(71) ブルマーフェチ
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
石川加代子(25)前出の190㎝の長身で冷たそうな美人。Vリーグ選手。
変質者の男(25)目は細く吊り上がり見るからに変質者顔
N=ナレーション
加代子の部屋のドアが少し開いている。
注、部屋はすっきり整頓され隅にリュックが置いてあり寝具はベッド。
同、玄関内
尻にしがみつかれて腰をなすりつけられながら、もどかしげに靴を脱ぎ、
加代子「ま、まって、ベッドで思いっきりブチ込んで・・・」
同、室内。
昂奮しながらノースリーブを首まで脱ぎかけた加代子に、
修一「ちょっとまった」
加代子「え?・・・」
修一「ブルマーある?」
スカートを脱ぎながら、
加代子「まだ洗濯してないのならあるけど・・・」
修一「履いて見せて。俺ブルマーフェチなんよね」
上はブラ、下はTバックの加代子が床に膝をついてリュックを開けながら、
加代子「うふ、ブルマーフェチの男性は大勢いるみたいだけど・・・」
その姿勢の股間のアップに加代子の声、
「修ちゃんもだったか・・・」
五階角部屋の加代子の部屋をベランダ側から描いた絵に二人の会話、
「男性ってブルマーにどんな妄想を抱くものなの?」
「マン臭とたっぷりしみ込んだ汗。マン汁の白い痕跡がついてたら特上品だな。ただし美人限定ね」
リュックの中をまさぐり、
加代子「あれ、おかしいな?・・・」
加代子「(尚もまさぐり)練習のあとちゃんとリュックにしまったはずなんだけど・・・」
天井の絵に、
「会社の体育館に忘れてきたのかしら、いや絶対そんなはずは・・・」
加代子の足元に這いつくばって彼女の親指をチュピッと口に含み、
修一「ないのならもういい・・・」
加代子「きゃっ、汚いからだめっ!」
加代子の背後からの視点で、這いつくばった修一が視線の先の何かに目を止めた絵。
加代子の後ろのベッドの下に腹ばいになった男が無表情で修一を見ている。
注、素っ裸にブルマーを履き右手にナタを握っている。
嬉しそうに立ちあがり、
修一「ブルマー見―っけ!」
加代子「えっ、どこに?」と見回す。
加代子の腕を掴んで台所に連れてゆきながら耳元に小声で、
修一「なにも聞くな。殺虫剤とライターはあるか?」
加代子、不思議そうに頷く。
加代子、流しの下の物入れから取り出した殺虫剤と着火マンを修一に手渡す。
二人が部屋に戻りかけた瞬間、ベッドの下からナタがすごい勢いで回転して加代子の足を目掛け飛んでくる。
加代子「きやーーっ」
目にも止まらぬ素早さで修一が加代子をバッと抱き抱える。
そしてジャンプする。
ナタがガっと壁に突き刺さる。
そっと彼女を降ろした修一に、
加代子「・・・あ、ありがとう・・・」(私を抱いてジャンプできるなんて・・・)
2人が裸で駅弁ファックしている場面をイメージし、
加代子(駅弁ファックなんか余裕で出来そう・・・)(慣れたらリクエストしてみよう・・・)
修一、口に人差し指を立てて加代子に静かにしろと伝える。
修一が四つん這いになってベッドの下を覗くのを変質者の背後からの視点で描き、
修一「なんで性犯罪者はみんな目が糸みたいでツリ上がっとるんかのう?」
男、ぼう然と修一を見る。
修一「そのブルマーは俺のじゃけん返してくれんかのう」
加代子、えっという顔で修一を見る。
修一、ベッドの下に向けて殺虫剤をシューッと噴霧する。
着火マンをカチッとつけ炎を変質者の顔に当てる。
「ぎよえええーーっ!」ものすごい絶叫と共にベッドのあちこちがドカッドカッと持ち上がったので目をむいて驚愕し、
加代子「ぎゃあああーっ」「エクソシストーーっ!」
男 「ぎえおおおーっ」と髪が燃えた男が両手で顔を押さえて転がり出てきたのでそれを見てまた目をむいて驚愕し、
加代子「ぎゃあああーっ」
男の両目に親指をギューと突っ込み、加代子に、
修一「加代子の知り合いか?」
戦いて首を振り、
加代子「こんなキモオタなんか見た事もない・・・」
修一「よし、聞いた事だけに答えろ。一言でも言い訳をしたら目をえぐる」
修一「分かったら頷け」と言う修一を驚愕して見て、
加代子(・・・すごい迫力・・・ウィキペディアに載ってた武勇伝はやっぱ本当だったんだ・・・)
両目に親指を突っ込まれたまま頷いた男に、
修一「どうやってここに入った?」
男 「ま、前にこの部屋に住んでたから、その時に作った合鍵で・・・」
男 「か、彼女のファンだから・・・」
修一「いつから忍び込むようになった?」
男 「三か月前から・・・」
加代子「(あ然)・・・私が越してきてすぐだわ・・・」
男 「試合の遠征で留守の日以外は毎日・・・お邪魔してました・・・」
天井の絵に修一と男の会話、
「いつ忍び込んでいつ出てってたんだ?まさかここに住んでた訳じゃあるまい?」
「彼女の帰宅前に侵入して、朝出かけた後に出ていってた・・・ゆ、指の力を抜いてくれ、目玉が潰れそうだ・・・」
胸をドコッと殴り、
修一「聞いた事だけに答えろって言ったよな?」
呆れて加代子に、
修一「お前、こんな変態とずっと一緒にいてよく気づかなかったな」
加代子の尻の絵に修一の声、
「ほとんど同棲状態なのに自分以外の体臭を感じなかったのか?」
加代子「毎日練習でくたくたになって、帰ったらすぐに寝てしまってたから・・・」
男 「そ、そーりゃうそだー。毎晩きっちり3回オナニーするほどタフじゃないかー」
加代子「(赤面して)うっ・・・」
加代子「な、何かの間違いじゃないかと・・・」と俯く。
修一「(加代子に)おい、どうすんだ?こいつに加代子の秘密を全部知られてるぞ」
加代子「(赤面して)あ、ぅ・・・」
修一、男が小型レコーダーをブルマーに挟んでる事に気付く。
レコーダーのスイッチをカチッと入れ、
修一「・・・」と耳を澄ます。
加代子のふくらはぎを背後から描いた絵のアップにレコーダーの音声、
「・・・はぁ、はぁ、うぅぅ・・・修ちゃん、もっと突いてっ!・・・うぐっ・・・加代子のオマ○コをズボズボに突いてーーっ・・・」
赤面してうろたえ、
加代子「あぅぅぅ・・・そ、それは・・・」
修一「加代子さんの妄想劇場に出演させてもらって男冥利につきます・・・」
恥ずかしそうに、
加代子「ど・・・どういたしまして・・・」
男の勃起した股間を見て、
修一「いつも加代子のブルマーを履いてたのか?」
男 「・・・履いてるだけで果てしなく射精できるから・・・」
「うっ、うげーっ」とえづく加代子を見て、
修一「・・・まてよ、俺はこいつの精液まみれのブルマーを嗅いだって事か?・・・」
修一「このクソがっ」と男の胸をドコッドコッと殴る。
スマホを持ち、
加代子「もう1秒たりともこいつと同じ空気を吸いたくないから警察を呼ぶね」
修一「まあ待てよ」
修一「家宅侵入だけだからすぐに出て来てまた同じ事をやられるぞ、それでもいいのか?」
スマホを耳に当てたまま驚き、
加代子「・・・そんなのやだっ、このマンション苦労してやっと見つけたのにまた引っ越すなんてやだ・・・」
加代子「怒りで震えてきた、こんな変態野郎なんかぶっ殺してやりたい・・・」
修一「ひょっとしたら他にも強姦されて殺された被害者がいるかもな。なにしろナタを持ち歩くようなヤツだ・・・」
天井の絵に修一の声、
「罪を憎んで人を憎まずと言うが、それは身内を殺された経験のないヤツのたわごとよ・・・」
加代子を見つめ、
修一「罪を犯すのは人間なんだからな、分かるか?」
加代子「分かる。もし修ちゃんがいてくれなかったら今日が私の命日になってたかもしれないんだもの・・・」
男の頭をガシッと引っ掴み、
修一「じゃこいつを始末してくるわ」
加代子「(あ然) 始末って・・・」
加代子「(戦き)殺すって事・・・?」
つづく
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
石川加代子(25)前出の190㎝の長身で冷たそうな美人。Vリーグ選手。
変質者の男(25)目は細く吊り上がり見るからに変質者顔
N=ナレーション
加代子の部屋のドアが少し開いている。
注、部屋はすっきり整頓され隅にリュックが置いてあり寝具はベッド。
同、玄関内
尻にしがみつかれて腰をなすりつけられながら、もどかしげに靴を脱ぎ、
加代子「ま、まって、ベッドで思いっきりブチ込んで・・・」
同、室内。
昂奮しながらノースリーブを首まで脱ぎかけた加代子に、
修一「ちょっとまった」
加代子「え?・・・」
修一「ブルマーある?」
スカートを脱ぎながら、
加代子「まだ洗濯してないのならあるけど・・・」
修一「履いて見せて。俺ブルマーフェチなんよね」
上はブラ、下はTバックの加代子が床に膝をついてリュックを開けながら、
加代子「うふ、ブルマーフェチの男性は大勢いるみたいだけど・・・」
その姿勢の股間のアップに加代子の声、
「修ちゃんもだったか・・・」
五階角部屋の加代子の部屋をベランダ側から描いた絵に二人の会話、
「男性ってブルマーにどんな妄想を抱くものなの?」
「マン臭とたっぷりしみ込んだ汗。マン汁の白い痕跡がついてたら特上品だな。ただし美人限定ね」
リュックの中をまさぐり、
加代子「あれ、おかしいな?・・・」
加代子「(尚もまさぐり)練習のあとちゃんとリュックにしまったはずなんだけど・・・」
天井の絵に、
「会社の体育館に忘れてきたのかしら、いや絶対そんなはずは・・・」
加代子の足元に這いつくばって彼女の親指をチュピッと口に含み、
修一「ないのならもういい・・・」
加代子「きゃっ、汚いからだめっ!」
加代子の背後からの視点で、這いつくばった修一が視線の先の何かに目を止めた絵。
加代子の後ろのベッドの下に腹ばいになった男が無表情で修一を見ている。
注、素っ裸にブルマーを履き右手にナタを握っている。
嬉しそうに立ちあがり、
修一「ブルマー見―っけ!」
加代子「えっ、どこに?」と見回す。
加代子の腕を掴んで台所に連れてゆきながら耳元に小声で、
修一「なにも聞くな。殺虫剤とライターはあるか?」
加代子、不思議そうに頷く。
加代子、流しの下の物入れから取り出した殺虫剤と着火マンを修一に手渡す。
二人が部屋に戻りかけた瞬間、ベッドの下からナタがすごい勢いで回転して加代子の足を目掛け飛んでくる。
加代子「きやーーっ」
目にも止まらぬ素早さで修一が加代子をバッと抱き抱える。
そしてジャンプする。
ナタがガっと壁に突き刺さる。
そっと彼女を降ろした修一に、
加代子「・・・あ、ありがとう・・・」(私を抱いてジャンプできるなんて・・・)
2人が裸で駅弁ファックしている場面をイメージし、
加代子(駅弁ファックなんか余裕で出来そう・・・)(慣れたらリクエストしてみよう・・・)
修一、口に人差し指を立てて加代子に静かにしろと伝える。
修一が四つん這いになってベッドの下を覗くのを変質者の背後からの視点で描き、
修一「なんで性犯罪者はみんな目が糸みたいでツリ上がっとるんかのう?」
男、ぼう然と修一を見る。
修一「そのブルマーは俺のじゃけん返してくれんかのう」
加代子、えっという顔で修一を見る。
修一、ベッドの下に向けて殺虫剤をシューッと噴霧する。
着火マンをカチッとつけ炎を変質者の顔に当てる。
「ぎよえええーーっ!」ものすごい絶叫と共にベッドのあちこちがドカッドカッと持ち上がったので目をむいて驚愕し、
加代子「ぎゃあああーっ」「エクソシストーーっ!」
男 「ぎえおおおーっ」と髪が燃えた男が両手で顔を押さえて転がり出てきたのでそれを見てまた目をむいて驚愕し、
加代子「ぎゃあああーっ」
男の両目に親指をギューと突っ込み、加代子に、
修一「加代子の知り合いか?」
戦いて首を振り、
加代子「こんなキモオタなんか見た事もない・・・」
修一「よし、聞いた事だけに答えろ。一言でも言い訳をしたら目をえぐる」
修一「分かったら頷け」と言う修一を驚愕して見て、
加代子(・・・すごい迫力・・・ウィキペディアに載ってた武勇伝はやっぱ本当だったんだ・・・)
両目に親指を突っ込まれたまま頷いた男に、
修一「どうやってここに入った?」
男 「ま、前にこの部屋に住んでたから、その時に作った合鍵で・・・」
男 「か、彼女のファンだから・・・」
修一「いつから忍び込むようになった?」
男 「三か月前から・・・」
加代子「(あ然)・・・私が越してきてすぐだわ・・・」
男 「試合の遠征で留守の日以外は毎日・・・お邪魔してました・・・」
天井の絵に修一と男の会話、
「いつ忍び込んでいつ出てってたんだ?まさかここに住んでた訳じゃあるまい?」
「彼女の帰宅前に侵入して、朝出かけた後に出ていってた・・・ゆ、指の力を抜いてくれ、目玉が潰れそうだ・・・」
胸をドコッと殴り、
修一「聞いた事だけに答えろって言ったよな?」
呆れて加代子に、
修一「お前、こんな変態とずっと一緒にいてよく気づかなかったな」
加代子の尻の絵に修一の声、
「ほとんど同棲状態なのに自分以外の体臭を感じなかったのか?」
加代子「毎日練習でくたくたになって、帰ったらすぐに寝てしまってたから・・・」
男 「そ、そーりゃうそだー。毎晩きっちり3回オナニーするほどタフじゃないかー」
加代子「(赤面して)うっ・・・」
加代子「な、何かの間違いじゃないかと・・・」と俯く。
修一「(加代子に)おい、どうすんだ?こいつに加代子の秘密を全部知られてるぞ」
加代子「(赤面して)あ、ぅ・・・」
修一、男が小型レコーダーをブルマーに挟んでる事に気付く。
レコーダーのスイッチをカチッと入れ、
修一「・・・」と耳を澄ます。
加代子のふくらはぎを背後から描いた絵のアップにレコーダーの音声、
「・・・はぁ、はぁ、うぅぅ・・・修ちゃん、もっと突いてっ!・・・うぐっ・・・加代子のオマ○コをズボズボに突いてーーっ・・・」
赤面してうろたえ、
加代子「あぅぅぅ・・・そ、それは・・・」
修一「加代子さんの妄想劇場に出演させてもらって男冥利につきます・・・」
恥ずかしそうに、
加代子「ど・・・どういたしまして・・・」
男の勃起した股間を見て、
修一「いつも加代子のブルマーを履いてたのか?」
男 「・・・履いてるだけで果てしなく射精できるから・・・」
「うっ、うげーっ」とえづく加代子を見て、
修一「・・・まてよ、俺はこいつの精液まみれのブルマーを嗅いだって事か?・・・」
修一「このクソがっ」と男の胸をドコッドコッと殴る。
スマホを持ち、
加代子「もう1秒たりともこいつと同じ空気を吸いたくないから警察を呼ぶね」
修一「まあ待てよ」
修一「家宅侵入だけだからすぐに出て来てまた同じ事をやられるぞ、それでもいいのか?」
スマホを耳に当てたまま驚き、
加代子「・・・そんなのやだっ、このマンション苦労してやっと見つけたのにまた引っ越すなんてやだ・・・」
加代子「怒りで震えてきた、こんな変態野郎なんかぶっ殺してやりたい・・・」
修一「ひょっとしたら他にも強姦されて殺された被害者がいるかもな。なにしろナタを持ち歩くようなヤツだ・・・」
天井の絵に修一の声、
「罪を憎んで人を憎まずと言うが、それは身内を殺された経験のないヤツのたわごとよ・・・」
加代子を見つめ、
修一「罪を犯すのは人間なんだからな、分かるか?」
加代子「分かる。もし修ちゃんがいてくれなかったら今日が私の命日になってたかもしれないんだもの・・・」
男の頭をガシッと引っ掴み、
修一「じゃこいつを始末してくるわ」
加代子「(あ然) 始末って・・・」
加代子「(戦き)殺すって事・・・?」
つづく