顔を驚きの表情で見て、
早苗(昨日知り合ったばかりなのに私の身を案じてくれてる・・・)
目を潤ませ、
早苗(なんか鼻の奥がツーンとなった・・・)
早苗「ねえ」と言われ修一が、ん?という表情で振り見る。
早苗「もし修ちゃんが引っ越すとしたらどんな家に住みたい?」
修一「そうじゃねー・・・」と黙考。
修一「できるならば・・・」
興味津々で修一を見て、
早苗「できるならば?」
修一「独特の淫靡な匂いがする早苗のキツキツのマ○コの中に住みたいもんじゃね」
早苗「(赤面して) きゃっ!」
早苗「(頬を染め)恥ずかしいけど嬉しい。そんな事いわれたの初めて」
修一「そりゃ、こんな露骨に本心をゆうヤツはおるまい」
頬を染めて修一の横顔に見惚れ、
早苗(本気でそう思ってくれてるんだ・・・)
とぼけた表情で頬を染め、
早苗(修ちゃんがいつ引っ越して来ても住めるように常にマ○コを清潔にしとかなきゃ・・・)
とぼけた表情で頬を染め、
早苗(とは言っても修ちゃんは汗で蒸れたマ○コをクンクンするのが好きだし、どうすりゃいいんだろ・・・?)
早苗(うう、考え過ぎたら頭の中がわあああっとなりそうだからもう考えるのやめよ)
早苗「では中を案内します」
早苗の後ろに修一が続く後ろ姿の絵。
早苗が突然くるっと向き直り真剣な顔で修一を見つめる。
早苗「言っとくけど家に人を入れるのは修ちゃんが初めてだからね」
真剣な顔で早苗を見つめ、
修一「光栄じゃ」
一番右のコンテナのドアの中に入る二人の後ろ姿にN『基地のような家を理想とする早苗の家の中を見れるとあって修一は胸がときめく一方でなにか言葉にならない違和感を感じていた・・・』
つづく