数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(223)    モンスターペアレント

2022-06-20 11:36:17 | 漫画のシナリオ
(223) モンスターペアレント

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。

登場人物

桧垣早苗(25)
170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。

校長(55)
165㎝。白髪交じりの髪。穏やかで紳士然としている。

教頭(55)人が好さそうな顔

その他男女教師複数

クレーマー夫婦、共に(45)。夫はヤクザ。妻は見るからにタチが悪そうなキツネ顔。

N=ナレーション

   
   学校の絵にN『翌日、始業前――』

   教員室の外観。

   同、教員室内

   ブルマー姿の早苗がコーヒーを手に窓際に立って登校してくる生徒達を眺めており、男性教員達が彼女の尻に欲情の目を注いでる絵に、
N『早苗は教員室にいる時でもハイレグブルマーで通していた。それが体育教師としての彼女のポリシーなのであった』

校長「早苗せんせい」と戸口からひっ迫した顔で手招きし、早苗が振り向く。

   教員室の外に出て、
早苗「お早うございます。どうされました?」

   ひっ迫して新聞を手渡し、
校長「ちょっとこれを見てください」

校長「昨日のやくざ達全員がハチに刺されて死んだらしいんですよ、こんな事、信じられますか?」

   新聞を見ながら平然と、
早苗「毎年何人もハチに刺されて死んでるし別に珍しい事じゃないと思いますが」

校長「そ、そう言われればそうか・・・」

早苗「それより、私のブルマーはいいオカズになりましたか?」

   赤面して、
校長「けほけほ」とせきこむ。

校長「あ、厚かましいんですが・・・」

   赤面して俯き、
校長「こ、今度はTバックを頂けたら余生がもっとバラ色に輝くと思うんですが・・・」

   手で顎を支え、その手の肘をもう一方の手で支えて宙を見据え思案し、
早苗「そうですねー・・・」

早苗「ま、考えときましょう」

   兵隊のように直角に頭を下げ、
校長「はっ、よろしくお願いします!」

   学校の絵にN『放課後――』

   同、教員室内

注、教員は全員居残り、各々作業している。

   ブルマー姿の早苗が足を組んで椅子に掛けてるのを机の下からの視点で描いた絵。

   早苗、ポッキーをポリポリ食べながら暇そうにスマホを見ている(机上に飲み物あり)。

   教員室にひっ迫して駆け込んで来て、
女教師「大変大変!また例のモンスターペアレントが校長室に怒鳴り込んで来ましたよっ!」

   早苗以外皆驚いて振り向き、
  「またかー」

  「やれやれまたあのクレーマー夫婦か」

  「相手は本職の暴力団だから校長先生もお手上げですな」などと言い合う。

   ひっ迫した教頭が早苗の側にきて、
教頭「早苗せんせいっ」

   ポッキーをくわえたまま振り向き、
早苗「はい?」

教頭「クレーマー夫婦にねじこまれて校長先生がヤバいんです。助けて頂けませんか?」N『昨日の早苗の武勇伝は全教員に知れ渡っており頼りにされるのも無理はなかった』

   早苗と教頭が校長室に向かう後を全教員がゾロゾロとついてゆく。

早苗「そのクレーマー夫婦ってタチが悪いんですか?」

教頭「はい、娘が無視されてる、クラス写真で娘だけ写りが悪いとかは序の口で」

教頭「うちの子はアイドル志望で日に焼けるから窓際の席に座らせるな、うちの子はまだ行った事ないからと修学旅行先を指定して来たり」

教頭「もうありとあらゆる難癖をつけてきて閉口してるんですよ」

   廊下の絵に教頭の声、
  「いままで対応した教師が二人鬱になって休職してるぐらいですから・・・」

早苗「へー、娘にとってなんら有益な結果をもたらさないのに不思議な夫婦ですね」

教頭「おっしゃるとおり。まったく意味がわからん夫婦ですわ」

   同、校長室内。

注、室内には校長用の立派な机と椅子があり、机と向かい合って一人用ソファーが二対、その前に分厚い板の低いテーブルがある。

   校長から向かって右側の夫がテーブルに脚を乗せてふんぞり返り、左に妻が掛けていて、夫に恐ろしい形相で睨まれて校長が委縮している。

   横開きの戸を開けて入って来た早苗を見て安堵してぴょこんと立ち上がり、
校長「早苗せんせー・・・」

   早苗、校長の方に歩みながらテーブルに脚を乗せてる男を一瞥。

   早苗、腰に両の手を当てて夫婦の前に仁王立ちし、無表情で見下ろす。

   教員達、開け放った戸の外からはらはらして成り行きを見ている。

早苗「(夫に無表情で)態度がでかい」

夫 「あ?」

   夫、いきなり顔面に強烈な横蹴りをくらわされて吹っ飛ぶ。

   教員達、あ然。

妻 「(あ然とし)あ、あんた・・・」

   してやったりとほくそ笑み、
校長(早苗せんせいの強さを思い知ったか、散々私をコケにしおって馬鹿め!)

   手の甲で口の血を拭い、よろけながら立ち上がり、
夫 「ほおう・・・」

   ドサッと椅子に掛け直し、
夫「この学校じゃ教員が保護者に暴力を振るうのか?教育委員会に訴えるぞ」

   テーブルの前に立ったまま無表情で、
早苗「つまずいただけ」

   内心びびりながら早苗を睨みあげて、
夫 「そんな言い訳が通ると思ってんのか?」

   夫のこめかみに指をピストルの形にして押し当て、
早苗「調子にのってたら頭をぶち抜くぞ」

   他の教師と共にぞわっと怖気たち、
教員達「し、シブい・・・」

  「もう失禁・・・」

   夫がぞわっと怖気だった絵にN『暴力の世界に住むこの男は早苗が本気である事を直感で悟って凍りついた・・・』

   早苗がいきなりテーブルをドガッと殴ると拳がテーブルを突き抜けたので夫婦が「ひやっ」と悲鳴をあげて飛び上がる。

   あ然とし、
教員達「あ、あの分厚い机を・・・」

  「一撃で突き破った・・・?!」

夫 「(慄き)ぼ、暴力はよせ、あんた、ほんとに教師か?・・・」

早苗「(無表情で)蚊を叩いただけ」

   教員達、感心し、
  「おおー、見事な切り返し」

  「惚れ惚れしちゃうな」

  「早苗さんが妻だったらどんなに心強いだろうな」などと囁き合う。

   仁王立ちのまま夫婦を無表情で凝視し、
早苗「おたくらの顔にも蚊がとまってますね」

   2人、慌てて掌で顔を掃い、
夫 「い、いえ、とまってませんっ!」

早苗「もう一度蚊を叩くのを見たい?」

   2人、脂汗を流して考えを巡らせる。

夫 (あのパンチを喰らったら確実に顔面陥没するぞ・・・)

   2人、ガバッと立ち上がって土下座し、
夫 「もう二度と顔を出しませんから許して下さい!」

   夫を見下ろし、
早苗「教育委員会がなんたら言ってた口に蚊がいっぱいとまってるように見えるけど」「私の目が悪いんですかね?」

   必死に頭を振って否定し、
夫 「と、とまってませんっ!先生の目の錯覚です!」

早苗「では今日の事は一切尾を引かないし、今後二度と会う事はないと考えてよろしいんですね?」

   再度二人揃って土下座し、
夫 「おっしゃる通りです!申し訳ありませんでしたっ!」

   校長、教頭、それを見てあ然としてる。

   校長室の天井の絵。

   校長と教頭の二人っきりになった部屋で、ぽっこり穴が開いた机を戦慄して眺め、
校長「このテーブル、他のクレーマーへの見せしめにこのままにしときましょうか・・・」

教頭「それはグッドアイデア!と言うか瞬く間に噂が広まってもはや誰も来なくなるでしょうね・・・」

   無人の教員室内の絵。

   教員達、ぞろぞろ教員室に戻ってくる。各々椅子に掛け、
  「いやー早苗先生、ド迫力でしたなー」「マジで胸がスカーッとしましたよ」

  「二人が校長室から逃げるように出てくのを動画に撮っとけばよかったなー」などと話している。

   早苗、そんな会話など一切耳に入らぬかのように、足を組んでポッキーをポリポリ食べながら暇そうにスマホを見ている(机上に飲み物あり)。

         つづく



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愛がイク(222)   早苗のブルマー

2022-06-06 11:50:46 | 漫画のシナリオ
(222) 早苗のブルマー

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります
季節の設定は常に真夏である

登場人物

桧垣早苗(25)
170㎝。清楚な美人でスタイル抜群の体育教師。長い髪をひっつめて束ねている。テコンドー二段。

校長(55)
165㎝。白髪交じりの髪。穏やかで紳士然としている。

N=ナレーション



   空の絵に「プルルルル」とエンジン音と会話、
  「いゃー、まだ何が起きたのかピンとこないんですが、先生の強さには圧倒されました・・・」
   
  「もう大事な老後資金を盗られちゃだめですよ」

   リードのステップにバッグを置いて走行しながら、
校長「はいっ。もう二度と愚かな過ちは繰り返しません」

   恐縮しつつ、
校長「あの、学校に戻る前にちょっとスタバってとこに寄って頂けませんか?」

校長「一度も入った事がないからどんな店か見てみたいんですが」

早苗「いいですよ、ちょうど喉が渇いてたとこだし」

   郊外のスタバの前にリードが停めてある絵。

   同、店内

   早苗の後ろに続き校長が店内に入る。すると客達が一斉に振り向き、女客は早苗の美貌に、男客は欲情して彼女の股間に釘付けになる。

   そんな男客達を見て、
校長(むふふ、どうだ目が覚めるような美女だろが)N『と、人生で一度も美女と関わった事がなかった校長は鼻高々であった』

注、校長と早苗が2人用のテーブルに向かい合って座っている。

   テーブルの下からの視点で、脚を組んだブルマーの股間をアップで描いた絵に会話、
  「私は八百万戻れば充分ですから残りは先生が受け取ってください」

  「こおいう押し問答は嫌だからはっきり言います」

注、両者の前には飲み物があり、校長はスマホをテーブルの上に、足元にはバッグを置いている。

早苗「私は一銭もいらないので校長先生が全部受け取ってください」

校長「し、しかし桧垣先生のおかげで取り戻せたんですから・・・」

早苗「はい、もうこの話はおしまい」

校長「そうは言ってもこんな大金、一人者の私には使い道がないんだけどな・・・」

早苗「(意外そうに)あら奥さんはいらっしゃらないんですか?」

校長「三年前に死別してからずっと独り暮らしなんですよ」

   飲み物をチューと音を立てて飲み、
早苗「家の掃除や洗濯、食事はどうされてるんですか?」

校長「掃除と洗濯は土日にまとめてして、食事はほぼ毎日コンビニ弁当ですね」

早苗「(思案し)掃除洗濯はいいとしても毎日コンビニ弁当じゃ身体に悪いですよね
え・・・」

   淋しそうに、
校長「もう慣れたから別に苦にはならないけど、たまには酢の物とか魚を食べたいな・・・」

   早苗、校長を無言で凝視。

早苗「週に何回かお手伝いさんに来てもらって掃除と食事の世話をしてもらったらどうですか?」

   店内の絵に会話、
  「それは思いつかなかったなあ、けど感じの悪い人が来たらやだな・・・」

  「感じが悪けりゃ何度でもチェンジすればいいんですよ」

   脚を組んだブルマーの股間をアップで描いた絵に早苗の声、
  「そんな事を心配してたら一歩も前に進めませんよ」

   校長のスマホに手を伸ばし、
早苗「ちょっとお借りしますね、お手伝いさんを紹介してくれる会社を探すから」

   サイトを探してる早苗に恥ずかしそうに、
校長「あの・・・お手伝いさんを探すより・・・」

   早苗、?という顔で校長を見る。

校長「(赤面し)早苗先生が僕のお嫁さんになってくれないかな・・・」

   まるで意に反さずサイトを探しながら、
早苗「残念」

早苗「私はもう売れてるからダメです」

   どこやらと通話してる早苗を見てがっかりし、
校長(冗談で言ったものの、早苗先生みたいな美人を世の男がほっとく訳ないよな・・・)

   スマホを返し、
早苗「折り返し電話が掛かってきて面接の日取りを決めるそうですからいい人を選んで下さいね」

校長「(驚き)えっ、もうそこまで段取りが進んじゃったんですか?・・・」

   緊張しハンカチで首の汗を拭いながら、
校長「何やらお見合いをするような気分で緊張するなあ・・・」

   くすっと微笑み、
早苗「ただお手伝いさんに来てもらうだけなのにそんなに緊張しなくてもー」

   空の絵。

   リードに乗ってプルルルルと校門に入ってゆく後ろ姿。

   無人の廊下の絵。

   廊下を歩む早苗の後に校長が続く。

   早苗の艶めかしい尻のアップ。

   ドキドキしながら早苗の尻を凝視し、
校長(い、いま言わなきゃ一生後悔する・・・)

校長「(意を決し)・・・さ、早苗せんせい・・・」

早苗「なんでしょう?」と振り向く。

   どぎまぎしながら、
校長「こ、今生の思い出に先生のブルマーを頂けませんか!」

   キョトンとし、
早苗「はい?私のブルマーなんかオカズになります?」

校長「(赤面し)いえっ、決していやらしい気持ちなんかではなく、純粋に先生に憧憬を抱いてるからと解釈して頂けたら・・・」

   早苗、手で顎を支え、その手の肘をもう一方の手で支えて無表情で校長を凝視。

   ニコッと微笑み、
早苗「いいですよ」

   顎が外れんばかり驚愕し、
校長「げーーっ!!」

校長「せっ、せんせい本気にしていいんですか?!」「もし冗談だったら心が折れてもう立ち直れなくなっちゃいますよーっ」

早苗「そんな超音波みたいな大声を出さなくても大丈夫です」
 
早苗「けど、ここで脱ぐ訳にはいかないから保健室で待ってて下さい」

校長「はっ、はい!」


   保健室の外観(戸は横開き)。

   ノースリーブのブラウスにスカートを履いた早苗が笑顔で「じゃーん」と言って戸を開ける。

   バッグを膝に乗せてちょこんとベッドに掛けてた校長が惚れ惚れ見惚れ、
校長(あ、あっかるいー、この明るさが早苗先生の魅力なんだよな・・・)

   戸を閉めながら振り向き、
早苗「いけない事をしてるようでドキドキして待ってました?」

   ごくっとツバを飲み込み、
校長「まさにおっしゃる通り、心臓がバクバク鳴って心筋梗塞で倒れそうでした・・・」

早苗「では」といって前屈みになりスカートのスソに手を掛ける。

   校長、ゴクッと生唾を飲みこむ。

   早苗、スカートをまくり上げてブルマーを晒す。

校長「おおー!」と股間に釘づけになる。

校長(じかにブルマーを見るよりスカートをまくって見る方が興奮するもんだな・・・)

   早苗、ブルマーのゴムに手を掛けて一㎝ほど降ろす。

   上目使いで反応を伺うように、
早苗「ドキドキしてます?」

   ガクガク頷き、
校長「も、もう心臓が限界です・・・」

早苗「じゃ、一気にいきます」

   早苗がブルマーを下すとTバックが裂け目にくい込んでた絵のアップ。

   食い入るように股間を凝視し、
校長「や・・・やっぱりTバックを履いてましたか・・・」

   ブルマーを太腿まで降ろしかけ、
早苗「ブルマーよりTバックの方がいいですか?」

校長「で、でも無理なんでしょ?」

   早苗、逡巡する。

早苗「・・・Tバックはさすがにね」

早苗「がっつりくい込んで人に見せられないものがついてますから」

早苗「その辺の女の事情、お分かりですよね?」

   恥ずかしそうに赤面して俯き、
校長「は、はい・・・」(だからこそ欲しいって言ったら軽蔑されるだろな・・・)

   ブルマーを足首から抜きながら、
早苗「汗と匂いがたっぷり染み込んだブルマーを・・・」

   ブルマーをうやうやしく校長に手渡しながら、
校長「はい、校長先生の今生の思い出に進呈いたします。可愛がって下さいませ」

   欲情に目を潤ませ、腰を折って両手で捧げ持ち、
校長「ははーっ、後生大事に我が家の家宝にいたしまする」

     つづく

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