(111) エクスタシー
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
長尾秀介(70)スラッとした体形。穏やかな表情に知的さが滲み出ている。大地主。
長尾今子(30)170㎝、髪をひっつめてお団子にした超美人。
真菜(3) 今子の娘
米田(25)凶相
カシム(30)凶相のアラブ人。
アリ(28) 巨漢で凶相の黒人。カシムの子分
ベトナム人の女達三人(25。顔は並以下)
N=ナレーション
今子「お義父さま、早く早く、こっちです」と嬉しそうに修一達の元へ真菜と手を繋ぎ、義父を伴ってくる。
男達を見て怒りを露わにし、
長尾「こいつらにさらわれたのか・・・」
不安げに躊躇し、
長尾「聞きにくいんだが・・・」
自信たっぷりに、
今子「なんでも聞いてください」
長尾「(躊躇し)その、なにも・・・されなかったんだよね?」
今子「勿論です。寸前に彼に救われたから安心してください」
長尾、ほっと安堵する。
修一に頭を下げ、
長尾「よくぞ大事な娘を助けてくれました。なんとお礼を言っていいか」
長尾「金でもクラシックカーでもなんでも欲しい物があれば言ってくれないか」
修一「金なら腐るほどもっちょるけんお気遣い無用」
訝しげに、
長尾(高校生が腐るほどの金を?・・・)
長尾「ではせめてその備前包平を受け取ってもらえないか」
修一「有り難く頂戴いたそう」
修一「では続きを再開します」と鞘から刀を抜く。
Dの喉に刀を突きつけ、
修一「二度は聞かん」
修一「今まで何人誘拐した?」
D 「(開き直り)そんなこと聞いてどうすんだ。お前が全員を救い出してやるのか?」
修一「たわけが!」と大喝すると同時、目にも止まらぬ速さで刀を一閃させるとDの頭が「ズシュッ」と宙に飛ぶ。
修一「素直に答えてりゃ助かったものを」と刀をチンと鞘に納めたと同時、首がポトッと地に転がる。
米田とカシムあ然。
石川と長尾あ然。
檻のベトナム人達あ然。
真菜は目を背け母の腹に顔を埋めてるが、今子は陶然と身震いし、
今子(この男っぷりが堪らない・・・)
プルっと身震いし、
今子(子宮がずんと痺れて・・・イっちゃった・・・)
今子の膣から粘液がツーっと太腿に伝い流れるのをスカートの下から煽って描いた絵。
歯をカチカチ鳴らして震えるCの喉に刀を突きつけ、
修一「はい、同じ質問」
好奇に満ちた目で、
今子(最小限のセリフと情け容赦のない行動力がシブい・・・)
C 「に、二年半の間に三十五人・・・」
修一、Cの喉に刀をズブーと押し込んで貫通させる。
今子、ズーンと快感に身体を貫かれる。
陶然と身震いし、
今子(あうぅ・・・またイった・・・・)
滝のように涙を流し、
修一「うぅぐ、訳の分からん国に売り飛ばされて可哀そうに、南無阿弥陀仏―」
今子(彼が助けてくれなかったら私もそうなってた・・・)
修一、怒りの形相でCの胸をドガッと蹴り倒して刀を抜く。
米田「なっ、なんて事しゃがる、ヤツはちゃんと答えたじゃねえか」
腰を落とし抜き打ちの構えで、
修一「あ?」と言われて米田が怯える。
修一「もう一回ゆうてみいや」
米田「(うなだれ)すみません・・・」
刀の先でPCを指し、
修一「おどれらの口座の暗証番号を打ち込め」
米田、驚愕。
石川の肩に手を置き、
修一「うちにゃITのプロがおる。われがしゃべらんでも番号を突き止める」
修一「首を飛ばされるか、しゃべって生き延びるかどっちか選べ」
PCのキーに指で触れ、疑わしげに、
米田「暗証番号を入れたらほんとに解放してくれるんだな?」
修一「武士に二言はない」
里香「(怒り)こんなクズを解放したらまた同じ事を繰り返すのにー」
米田がキーを打ち込むのを石川が横で確認している。
修一に頷き、
石川「残高三億二千万。確認したよ」
修一「よし。とりあえず全額石川君の口座に移してくれ。使い道はあとから考える」
石川「(PCを打ちながら)了解」
米田とカシム、ギョッとする。
膝をつき頭を抱えて嘆き、
米田「アイゴー」と叫ぶ。
修一、ピクッと険しい顔で米田に振り向く。
修一「なにがアイゴーじゃ?」
憤怒の形相で、
修一「わりゃ、俺が英語わからんおもてナメちょるんかー!」
修一「(すまして)私は行く。じゃろうが?」
「ぶひっ」と吹き、
里香(ものすごい因縁の付け方・・・)
あっ気にとられ、
長尾(なんと・・・)
あ然とする米田に、
修一「なんぼ俺でもその位分かるわいや」
修一「バカにしゃがって」と「ズシュ」と首を刎ねる。
刀を振り切ったまま静止した修一を見て陶然と身震いし、
今子(あぐぅ・・・もうズブズブ・・・・)
カシム「(怒り)ぶ、武士に二言はないって言ったじゃねえか・・・」
修一「(すまし)拙者は武士ではござらぬ」
あっ気にとられるカシムを睨み、
修一「さてと、おどれはどがいしちゃろかいの?」
カシュッとカッターの刃を出し、
里香「修ちゃん、今日はまだアキレス腱を切ってないから、こいつ私に頂戴」
驚き、
今子(あんな物、どこに隠してたの・・・?)
修一「(すまし)よかろう、存分にやりなされ」
右手で鉄パイプを拾い、
カシム「どおせやられるんなら一人でも多く道連れにしてやる・・・」
今子「(修一に)刀を貸してもらえますか?」
とまどう修一に、
今子「学生の時に剣道をやってたから大丈夫です」
今子が修一から抜き身を受け取るのを見てうろたえ、
長尾「今子さん、竹刀とは違うんだよ。ほんとに刀を扱えるのかい?」
凛として刀を構え、
今子「人をさらうヤツなんか絶対許せない」
刀を正眼に構えられて、
カシム「く、俺達が必死に稼いだ金を一瞬でかっさらいやがって・・・」
カシムが今子に鉄パイプで襲いかかった瞬間、背後にいた里香が「スキあり」とカシムの足首目掛け反転しながら飛び込む。
今子、刀でパイプを「カキーン」と受ける。
里香がカシムのアキレス腱をスパッと斬った瞬間、カシムが「ぎええー」と叫ぶ。
今子、その期を逃さず「スパッ」とパイプをもった右腕を斬り落とす。
修一、石川、感心する。
長尾「(驚愕)なんと・・・」
「うぎゃー」とのたうつカシムのもう片方の足首を押さえつけた里香が「シュパッ」とアキレス腱を切る。
刀を振り切ったまま陶然とした顔で静止し、
今子(あうぅ、なんというエクスタシー・・・)
のたうつカシムを冷ややかに見下し、
里香「三十五人の人生を奪ったクズを生かしとく訳にはいかないね」
里香「喉を搔き切って彼女達の無念を晴らしてやる」
あ然とし、
石川(顔は天使なのに、中身は岩城君のクローンみたい・・・)
里香、のたうつカシムの後ろ髪を掴む。
背後から尻をついてカシムの首を両足で絞めて喉にカッターを当てる(無論パンツ丸見え)。
首に巻きつけられた太腿を愛しげに撫で、
カシム「ふっ、あの世に行く前にこんな美人の太腿を撫でられて本望だぜ・・・」
カシムに「ジュル」と太腿を舐められて怖気を振るった里香が「きゃっ」と叫んで喉を掻っ切ろうとする。
今子「あ、まって」とパイプを拾う。
今子「これを持ってくれた方が腕が伸びて斬りやすい」と、あ然とするカシムの左手にパイプを握らせる。
刀を上段に構えて里香に、
今子「一息に殺すのは勿体ないわ。もう片方の腕も斬らせて」
あっ気にとられ、
石川(この人も修ちゃんに触発されて何かに目覚めたみたいだ・・・)
今子「やあー」と腕を切断したと同時、里香も喉を「スパッ」と切り裂く。
カシムの後頭部を蹴り、
里香「うー、気色悪い。足を触られた瞬間、全身の産毛が逆立ったよー」
刀を振り切ったまま恍惚の表情で静止し、
今子(あうぅ、もの凄いのがずーんときて腰が抜けそう・・・)
修一「うむ。これにて一件落着」
不安そうに、
里香「ねえ、修ちゃん、ずっともやもやしてたんだけど・・・」
里香「どう考えてもこいつらに世界を相手の人身売買組織を作れるとは思えないの」
石川、はっとする。
すごく不安そうに、
里香「背後にやばい組織の気配をビンビン感じるんだけど・・・」
つづく
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
長尾秀介(70)スラッとした体形。穏やかな表情に知的さが滲み出ている。大地主。
長尾今子(30)170㎝、髪をひっつめてお団子にした超美人。
真菜(3) 今子の娘
米田(25)凶相
カシム(30)凶相のアラブ人。
アリ(28) 巨漢で凶相の黒人。カシムの子分
ベトナム人の女達三人(25。顔は並以下)
N=ナレーション
今子「お義父さま、早く早く、こっちです」と嬉しそうに修一達の元へ真菜と手を繋ぎ、義父を伴ってくる。
男達を見て怒りを露わにし、
長尾「こいつらにさらわれたのか・・・」
不安げに躊躇し、
長尾「聞きにくいんだが・・・」
自信たっぷりに、
今子「なんでも聞いてください」
長尾「(躊躇し)その、なにも・・・されなかったんだよね?」
今子「勿論です。寸前に彼に救われたから安心してください」
長尾、ほっと安堵する。
修一に頭を下げ、
長尾「よくぞ大事な娘を助けてくれました。なんとお礼を言っていいか」
長尾「金でもクラシックカーでもなんでも欲しい物があれば言ってくれないか」
修一「金なら腐るほどもっちょるけんお気遣い無用」
訝しげに、
長尾(高校生が腐るほどの金を?・・・)
長尾「ではせめてその備前包平を受け取ってもらえないか」
修一「有り難く頂戴いたそう」
修一「では続きを再開します」と鞘から刀を抜く。
Dの喉に刀を突きつけ、
修一「二度は聞かん」
修一「今まで何人誘拐した?」
D 「(開き直り)そんなこと聞いてどうすんだ。お前が全員を救い出してやるのか?」
修一「たわけが!」と大喝すると同時、目にも止まらぬ速さで刀を一閃させるとDの頭が「ズシュッ」と宙に飛ぶ。
修一「素直に答えてりゃ助かったものを」と刀をチンと鞘に納めたと同時、首がポトッと地に転がる。
米田とカシムあ然。
石川と長尾あ然。
檻のベトナム人達あ然。
真菜は目を背け母の腹に顔を埋めてるが、今子は陶然と身震いし、
今子(この男っぷりが堪らない・・・)
プルっと身震いし、
今子(子宮がずんと痺れて・・・イっちゃった・・・)
今子の膣から粘液がツーっと太腿に伝い流れるのをスカートの下から煽って描いた絵。
歯をカチカチ鳴らして震えるCの喉に刀を突きつけ、
修一「はい、同じ質問」
好奇に満ちた目で、
今子(最小限のセリフと情け容赦のない行動力がシブい・・・)
C 「に、二年半の間に三十五人・・・」
修一、Cの喉に刀をズブーと押し込んで貫通させる。
今子、ズーンと快感に身体を貫かれる。
陶然と身震いし、
今子(あうぅ・・・またイった・・・・)
滝のように涙を流し、
修一「うぅぐ、訳の分からん国に売り飛ばされて可哀そうに、南無阿弥陀仏―」
今子(彼が助けてくれなかったら私もそうなってた・・・)
修一、怒りの形相でCの胸をドガッと蹴り倒して刀を抜く。
米田「なっ、なんて事しゃがる、ヤツはちゃんと答えたじゃねえか」
腰を落とし抜き打ちの構えで、
修一「あ?」と言われて米田が怯える。
修一「もう一回ゆうてみいや」
米田「(うなだれ)すみません・・・」
刀の先でPCを指し、
修一「おどれらの口座の暗証番号を打ち込め」
米田、驚愕。
石川の肩に手を置き、
修一「うちにゃITのプロがおる。われがしゃべらんでも番号を突き止める」
修一「首を飛ばされるか、しゃべって生き延びるかどっちか選べ」
PCのキーに指で触れ、疑わしげに、
米田「暗証番号を入れたらほんとに解放してくれるんだな?」
修一「武士に二言はない」
里香「(怒り)こんなクズを解放したらまた同じ事を繰り返すのにー」
米田がキーを打ち込むのを石川が横で確認している。
修一に頷き、
石川「残高三億二千万。確認したよ」
修一「よし。とりあえず全額石川君の口座に移してくれ。使い道はあとから考える」
石川「(PCを打ちながら)了解」
米田とカシム、ギョッとする。
膝をつき頭を抱えて嘆き、
米田「アイゴー」と叫ぶ。
修一、ピクッと険しい顔で米田に振り向く。
修一「なにがアイゴーじゃ?」
憤怒の形相で、
修一「わりゃ、俺が英語わからんおもてナメちょるんかー!」
修一「(すまして)私は行く。じゃろうが?」
「ぶひっ」と吹き、
里香(ものすごい因縁の付け方・・・)
あっ気にとられ、
長尾(なんと・・・)
あ然とする米田に、
修一「なんぼ俺でもその位分かるわいや」
修一「バカにしゃがって」と「ズシュ」と首を刎ねる。
刀を振り切ったまま静止した修一を見て陶然と身震いし、
今子(あぐぅ・・・もうズブズブ・・・・)
カシム「(怒り)ぶ、武士に二言はないって言ったじゃねえか・・・」
修一「(すまし)拙者は武士ではござらぬ」
あっ気にとられるカシムを睨み、
修一「さてと、おどれはどがいしちゃろかいの?」
カシュッとカッターの刃を出し、
里香「修ちゃん、今日はまだアキレス腱を切ってないから、こいつ私に頂戴」
驚き、
今子(あんな物、どこに隠してたの・・・?)
修一「(すまし)よかろう、存分にやりなされ」
右手で鉄パイプを拾い、
カシム「どおせやられるんなら一人でも多く道連れにしてやる・・・」
今子「(修一に)刀を貸してもらえますか?」
とまどう修一に、
今子「学生の時に剣道をやってたから大丈夫です」
今子が修一から抜き身を受け取るのを見てうろたえ、
長尾「今子さん、竹刀とは違うんだよ。ほんとに刀を扱えるのかい?」
凛として刀を構え、
今子「人をさらうヤツなんか絶対許せない」
刀を正眼に構えられて、
カシム「く、俺達が必死に稼いだ金を一瞬でかっさらいやがって・・・」
カシムが今子に鉄パイプで襲いかかった瞬間、背後にいた里香が「スキあり」とカシムの足首目掛け反転しながら飛び込む。
今子、刀でパイプを「カキーン」と受ける。
里香がカシムのアキレス腱をスパッと斬った瞬間、カシムが「ぎええー」と叫ぶ。
今子、その期を逃さず「スパッ」とパイプをもった右腕を斬り落とす。
修一、石川、感心する。
長尾「(驚愕)なんと・・・」
「うぎゃー」とのたうつカシムのもう片方の足首を押さえつけた里香が「シュパッ」とアキレス腱を切る。
刀を振り切ったまま陶然とした顔で静止し、
今子(あうぅ、なんというエクスタシー・・・)
のたうつカシムを冷ややかに見下し、
里香「三十五人の人生を奪ったクズを生かしとく訳にはいかないね」
里香「喉を搔き切って彼女達の無念を晴らしてやる」
あ然とし、
石川(顔は天使なのに、中身は岩城君のクローンみたい・・・)
里香、のたうつカシムの後ろ髪を掴む。
背後から尻をついてカシムの首を両足で絞めて喉にカッターを当てる(無論パンツ丸見え)。
首に巻きつけられた太腿を愛しげに撫で、
カシム「ふっ、あの世に行く前にこんな美人の太腿を撫でられて本望だぜ・・・」
カシムに「ジュル」と太腿を舐められて怖気を振るった里香が「きゃっ」と叫んで喉を掻っ切ろうとする。
今子「あ、まって」とパイプを拾う。
今子「これを持ってくれた方が腕が伸びて斬りやすい」と、あ然とするカシムの左手にパイプを握らせる。
刀を上段に構えて里香に、
今子「一息に殺すのは勿体ないわ。もう片方の腕も斬らせて」
あっ気にとられ、
石川(この人も修ちゃんに触発されて何かに目覚めたみたいだ・・・)
今子「やあー」と腕を切断したと同時、里香も喉を「スパッ」と切り裂く。
カシムの後頭部を蹴り、
里香「うー、気色悪い。足を触られた瞬間、全身の産毛が逆立ったよー」
刀を振り切ったまま恍惚の表情で静止し、
今子(あうぅ、もの凄いのがずーんときて腰が抜けそう・・・)
修一「うむ。これにて一件落着」
不安そうに、
里香「ねえ、修ちゃん、ずっともやもやしてたんだけど・・・」
里香「どう考えてもこいつらに世界を相手の人身売買組織を作れるとは思えないの」
石川、はっとする。
すごく不安そうに、
里香「背後にやばい組織の気配をビンビン感じるんだけど・・・」
つづく