(109)人身売買
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
長尾秀介(70)スラッとした体形。穏やかな表情に知的さが滲み出ている。大地主。
長尾今子(30)170㎝、髪をひっつめてお団子にした超美人。
真菜(3) 今子の娘
米田(25)凶相
カシム(30)凶相のアラブ人。
アリ(28) 巨漢で凶相の黒人。カシムの子分
石橋(25)石橋和歩と瓜二つ。イノブタみたいなバカ面
石橋の女(25)同じくバカ面
ベトナム人の女達三人(25。顔は並以下)
N=ナレーション
石橋の車に向かう修一を見て、
夫 「げっ、マジかよ。刀を持ってるぞ」
妻 「あんなやつら、なますにされればいいのよ」
修一、腰を屈めてウィンドーが閉まった車内を覗く(車内の2人は知らずにスマホをいじっている)。
修一「最強のバカ面じゃのう」と呆れながらベルトに刀を差す。
夫婦、固唾をのんで見守る。
長尾、固唾をのんで見守る。
石橋と女がふと修一に気付く。
修一、突然右足でドガッと窓ガラスをけ破ると勢い余って石橋の横っ面をふっとばし、石橋の頭で顔面を強打された女も窓ガラスに頭を打ち付けてガラスにひびが入る。
夫 「ひっ、会話もなく突然・・・」
修一、鬼の形相で右足を車内に突っ込んだままゴズッ、ゴズッと二人の頭を蹴りまくる。
夫と妻、凝然。
長尾、凝然。
修一がチャッと刀を抜く傍らで、石橋と女は顔面血まみれで気絶している。
車内に首を突っ込んで二人をまじまじ凝視し、
修一「われらイノブタのつがいか?」
修一「いつまで死んだ振りしとんじゃ?」と石橋の太腿にズブッと刀を突き刺すと石橋が「きええーっ」と絶叫する。
涙をボロボロ流し、
石橋「助けてくださいー」
修一「どぎたない面で俺を見るな。身体が腐るわい」と女の太腿に刀をズブッと貫通させたら女が「ぐぎゃーー」と絶叫する。
修一「おどれらのようなカスが交尾して繁殖したら迷惑する人が増えるだけじゃ」
修一「もし交尾せんと約束するんならこらえちゃってもええがの」
石橋「し、しませんっ、一生しません」
女 「絶対させませんから許してください」
横から石橋と女の首を一気にズブッと串刺しにし、
修一「カスのゆう事を信じるバカはおらん」
感嘆し、
長尾(なんと破天荒な。彼なら間違いなく娘を助けてくれるだろう)
夫婦、驚愕。
石川、上空を飛びながら眼下を凝視。
修一を見つけ嬉しそうに、
石川「あ、岩城くん」
修一、刀をブッと血ぶりする。
修一が刀をチャッと鞘に納めた時に石川がドローンで降りてきて、
石川「岩城くん」と声をかける。
修一「(意外そうに)あれ、石川くん」
修一「ちょっと待っててね、こっちを先に片づけるけん」
修一、驚愕する夫婦の車に歩いてゆく。
そして窓から首を突っ込んでドライブレコーダーを指さし、
修一「SDカードを回収いたします」
夫 「あ、はい・・・」
SDカードを修一に手渡し、
夫 「ど、どうぞ」(誰にも言わないのに、用心深い人だ・・・)
修一、カードを宙にほうり上げる。
落ちてくるカードを居合で一閃する。
真っ二つに斬れたカードがポトッと地に落ちたのを見て、夫婦が驚愕する。
夫婦に穏やかな表情で、
修一「見ざる、言わざる、聞かざる」
修一「おわかりか?」
夫 「は、はいっ、私達はなにも見てません」
妻 「有難うございました。これからもクズをバンバン退治して下さい」
車内で死んでるクズを見て驚き、
石川「わっ、一歩遅かった。殺すとこを見たかったのに」と言う彼の後方で夫婦の車が走り去ってゆく。
修一「なんで俺がここにいるのがわかったん?」
石川「ドローンのテスト飛行してたら里香ちゃんの放置されたバイクを見つけたの」
修一「なにっ!」
石川「もしかしたら誘拐されたかと探してたら岩城君を発見したってわけ」
修一「(訝しげに)里香が大事にしてるバイクを放置しっぱなしにする訳がない・・・」
修一「実は俺も知り合いが誘拐されて探してるとこだったんだ」
石川「えっ!」
修一「(頷き)きっと里香をさらったヤツらと同じ犯人グループだ」
修一「ヤツらは白のバンに乗ってる。石川君は空から探してくれ。俺達はドローンについてくから」
小さなイャホーンを一つ手渡し、
石川「これをつけて。僕と交信できるから」
イャホーンを耳に差し込みながら、
修一「石川君だけが頼りだ。たのむぞ」
石川「まかせといて」
ドローンで上昇しながらブンちゃんに、
石川「ぜったい里香ちゃんを見つけるんだぞ」
車に乗り込んだ修一に心配げに、
長尾「なにか手掛かりでも?」
修一「俺の彼女もさらわれた」
長尾「(驚き)なんだって!」
フロントガラスから上空を飛ぶドローンを見て長尾に、
修一「あのドローンを追ってくれ」
ドローンを見て、
長尾「あれ売ってるのかい?」
修一「まさか、彼が作ったんだ」
長尾「なんと、君にはすごい友人がいるんだね」
上空から眼下のロールスをみて、
石川「岩城くん聞こえますかー?」
窓から空を見上げて手を振り、
修一「はいはい、感度良好ですよー」
石川(うふ、修ちゃんと一緒にいられて超楽しい)
注、犯人のアジト。山の開けた広い土地に鉄柵で囲まれた車の解体工場があり、廃車が山積みになっていてコンテナ等も置いてある。その奥に工場と思しき古い建屋がある。
バンが二台停まっているアジトを上から俯瞰した絵。
薄暗い建屋内。
高さ一m位の鉄格子の檻に怯えた三人のベトナム人の女(各25)が閉じ込められており、向こうで裸で立たされてる里香と今子(ここから、ひっつめ髪ではなく髪を下している)を見つめている。
注、カシム、アリ、米田、A、B、Cが素っ裸で立たされた里香と今子(二人共、手で胸と股間を隠し、足元に脱いだ服あり)を凝視している中、Dが三脚を建てビデオカメラで女を撮影している。
感嘆したように里香を凝視し米田に、
カシム「よくこんな女を見つけてきたな」
米田「そっちもな。すげえ上玉じゃねえか」
カシム「ベトナムやコリアンには全く食指が湧かなかったが・・・」
カシム「(笑みを浮かべ)今回は落札後にたっぷり堪能させてもらうぜ」
ビデオを手に持って二人に近づき、
D 「また注射を打たれたくなかったら両手を後ろにまわして全身を見せろ」
↑カンドーラの参考
○アラブの某国
町の全景。
金持ちの大きな邸宅の外観。
同、邸宅内
執務室に男の声、
「おおお、今回は日本人か!」
今子の股間がパソコンの画面にアップになった絵に男の声、
「アラブ系と違って透けるように真っ白い肌だ・・・」
今子の顔のアップの画面に声、
「なんて美しく神秘的なんだ・・・」
白いカンドゥーラを着た男が画面に見入って「ゴクッ」とツバを飲む。
PCのキーボードをカチャカチャ叩き、
男 「なんとしてもこの女を落札してやる」
黒のカンドゥーラを着た別の男の執務室の絵に感嘆の声、
「・・・まるで妖精じゃないか。日本人にはこんな美人がいるのか・・・?」
里香の顔がアップになった画面の絵。
キーボードをカチャカチャ叩き、
男 「この娘を絶対手に入れてやる」
○アジト内
Cが机の上のPCを見て「ええーっ!?」っと驚愕したので、
カシム「どうした?」
C 「年増に、い、一億二千万、若い方は一億一千万。まだ四人が競りあってる・・・」
カシムと米田があ然と顔を見合わせる。
里香「(平然と)あんたら、もうじき私の修ちゃんに皆殺しにされるよ」と言った里香を見て今子が驚く。
つづく
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。
長尾秀介(70)スラッとした体形。穏やかな表情に知的さが滲み出ている。大地主。
長尾今子(30)170㎝、髪をひっつめてお団子にした超美人。
真菜(3) 今子の娘
米田(25)凶相
カシム(30)凶相のアラブ人。
アリ(28) 巨漢で凶相の黒人。カシムの子分
石橋(25)石橋和歩と瓜二つ。イノブタみたいなバカ面
石橋の女(25)同じくバカ面
ベトナム人の女達三人(25。顔は並以下)
N=ナレーション
石橋の車に向かう修一を見て、
夫 「げっ、マジかよ。刀を持ってるぞ」
妻 「あんなやつら、なますにされればいいのよ」
修一、腰を屈めてウィンドーが閉まった車内を覗く(車内の2人は知らずにスマホをいじっている)。
修一「最強のバカ面じゃのう」と呆れながらベルトに刀を差す。
夫婦、固唾をのんで見守る。
長尾、固唾をのんで見守る。
石橋と女がふと修一に気付く。
修一、突然右足でドガッと窓ガラスをけ破ると勢い余って石橋の横っ面をふっとばし、石橋の頭で顔面を強打された女も窓ガラスに頭を打ち付けてガラスにひびが入る。
夫 「ひっ、会話もなく突然・・・」
修一、鬼の形相で右足を車内に突っ込んだままゴズッ、ゴズッと二人の頭を蹴りまくる。
夫と妻、凝然。
長尾、凝然。
修一がチャッと刀を抜く傍らで、石橋と女は顔面血まみれで気絶している。
車内に首を突っ込んで二人をまじまじ凝視し、
修一「われらイノブタのつがいか?」
修一「いつまで死んだ振りしとんじゃ?」と石橋の太腿にズブッと刀を突き刺すと石橋が「きええーっ」と絶叫する。
涙をボロボロ流し、
石橋「助けてくださいー」
修一「どぎたない面で俺を見るな。身体が腐るわい」と女の太腿に刀をズブッと貫通させたら女が「ぐぎゃーー」と絶叫する。
修一「おどれらのようなカスが交尾して繁殖したら迷惑する人が増えるだけじゃ」
修一「もし交尾せんと約束するんならこらえちゃってもええがの」
石橋「し、しませんっ、一生しません」
女 「絶対させませんから許してください」
横から石橋と女の首を一気にズブッと串刺しにし、
修一「カスのゆう事を信じるバカはおらん」
感嘆し、
長尾(なんと破天荒な。彼なら間違いなく娘を助けてくれるだろう)
夫婦、驚愕。
石川、上空を飛びながら眼下を凝視。
修一を見つけ嬉しそうに、
石川「あ、岩城くん」
修一、刀をブッと血ぶりする。
修一が刀をチャッと鞘に納めた時に石川がドローンで降りてきて、
石川「岩城くん」と声をかける。
修一「(意外そうに)あれ、石川くん」
修一「ちょっと待っててね、こっちを先に片づけるけん」
修一、驚愕する夫婦の車に歩いてゆく。
そして窓から首を突っ込んでドライブレコーダーを指さし、
修一「SDカードを回収いたします」
夫 「あ、はい・・・」
SDカードを修一に手渡し、
夫 「ど、どうぞ」(誰にも言わないのに、用心深い人だ・・・)
修一、カードを宙にほうり上げる。
落ちてくるカードを居合で一閃する。
真っ二つに斬れたカードがポトッと地に落ちたのを見て、夫婦が驚愕する。
夫婦に穏やかな表情で、
修一「見ざる、言わざる、聞かざる」
修一「おわかりか?」
夫 「は、はいっ、私達はなにも見てません」
妻 「有難うございました。これからもクズをバンバン退治して下さい」
車内で死んでるクズを見て驚き、
石川「わっ、一歩遅かった。殺すとこを見たかったのに」と言う彼の後方で夫婦の車が走り去ってゆく。
修一「なんで俺がここにいるのがわかったん?」
石川「ドローンのテスト飛行してたら里香ちゃんの放置されたバイクを見つけたの」
修一「なにっ!」
石川「もしかしたら誘拐されたかと探してたら岩城君を発見したってわけ」
修一「(訝しげに)里香が大事にしてるバイクを放置しっぱなしにする訳がない・・・」
修一「実は俺も知り合いが誘拐されて探してるとこだったんだ」
石川「えっ!」
修一「(頷き)きっと里香をさらったヤツらと同じ犯人グループだ」
修一「ヤツらは白のバンに乗ってる。石川君は空から探してくれ。俺達はドローンについてくから」
小さなイャホーンを一つ手渡し、
石川「これをつけて。僕と交信できるから」
イャホーンを耳に差し込みながら、
修一「石川君だけが頼りだ。たのむぞ」
石川「まかせといて」
ドローンで上昇しながらブンちゃんに、
石川「ぜったい里香ちゃんを見つけるんだぞ」
車に乗り込んだ修一に心配げに、
長尾「なにか手掛かりでも?」
修一「俺の彼女もさらわれた」
長尾「(驚き)なんだって!」
フロントガラスから上空を飛ぶドローンを見て長尾に、
修一「あのドローンを追ってくれ」
ドローンを見て、
長尾「あれ売ってるのかい?」
修一「まさか、彼が作ったんだ」
長尾「なんと、君にはすごい友人がいるんだね」
上空から眼下のロールスをみて、
石川「岩城くん聞こえますかー?」
窓から空を見上げて手を振り、
修一「はいはい、感度良好ですよー」
石川(うふ、修ちゃんと一緒にいられて超楽しい)
注、犯人のアジト。山の開けた広い土地に鉄柵で囲まれた車の解体工場があり、廃車が山積みになっていてコンテナ等も置いてある。その奥に工場と思しき古い建屋がある。
バンが二台停まっているアジトを上から俯瞰した絵。
薄暗い建屋内。
高さ一m位の鉄格子の檻に怯えた三人のベトナム人の女(各25)が閉じ込められており、向こうで裸で立たされてる里香と今子(ここから、ひっつめ髪ではなく髪を下している)を見つめている。
注、カシム、アリ、米田、A、B、Cが素っ裸で立たされた里香と今子(二人共、手で胸と股間を隠し、足元に脱いだ服あり)を凝視している中、Dが三脚を建てビデオカメラで女を撮影している。
感嘆したように里香を凝視し米田に、
カシム「よくこんな女を見つけてきたな」
米田「そっちもな。すげえ上玉じゃねえか」
カシム「ベトナムやコリアンには全く食指が湧かなかったが・・・」
カシム「(笑みを浮かべ)今回は落札後にたっぷり堪能させてもらうぜ」
ビデオを手に持って二人に近づき、
D 「また注射を打たれたくなかったら両手を後ろにまわして全身を見せろ」
↑カンドーラの参考
○アラブの某国
町の全景。
金持ちの大きな邸宅の外観。
同、邸宅内
執務室に男の声、
「おおお、今回は日本人か!」
今子の股間がパソコンの画面にアップになった絵に男の声、
「アラブ系と違って透けるように真っ白い肌だ・・・」
今子の顔のアップの画面に声、
「なんて美しく神秘的なんだ・・・」
白いカンドゥーラを着た男が画面に見入って「ゴクッ」とツバを飲む。
PCのキーボードをカチャカチャ叩き、
男 「なんとしてもこの女を落札してやる」
黒のカンドゥーラを着た別の男の執務室の絵に感嘆の声、
「・・・まるで妖精じゃないか。日本人にはこんな美人がいるのか・・・?」
里香の顔がアップになった画面の絵。
キーボードをカチャカチャ叩き、
男 「この娘を絶対手に入れてやる」
○アジト内
Cが机の上のPCを見て「ええーっ!?」っと驚愕したので、
カシム「どうした?」
C 「年増に、い、一億二千万、若い方は一億一千万。まだ四人が競りあってる・・・」
カシムと米田があ然と顔を見合わせる。
里香「(平然と)あんたら、もうじき私の修ちゃんに皆殺しにされるよ」と言った里香を見て今子が驚く。
つづく