(136)真打登場
四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
お春(20)170㎝、甲賀忍者の末裔。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。
伝兵衛(年齢不明)伊賀忍者の末裔。150㎝。宦官のように性別不明の小柄な老人。お地蔵さんのようにだらりと布をまとい、善人とも悪人ともつかぬ顔。
クナイをお春の心臓めがけ今にも投げんと構えながら感心し、
伝兵衛「しなやかな筋肉におおわれた見事な肉体。ようも鍛え抜いたものよ」
お春の股間のアップに伝兵衛の声、
「試さずともホト(膣)の締りの良さは想像がつくわ」
伝兵衛「味見もせず殺すには惜しいが、命運尽きたと諦めよ」とクナイを投げんとする。
お春、目を閉じかけ観念する。
その時、修一が伝兵衛のクナイを握った手を掴むと同時、首根っこをひっつかむ。
次の瞬間、伝兵衛をゴミのように向こうに投げ捨てる。
尻をつき、何が起きたか理解できずにめんくらった顔で、
伝兵衛「な、なんとゆう大力・・・」
伝兵衛「こやつ、しょっぱなの敗退はわざとだったか・・・」
ぱっと顔を輝かせ、
お春「修一さま、助太刀感謝いたします」
修一の登場に観客が沸き立ち、
客A「おおおおー、岩城―」
客B「やっぱり最後に真打再登場か。お見事な演出」
客C「一回戦で敗退なんておかしいと思ったわ。今回ばかりは完全に意表をつかれた」
お春を目の前に修一が、うん?という顔をした絵にN『お春の身体から目眩のするような神秘的なお香の香りが漂った』
修一「ゲランのシャリマーか?お香のような香りがお春にはよう似合うのう。ずっとその香水をまとってくれ」
お春「(頬を染め)はい、修一さま」と頷く。
修一「観客はお春の半裸を見てもう充分満足したじゃろう」と言われ、お春が赤面する。
修一「まどろっこしい見せ場なしに一気にじじいを始末するぞ」
決意がこもった顔で、
お春「はい」
里香に訝しげに、
優子「何を言ってるのか聞こえないけど修ちゃん、あの子と親しいの?」
里香「まさか。ただ、お春さんは心強い助っ人に感激してるんじゃないですか?」
優子「(安堵し)そお言う事か。確かに修ちゃん以上に心強い男はいないものね」
修一の眼前に戻ってきて、
伝兵衛「不意打ちとはゆえ、よくもやってくれたな」
修一「気色の悪い宦官じじいよ」
修一「冥土に行く前に教えちょいちゃる。お春はおれの女じゃ」
驚くとともにほんのり頬を染め、
お春「修一さま・・・」(お春も想い人は修一様だけと心に決めておりました)
修一「(伝兵衛に)俺の女に手を出した瞬間に、おのれはもう死んじょるのよ」
稲妻のような快感にズーンと貫かれ、うっというような表情をし、
お春(・・・イッタ・・・)
お春の太腿に淫液が、つーっと伝い流れる。
あざ笑い、
伝兵衛「言いおるわい、青ばな垂らした小僧が」
伝兵衛が妖術をかけんと妖しい目で修一を見つめる。
はっとし、
お春「修一さま、気をつけて!」
修一、次の瞬間、伝兵衛に「バッシーン」と猛烈な平手打ちをくらわせて吹っ飛ばす。
修一「しゃらくさい妖術なんか俺に通じるかや」
吹っ飛んで頬に手を当てたまま尻をつき、あ然とし、
伝兵衛(わしの術が効かぬとは・・・こやつは化け物か・・・)
伝兵衛(術が効かぬならば、こんな大力に、もはや太刀打ちする術はなし・・・)
伝兵衛「(怯え)格違いの相手であったわ・・・」
伝兵衛「そのおなごに二度と手出しせぬゆえ見逃してくれぬか」
氷のような目で睨み、
修一「ならんのう」
未練げに修一を見上げ、
伝兵衛「ならぬか?・・・ならば」
伝兵衛「相討ちよ!」と突然豹変し、修一の目に二本の指を突きたてんと攻撃する。
その二本の指を修一にひっつかまれてグギリとへし折られ「きええーっ」と悲鳴をあげる。
伝兵衛が逃げんと宙高く跳びあがったのを見て、
修一「逃がしゃせんぞ」
修一「お春、とどめじゃーっ!」
高く舞い上がった伝兵衛を屈伸した構えで見据え、
お春「はいっ」
お春、右足を伸ばした体勢で宙高く跳び上がる。
写真集の専属カメラマンが中空に飛んだお春の真下に転がりこみ「シャッターチャンス!」と叫ぶ。
そして床に仰向けになって、中空のお春の180℃に開いた股間を連射し「女忍びの肉烈激写したりー!」と叫ぶ。
お春をあ然と見上げ、
観客A「み、見えた・・・」
観客B「茂みの奥にくっきりはっきり裂け目が見えた・・・」
観客C「写真集が出たら速攻で確かめなきゃ・・・」
腕組みして満足げに中空のお春を見上げ、
修一「この肉烈激写でお春の写真集の売り上げ№1が決定したでござるな・・・」
伝兵衛、中空でバクテンする。
一回転した伝兵衛の眼前にお春の爪先蹴りが迫る。
お春の爪先が伝兵衛の喉に「グジャッ」とめりこむ。
のどが裂けた伝兵衛、どさっと床に落下。
お春もトンと着地する。
裂けた喉から血の泡を吹きながらお春を見上げ、
伝兵衛「わ、わが死をもって・・・伊賀の血が絶えたり。無念・・・」
観客達、ぼうぜん。
優子達、ぼうぜん。
司会者、ぼうぜん。
お春「修一様のお蔭で両親の仇討が適いました。お礼を申します」
修一「匂うぞ」
えっという表情をしたお春に、
修一「お春のアソコから脳髄が痺れるような芳香が漂よってくるが、戦いに興奮する体質か?」という絵にN『後日発刊される写真集で宙に舞うお春の女芯から淫液が柔毛を伝って滴り飛んでるのを目にする事になるーー』
恥らい赤面して俯いたお春に、
修一「近々お春を抱く。そのつもりでいよ」
お春の太腿に淫液が、つーっと伝い流れる。
羞恥に頬を染め、
お春「その時まで・・・お春は狂おしい火照りに堪え忍びまする・・・」
つづく
四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
お春(20)170㎝、甲賀忍者の末裔。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。
伝兵衛(年齢不明)伊賀忍者の末裔。150㎝。宦官のように性別不明の小柄な老人。お地蔵さんのようにだらりと布をまとい、善人とも悪人ともつかぬ顔。
クナイをお春の心臓めがけ今にも投げんと構えながら感心し、
伝兵衛「しなやかな筋肉におおわれた見事な肉体。ようも鍛え抜いたものよ」
お春の股間のアップに伝兵衛の声、
「試さずともホト(膣)の締りの良さは想像がつくわ」
伝兵衛「味見もせず殺すには惜しいが、命運尽きたと諦めよ」とクナイを投げんとする。
お春、目を閉じかけ観念する。
その時、修一が伝兵衛のクナイを握った手を掴むと同時、首根っこをひっつかむ。
次の瞬間、伝兵衛をゴミのように向こうに投げ捨てる。
尻をつき、何が起きたか理解できずにめんくらった顔で、
伝兵衛「な、なんとゆう大力・・・」
伝兵衛「こやつ、しょっぱなの敗退はわざとだったか・・・」
ぱっと顔を輝かせ、
お春「修一さま、助太刀感謝いたします」
修一の登場に観客が沸き立ち、
客A「おおおおー、岩城―」
客B「やっぱり最後に真打再登場か。お見事な演出」
客C「一回戦で敗退なんておかしいと思ったわ。今回ばかりは完全に意表をつかれた」
お春を目の前に修一が、うん?という顔をした絵にN『お春の身体から目眩のするような神秘的なお香の香りが漂った』
修一「ゲランのシャリマーか?お香のような香りがお春にはよう似合うのう。ずっとその香水をまとってくれ」
お春「(頬を染め)はい、修一さま」と頷く。
修一「観客はお春の半裸を見てもう充分満足したじゃろう」と言われ、お春が赤面する。
修一「まどろっこしい見せ場なしに一気にじじいを始末するぞ」
決意がこもった顔で、
お春「はい」
里香に訝しげに、
優子「何を言ってるのか聞こえないけど修ちゃん、あの子と親しいの?」
里香「まさか。ただ、お春さんは心強い助っ人に感激してるんじゃないですか?」
優子「(安堵し)そお言う事か。確かに修ちゃん以上に心強い男はいないものね」
修一の眼前に戻ってきて、
伝兵衛「不意打ちとはゆえ、よくもやってくれたな」
修一「気色の悪い宦官じじいよ」
修一「冥土に行く前に教えちょいちゃる。お春はおれの女じゃ」
驚くとともにほんのり頬を染め、
お春「修一さま・・・」(お春も想い人は修一様だけと心に決めておりました)
修一「(伝兵衛に)俺の女に手を出した瞬間に、おのれはもう死んじょるのよ」
稲妻のような快感にズーンと貫かれ、うっというような表情をし、
お春(・・・イッタ・・・)
お春の太腿に淫液が、つーっと伝い流れる。
あざ笑い、
伝兵衛「言いおるわい、青ばな垂らした小僧が」
伝兵衛が妖術をかけんと妖しい目で修一を見つめる。
はっとし、
お春「修一さま、気をつけて!」
修一、次の瞬間、伝兵衛に「バッシーン」と猛烈な平手打ちをくらわせて吹っ飛ばす。
修一「しゃらくさい妖術なんか俺に通じるかや」
吹っ飛んで頬に手を当てたまま尻をつき、あ然とし、
伝兵衛(わしの術が効かぬとは・・・こやつは化け物か・・・)
伝兵衛(術が効かぬならば、こんな大力に、もはや太刀打ちする術はなし・・・)
伝兵衛「(怯え)格違いの相手であったわ・・・」
伝兵衛「そのおなごに二度と手出しせぬゆえ見逃してくれぬか」
氷のような目で睨み、
修一「ならんのう」
未練げに修一を見上げ、
伝兵衛「ならぬか?・・・ならば」
伝兵衛「相討ちよ!」と突然豹変し、修一の目に二本の指を突きたてんと攻撃する。
その二本の指を修一にひっつかまれてグギリとへし折られ「きええーっ」と悲鳴をあげる。
伝兵衛が逃げんと宙高く跳びあがったのを見て、
修一「逃がしゃせんぞ」
修一「お春、とどめじゃーっ!」
高く舞い上がった伝兵衛を屈伸した構えで見据え、
お春「はいっ」
お春、右足を伸ばした体勢で宙高く跳び上がる。
写真集の専属カメラマンが中空に飛んだお春の真下に転がりこみ「シャッターチャンス!」と叫ぶ。
そして床に仰向けになって、中空のお春の180℃に開いた股間を連射し「女忍びの肉烈激写したりー!」と叫ぶ。
お春をあ然と見上げ、
観客A「み、見えた・・・」
観客B「茂みの奥にくっきりはっきり裂け目が見えた・・・」
観客C「写真集が出たら速攻で確かめなきゃ・・・」
腕組みして満足げに中空のお春を見上げ、
修一「この肉烈激写でお春の写真集の売り上げ№1が決定したでござるな・・・」
伝兵衛、中空でバクテンする。
一回転した伝兵衛の眼前にお春の爪先蹴りが迫る。
お春の爪先が伝兵衛の喉に「グジャッ」とめりこむ。
のどが裂けた伝兵衛、どさっと床に落下。
お春もトンと着地する。
裂けた喉から血の泡を吹きながらお春を見上げ、
伝兵衛「わ、わが死をもって・・・伊賀の血が絶えたり。無念・・・」
観客達、ぼうぜん。
優子達、ぼうぜん。
司会者、ぼうぜん。
お春「修一様のお蔭で両親の仇討が適いました。お礼を申します」
修一「匂うぞ」
えっという表情をしたお春に、
修一「お春のアソコから脳髄が痺れるような芳香が漂よってくるが、戦いに興奮する体質か?」という絵にN『後日発刊される写真集で宙に舞うお春の女芯から淫液が柔毛を伝って滴り飛んでるのを目にする事になるーー』
恥らい赤面して俯いたお春に、
修一「近々お春を抱く。そのつもりでいよ」
お春の太腿に淫液が、つーっと伝い流れる。
羞恥に頬を染め、
お春「その時まで・・・お春は狂おしい火照りに堪え忍びまする・・・」
つづく