数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(289)  クンサーの孫

2024-12-29 12:00:04 | 漫画のシナリオ
(289)クンサーの孫

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり、季節は常に真夏である。

登場人物
詠晴(ヨンチン。20)
175㎝。ひっつめ髪を後ろでお団子にした清楚な美女。リンの娘。

リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。

梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。

石川翔(17)
170㎝。修一と同クラス。101話から登場。大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。武器の発明で財を成した。

桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。

里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。

タンカーの船長(50)を含め他の四人の乗組員も全員日本人で善人そうに見える。

船内で働く二十代のベトナム人の女達二十人。

お蘭(25)
170㎝。目を瞠るような中国美人。

エンベル(40)
身長2㍍の筋肉隆々の悪相のトルコ人。お蘭の部下。

N=ナレーション&呟き

   
   お蘭を見て驚愕し、
リン「なんと、この女が死んだクンサーの孫だったとは・・・」

   在りし日のクンサーの写真に修一の声、
   「麻薬で得た富で財界に転身したクンサーの遺産と人脈をつかって」

修一「この商売を始めたんじゃろ」

リン「それで納得がゆきましたよ」

リン「よほどのコネがなきゃ、こんな小娘が麻薬に手を出せるはずがありませんからね」

お蘭「ケタケタケタ」と突然、常軌を逸したように笑う。

お蘭「(嘲笑い)二人してあれこれと私の出自をあげつらってくれるねえ」

お蘭「許さないよ」と言うなり「フワリ」と椅子から飛び上がる。

   宙高く舞い上がって陰毛がもろ見えになったお蘭を下から煽って見た絵。

   リンの眼前に、お蘭がフワリと着地したのでリンがギョッと驚く。 

   間髪置かず、お蘭に煙管の吸い口側で喉を突かれて、リンが「ぐえっ」と呻き後ろに吹っ飛ぶ。

   仰向けに倒れたリンに梅花と詠晴が血相を変えて駆け寄り、
梅花「きゃっ、あなたー!」

詠晴「パパ―っ」

   間髪入れず、お蘭が里香と石川に向き直ったので二人が戸惑う。

   避けるいとまも与えず二人の額に同時に手のひらをそっと当て、
お蘭「あんたら二人は殺すにゃ惜しい」

お蘭「船上での生活は退屈すぎてな」

修一「陸(おか)に上がればギャングに狙われるし、これだけの金をもちながら宝の持ち腐れとは気の毒なことよのう」

   修一をキッと睨み、
お蘭「いらぬ口をきくでないわ」

   里香と石川の額に手のひらを当てたまま、
お蘭「今夜から私が可愛がってやるからしばらくお眠(おねむ)してな」N『お蘭は両刀づかいなのであったーー』

   里香と石川、妖術にかかったかのように目を閉じてぐにゃりと倒れこむ。

修一「(感心し)ほーう、げにも怪しげな妖術をつかうもんよのう」

   怪しさを湛えた目で修一を凝視し、
お蘭「お前はほんとうの快楽の味を知ってるかえ?」

   むっとして、
早苗(知ってるに決まってるじゃないの。私と言う彼女がいるんだから・・・)

修一「(目に怒りを滲ませ)お前じゃ?!」

   うらめしそうに修一を見て、
早苗(修ちゃん、怒るのはそこじゃない・・・)

   お蘭、妖気のこもった怪しい目で修一を凝視する。

   次の瞬間、ふわりと飛び上がったお蘭が前から修一の首を両の太腿で挟んで締め上げた(修一の口と鼻にお蘭の性器が密着した状態)。

   修一の口にお蘭の秘臭が漂い出る性器が密着した絵。

   妖術にかかったように目をうつろにした修一が、よろけながらも踏ん張る。

お蘭「(感心し)おゃ、私のソコの匂いを嗅いでも立ってられるとはたいしたもんだね」

お蘭「エンベルなど一嗅ぎしただけで魂を抜かれて部下になったんだけどねえ」

   それを見て驚き、
早苗「岩城さんっ!」と叫ぶ。

お蘭「(エンベルに)こいつは私にまかせてお前はこの女を片づけちまいな」

   その言葉に「はっ」として早苗がエンベルに振り向いた瞬間、大きな拳で「ガズッ」と顔面にパンチを浴びて「ぐぷっ」と呻きを漏らす。

   早苗、ものすごい勢いで吹っ飛ばされ、後頭部を壁に激しく打ち付ける。

   太腿を首に巻き付けられて立っていた修一が目をトロンとさせてヨロッと床に両膝をつく。

   修一のベルトから鞘ごと刀を抜いて放り捨て、
お蘭「私の匂いを嗅いだらもう抵抗できないんだからこんな物騒なものは捨てちまいな」

   床に尻をつき両の手を後ろについて上半身を支えたお蘭の股ぐらにうつ伏せで顔を埋めた修一は朦朧として抵抗できない。

   片方の手で修一の後頭部を掴んで、陶酔したように修一の顔に股間を擦り付けるお蘭の絵にN『お蘭は長年のアヘンの吸飲で淫液にもアヘンの成分が含まれるようになっていた』

   お蘭の股ぐらに鼻と口を塞がれた修一が陶然としてる絵にN『その淫液が口から体内に入った修一は陶然として意識が遠のいた・・・』

   修一が「うぅ・・・」と呻いて腰を身震いさせる。

   お蘭、勃起した修一が射精でズボンを濡らしたのに気づく。

   それを見てお蘭が狂気の目で「ケタケタケタ」と笑う絵にN『お蘭の膣臭は嗅いだ途端に男の性ホルモンをマックスまで噴出させる威力があった』

お蘭「(したり顔で)どうだい、わたしの匂いを嗅いだら極楽浄土にいるような心持ちだろ」

   失神してる修一の顔をまたいで立ったお蘭の艶めかしい太腿を前から見た絵に彼女の声、
  「人間ってのはねえーー」

   お蘭の性器から滴り落ちた淫液が修一の唇に「ポタリ」と落ちた絵に彼女の声、
  「灰になるまで性の快楽からは逃れられないものなのさ」

   自分の性器をいじりながら淫液を滴り落としながら、
お蘭「けど、わたしの中に入れたらそんなものじゃすまないよ」

お蘭「なんど昇天しても縮まないし、随喜の涙を流して死ぬまで射精しつづけるのさ」

   仰向けの修一の足の間に膝をついてズボンの上から勃起を愛し気に撫でさすり、
お蘭「おやおや、嬉しいねえ、まだしっかり勃ってるじゃないか」

お蘭「お前のように元気な坊やをただ殺すのは惜しい気がしてきたよ」

   修一のズボンから勃起をまさぐりだし、
お蘭「私とまぐわって・・・」

   修一の上にまたがって勃起を指先で挟んで膣にあてがい、
お蘭「体中の液という液を一滴残らず搾り取ってヤリ死にさせてやるわ」

   お蘭が「ずずちゅ」と音を立てて勃起を体内に没入させる。

   そして快感に目を閉じて顎をのけ反らせ、
お蘭「あぁ、いい・・・」「すごくいいよ・・・」

   その様子を船長と部下がツバを飲んで呆然と見て、
船長(私もお蘭の名器を味わってみたいが、ヤリ殺されるのはいやだしな・・・)

   意識を失って仰向けで脚を開いて倒れてる早苗のタイツが割れ目に深く食い込んだえげつない絵のアップ。

   欲情の目で早苗を見下ろし、
エンベル「一息で殺すにゃ惜しい女だ。死ぬ前にわしの一物を味あわせてやろうかい」

   早苗が、ふっと意識を取り戻す。

   上体を起こしながら口の血を手の甲で拭いながら不敵な表情でエンベルを睨み、
早苗「嫁入りまえの女の大事な顔をよくも・・・」

   早苗が力なく起き上がりかけた瞬間、下からすくいあげるように顔面を蹴り上げられて「ぐふっ」と呻いて後頭部を床に「ゴツン」と打ちつける。

   痛そうに顔を背け、
船長(ひゃっ、今のは痛いなんてもんじゃないぞ・・・)

   再度失神した早苗を欲情の目で見下ろしながらエンベルがズボンの前から早苗の二の腕ほどもある巨根をまさぐり出す。

   それを見ておぞ気を振るい、
船長(げっ、あんな腕みたいなのを突っ込まれたらザクロみたいに裂けてしまうぞ・・・)

   エンベルが失神してる早苗の開いた脚の間に両膝をつく。

   そして早苗のタイツの股間部を荒々しく「ビリッ」と破くと、濃い陰毛が露わになった。

               つづく
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