数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク (109)  人身売買

2017-07-24 16:11:00 | 漫画のシナリオ
(109)人身売買

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。

石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。

里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。

長尾秀介(70)スラッとした体形。穏やかな表情に知的さが滲み出ている。大地主。

長尾今子(30)170㎝、髪をひっつめてお団子にした超美人。

真菜(3) 今子の娘

米田(25)凶相
カシム(30)凶相のアラブ人。
アリ(28) 巨漢で凶相の黒人。カシムの子分
石橋(25)石橋和歩と瓜二つ。イノブタみたいなバカ面
石橋の女(25)同じくバカ面
ベトナム人の女達三人(25。顔は並以下)

N=ナレーション



    石橋の車に向かう修一を見て、
夫 「げっ、マジかよ。刀を持ってるぞ」

妻 「あんなやつら、なますにされればいいのよ」

   修一、腰を屈めてウィンドーが閉まった車内を覗く(車内の2人は知らずにスマホをいじっている)。

修一「最強のバカ面じゃのう」と呆れながらベルトに刀を差す。

   夫婦、固唾をのんで見守る。

   長尾、固唾をのんで見守る。

   石橋と女がふと修一に気付く。

   修一、突然右足でドガッと窓ガラスをけ破ると勢い余って石橋の横っ面をふっとばし、石橋の頭で顔面を強打された女も窓ガラスに頭を打ち付けてガラスにひびが入る。

夫 「ひっ、会話もなく突然・・・」

   修一、鬼の形相で右足を車内に突っ込んだままゴズッ、ゴズッと二人の頭を蹴りまくる。

   夫と妻、凝然。

   長尾、凝然。

   修一がチャッと刀を抜く傍らで、石橋と女は顔面血まみれで気絶している。

   車内に首を突っ込んで二人をまじまじ凝視し、
修一「われらイノブタのつがいか?」

修一「いつまで死んだ振りしとんじゃ?」と石橋の太腿にズブッと刀を突き刺すと石橋が「きええーっ」と絶叫する。

   涙をボロボロ流し、
石橋「助けてくださいー」

修一「どぎたない面で俺を見るな。身体が腐るわい」と女の太腿に刀をズブッと貫通させたら女が「ぐぎゃーー」と絶叫する。

修一「おどれらのようなカスが交尾して繁殖したら迷惑する人が増えるだけじゃ」

修一「もし交尾せんと約束するんならこらえちゃってもええがの」

石橋「し、しませんっ、一生しません」

女 「絶対させませんから許してください」

   横から石橋と女の首を一気にズブッと串刺しにし、
修一「カスのゆう事を信じるバカはおらん」

   感嘆し、
長尾(なんと破天荒な。彼なら間違いなく娘を助けてくれるだろう)

   夫婦、驚愕。

   石川、上空を飛びながら眼下を凝視。

   修一を見つけ嬉しそうに、
石川「あ、岩城くん」

   修一、刀をブッと血ぶりする。

   修一が刀をチャッと鞘に納めた時に石川がドローンで降りてきて、
石川「岩城くん」と声をかける。

修一「(意外そうに)あれ、石川くん」

修一「ちょっと待っててね、こっちを先に片づけるけん」

   修一、驚愕する夫婦の車に歩いてゆく。

   そして窓から首を突っ込んでドライブレコーダーを指さし、
修一「SDカードを回収いたします」

夫 「あ、はい・・・」

   SDカードを修一に手渡し、
夫 「ど、どうぞ」(誰にも言わないのに、用心深い人だ・・・)

   修一、カードを宙にほうり上げる。

   落ちてくるカードを居合で一閃する。

   真っ二つに斬れたカードがポトッと地に落ちたのを見て、夫婦が驚愕する。

   夫婦に穏やかな表情で、
修一「見ざる、言わざる、聞かざる」

修一「おわかりか?」

夫 「は、はいっ、私達はなにも見てません」

妻 「有難うございました。これからもクズをバンバン退治して下さい」

   車内で死んでるクズを見て驚き、
石川「わっ、一歩遅かった。殺すとこを見たかったのに」と言う彼の後方で夫婦の車が走り去ってゆく。

修一「なんで俺がここにいるのがわかったん?」

石川「ドローンのテスト飛行してたら里香ちゃんの放置されたバイクを見つけたの」

修一「なにっ!」

石川「もしかしたら誘拐されたかと探してたら岩城君を発見したってわけ」

修一「(訝しげに)里香が大事にしてるバイクを放置しっぱなしにする訳がない・・・」

修一「実は俺も知り合いが誘拐されて探してるとこだったんだ」

石川「えっ!」

修一「(頷き)きっと里香をさらったヤツらと同じ犯人グループだ」

修一「ヤツらは白のバンに乗ってる。石川君は空から探してくれ。俺達はドローンについてくから」

   小さなイャホーンを一つ手渡し、
石川「これをつけて。僕と交信できるから」

   イャホーンを耳に差し込みながら、
修一「石川君だけが頼りだ。たのむぞ」

石川「まかせといて」

   ドローンで上昇しながらブンちゃんに、
石川「ぜったい里香ちゃんを見つけるんだぞ」


   車に乗り込んだ修一に心配げに、
長尾「なにか手掛かりでも?」

修一「俺の彼女もさらわれた」

長尾「(驚き)なんだって!」

   フロントガラスから上空を飛ぶドローンを見て長尾に、
修一「あのドローンを追ってくれ」

   ドローンを見て、
長尾「あれ売ってるのかい?」

修一「まさか、彼が作ったんだ」

長尾「なんと、君にはすごい友人がいるんだね」

   上空から眼下のロールスをみて、
石川「岩城くん聞こえますかー?」

   窓から空を見上げて手を振り、
修一「はいはい、感度良好ですよー」

石川(うふ、修ちゃんと一緒にいられて超楽しい)

注、犯人のアジト。山の開けた広い土地に鉄柵で囲まれた車の解体工場があり、廃車が山積みになっていてコンテナ等も置いてある。その奥に工場と思しき古い建屋がある。

   バンが二台停まっているアジトを上から俯瞰した絵。

   薄暗い建屋内。

   高さ一m位の鉄格子の檻に怯えた三人のベトナム人の女(各25)が閉じ込められており、向こうで裸で立たされてる里香と今子(ここから、ひっつめ髪ではなく髪を下している)を見つめている。

注、カシム、アリ、米田、A、B、Cが素っ裸で立たされた里香と今子(二人共、手で胸と股間を隠し、足元に脱いだ服あり)を凝視している中、Dが三脚を建てビデオカメラで女を撮影している。

   感嘆したように里香を凝視し米田に、
カシム「よくこんな女を見つけてきたな」

米田「そっちもな。すげえ上玉じゃねえか」

カシム「ベトナムやコリアンには全く食指が湧かなかったが・・・」

カシム「(笑みを浮かべ)今回は落札後にたっぷり堪能させてもらうぜ」

   ビデオを手に持って二人に近づき、
D 「また注射を打たれたくなかったら両手を後ろにまわして全身を見せろ」


↑カンドーラの参考

○アラブの某国

   町の全景。

   金持ちの大きな邸宅の外観。

   同、邸宅内

   執務室に男の声、
  「おおお、今回は日本人か!」

   今子の股間がパソコンの画面にアップになった絵に男の声、
  「アラブ系と違って透けるように真っ白い肌だ・・・」

   今子の顔のアップの画面に声、
  「なんて美しく神秘的なんだ・・・」

   白いカンドゥーラを着た男が画面に見入って「ゴクッ」とツバを飲む。

   PCのキーボードをカチャカチャ叩き、
男 「なんとしてもこの女を落札してやる」



   黒のカンドゥーラを着た別の男の執務室の絵に感嘆の声、
  「・・・まるで妖精じゃないか。日本人にはこんな美人がいるのか・・・?」

   里香の顔がアップになった画面の絵。

   キーボードをカチャカチャ叩き、
男 「この娘を絶対手に入れてやる」



○アジト内

   Cが机の上のPCを見て「ええーっ!?」っと驚愕したので、
カシム「どうした?」

C 「年増に、い、一億二千万、若い方は一億一千万。まだ四人が競りあってる・・・」

   カシムと米田があ然と顔を見合わせる。

里香「(平然と)あんたら、もうじき私の修ちゃんに皆殺しにされるよ」と言った里香を見て今子が驚く。

       つづく



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛がイク (108)   ショータイム

2017-07-17 22:01:43 | 漫画のシナリオ
(108) ショータイム

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。

石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。

長尾秀介(70)スラッとした体形。穏やかな表情に知的さが滲み出ている。大地主。

長尾今子(30)170㎝、髪をひっつめてお団子にした超美人。

真菜(3) 今子の娘

米田(25)凶相
カシム(30)凶相のアラブ人。
アリ(28) 巨漢で凶相の黒人。カシムの子分
石橋(25)イノブタみたいなバカ面
石橋の女(25)同じくバカ面

N=ナレーション


○長尾の屋敷。

   白いバンが屋敷の門から少し離れた所に停まっている。

   向こうから今子が運転するアストンマーチンが戻って来たのを運転席のアリが無言で凝視し、助手席のカシムが、
カシム「よし、門を塞げ」と指示する。

   門に入りかけるアストンの前にバンが猛スピードで割り込み門を塞ぐ。

   困惑してクラクションを鳴らす今子の助手席にはネットに包んだスイカがある。

   庭内でランチュウの池を覗いてた修一、長尾、真菜がクラクションの音に気付いて向こうの門の方を見る。

   バンの後部ドアからカシムが外に飛び降りる。

   アストンのドアを開けて今子の首に注射器を当て、
カシム「降りろ」

   今子、カシムにバンの後部に押し込められる。

   修一達三人が門に駆け付けたと同時、バンがタイヤを軋らせて走り去り、
修一「くそっ、さらわれたか・・・」

長尾「(困惑し)今子さん・・・」

真菜「ママーー」

修一「(長尾に)何しとんじゃ!はよ車を出せ、追うぞ」

長尾「(困惑し)わ、わかった」

   ロールスに乗り込む長尾に、応接間に向かって駈けながら、
修一「刀を借りるぞ」

長尾「なんなりと」

   修一、刀架けからバッと刀を取る。



○走るバンの中

   尻をついて恐怖に戦き、
今子「私をどうするつもりなの?」

   感心して今子に見惚れ、
カシム「前から目をつけてたがこれほどの美人だったとは・・・」

   手を後ろについて後ずさりする今子のスカートの奥に陰毛が覗いてる事に気づき、
カシム「パンツを履く間もないほどお盛んとはな・・・」

   今子、はっとしてスカートのすそを下す。

   カシムが首に注射を打とうとしたので、
今子「いやーっ」と戦慄する。

   カシム、注射を打つ。

   カシム、意識を失った今子のスカートをまくる。

   膣に中指を入れて感触を確かめ、
カシム「(驚き)こりゃなんとも・・・」

   膣から抜いた指を嗅ぎ、
カシム「すごいもんだ・・・」

   アリ、それを見て下卑た笑みを浮かべる。



   里香のスクーターの背後からバンが接触せんばかりに近づく。

   バックミラーを見て、
里香(おっ、探すまでもなく向こうから馬鹿が接近)

里香(いつもこうやって大人しい人に嫌がらせしてるんだろな)

里香(女だからってナメて煽ったら痛い目に合うよ)

里香「(股間を見て)ブンちゃん、こいつらを殺っちゃいな」

   スカートをまくったらブンちゃんがいないので慌て、
里香「あれ・・・?」

   停止して、
里香「もう肝心な時にどこへ行ったのよー」

   バイクの横に停まったバン。後部ドアからDとAが素早く降りる。

   D、里香を背後から羽交い絞めにして首に注射をうつ。

里香「ブンち・・・」と気を失う。

   走行中の助手席から振り返り、気を失って倒れてる里香(スカートがめくれてパンツ丸見え)を見てあ然とし、
米田「こんな清楚な美人、初めてだ・・・」

米田「こりゃアラブ人が喰いつくぞ。オークションが楽しみだ」

   里香の下半身の絵に米田の声、
  「この女一人でベトナム人、四、五十人分の値がつくかもな」

米田「(Aに)お前らにしちゃ上出来だ。今回はたっぷり分け前をはずんでやる」

A 「(嬉しそうに)期待してます」


○修一達

   疾駆するロールスの絵に修一と長尾の会話、
  「だれかに恨まれるような心当たりは?商売敵とか」

  「さっきから考えてるんだが、まったく思いあたらないんだ・・・」

長尾「(逼迫して運転しながら)まさかこんなのどかな町で人が誘拐されるとは・・・」

   助手席で足の間に刀を立てて前方を凝視し、
修一「とすると身代金目当てか。おたくはとんでもない資産家だからな」

   後部座席から半泣きで、
真菜「爺じい、ママ、誘拐されちゃったの?」

   真菜に振り向き、
修一「真菜ちゃん、心配無用でござる」

修一「必ずお兄ちゃんがママを助け出すからね」

   足の間の刀を鞘から半分ほどスッと抜いて驚き、
修一「博物館でしかお目にかかれない備前包平を拝めるとは・・・」

長尾「(少し驚き)先祖伝来の物だが君は刀の目利きができるのか?」

修一「あてずっぽで言っただけ。刃こぼれしても俺を恨むなよ」

長尾「刀など蔵にごろごろあるし何が惜しかろう」

長尾「娘を救えるなら全財産を無くしても惜しくない」



   里香のバイクが倒れてる側でブンちゃんがホバリングしながらおろおろしている。

   ドローンで飛んできた石川、眼下の道端に里香のバイクが倒れてるのに気付く。

   ドローン(風防が開いている)がブンちゃんの側に降りてきて厳しい顔で、
石川「里香ちゃんを見失ったのか」

   ブンちゃん、おろおろして頷く。

石川「里香ちゃんを守るのがお前の仕事だろ」と怒られブンちゃんシュンとする。

石川「ぼやっとしてないで里香ちゃんの匂いを追跡するんだ」

石川「アソコの匂いをたっぷり嗅いだからみつけられるだろ」

   ブンちゃん、赤面する。

石川「もし見つけられなかったら即分解だよ」

   ブンちゃん、ひっと怯える。



   のろのろ走る石橋の車(助手席に女あり)の後ろに夫婦が乗った車が接触せんばかりに接近して走っている。他車はいない。

   後続車の夫が「さっきからなにのろのろ走ってんだよ」と右に出て抜こうとする。

   すると石橋が右に出て邪魔する。

   後続車の妻が慄き、
妻 「さっき抜かれたから嫌がらせしてるんだわ」

妻 「あいつらがまともじゃないのは分かるでしょ?トラブルは嫌だから我慢して」

夫 「このまま延々とのろのろ運転しろってのか?」

   後ろを確認(後続車はいない)し、
妻 「だれか強い人が後ろにきたら、あんなやつぶっ飛ばしてくれるわよ」

   石橋の車がスッと停車する。

   石橋、女と共にふてぶてしくも座席を倒してスマホをいじりだす。

   後ろからそれを見て呆れ、
夫 「あいつらスマホをいじってるぞ」

妻 「うわっ、マジでないわー。どういう神経かしら」

夫 「このすきに」と右にハンドルを切る。

妻 「やめてっ、刺激しちゃダメ」

   石橋、バックミラーを見て後続車が右に出るのを視認する。

   石橋、急発進して道路の真ん中に斜めに止めて進路妨害する。

   2人ともあ然と戦き、
夫 「徹底的に妨害する気だ・・・」

   ルームミラーを見て歓喜し、
妻 「あなた車が来たわよ。どうか強い人が乗ってますように」

   夫婦の後ろにロールスがスーと停まる。

   ルームミラーを見て、
夫 「(あ然)なんとロールスロイス・・・」

   修一、無表情で前方を凝視する。

   無表情で車から刀を持って降りながら「ショータイム」と言った修一を長尾があ然と見る。

      つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛がイク(107)   里香の黒歴史

2017-07-10 18:16:55 | 漫画のシナリオ
(107) 里香の黒歴史

四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。

羽賀(17)里香と中学の同級生。ずる賢そう。

同級生の男子A、B 

N=ナレーション



   薄暗い倉庫内の絵に羽賀の呟き、
  (はぁ、はぁ・・・) (なんじゃこりゃ、濡れてなかったらこんなに入らないものか・・・?)

   上体を起こし、必死の形相で勃起を握って膣に押し付け、
羽賀(くそっ、強姦するやつはいったいどうやって入れてんだよ)

羽賀(ツバで濡らしたぐらいじゃびくともしねえ。お前は貝かよ)

   里香の開かれた股の間に這いつくばり、
羽賀(こうなったら舐め回してベチョベチョにしてやる)

   ペロッと舐めた瞬間、違和感を感じ、
羽賀(ん・・・?)

   舌先を唇で舐め、
羽賀(舌が痺れるようなエグ味・・・?)

   再度恐々膣に顔を近づけ、
羽賀(気のせいだ。こんな美人が臭いはずないもんな・・・)

   ペロッと舐めた瞬間、「うぐっ」とえづき、里香がふっと目を覚ます。

   その時、男子A、Bの二人が怒りながらガラッと戸を開けて入ってきて、
A 「里香のやつ当番なのに何してんだよー」

羽賀「うげーーっ、ス、スルメの匂いが、くっせー」と、えづいて転げまわる羽賀を、上体を起こした里香があ然と見てる。

   それを目撃した男子二人が凍りつき、
A 「お前等なんて破天荒な・・・」

B 「マジかよ・・・」

   里香、我が股間を見て「きゃっ」と声を漏らす。

   尻をついたままブルマーをずりあげ、羽賀に
里香「ち、ちょっとー、これどういう事ーっ?!」

B 「(呆れ)お前等、こんなとこでやってたのがバレたら大問題になるぞ」

里香「やめてよ、こんなやつとヤルわけないじゃないの」

里香「マットの重みで倒れて失神したすきに脱がされたんだから」

B 「(いゃらしい目で)・・・でもヤッたんだろ?」

羽賀「(ムキになり)ヤッてないつーの」

羽賀「里香の言う通り、まじでヤッてないからな」

A 「(いゃらしい目で)けど、俺達がこなかったら完璧ヤッてたよな?」

羽賀「そ、それは否定しないが・・・」

羽賀「こいつのオマンチョ、スルメみたいに臭くて、多分勃たなかったはず・・・」

   あ然と羽賀を見て、
里香「わたしのアソコを嗅いだの?・・・」

B 「ふん、そんな話、だれが真に受けるかよ」

   いやらしい目で、
B 「(羽賀に)ただし、ほんとにスルメみたいに臭かったら、お前の言葉を信じてやる」

   驚いて赤面し、
里香「ち、ちょっと、それってあんた達にアソコを嗅がせるって事?」

A 「嫌なら先生に報告するけど、いいのか?」

   里香に手を合わせ、
羽賀「頼む。濡れ衣を晴らすために協力してくれ」

   里香、恥ずかしそうに逡巡する。

   倉庫内の絵にAの声、
  「こ、こんなになってんのか・・・?」

   尚も倉庫内の絵にAと里香の声、
  「目に焼きつけたくても、捉えどころが無さすぎて記憶できない・・・」

  「ちょっとー鼻息が熱すぎるー!」

   目を血走らせ、ゴクッとツバを飲んで二人を見下す羽賀とBの顔のアップ。

   マットの上で両手を後ろについて脚を広げた里香の股の間に這いつくばり血走った目で膣を見つめ、
A 「・・・スマホで撮っていいか?」

里香「だめっ!」

B 「いいから早く交代しろよ。こんなチャンスもう二度とないんだからな」

A 「そう焦らせんな、漏れそうなのを必死に我慢してんのに」「じゃあ嗅ぎます・・・」

   A、嗅いだ瞬間、「うぐっ」とえづく。

A 「うげーーっ、ス、スルメの匂いが、マジくっせー」

   Bが里香の股の間に這いつくばり、
B 「どれどれ、俺は匂いが強いほうが興奮するんだ」

   B、ベチョと舐める。

   股から顔を上げ無表情で、
B 「・・・」

B 「うーぷっ、うげーーっ」とえづく。

羽賀「な、うそじゃなかったろ?」

B 「ああ、納得した。確かにこの臭さは萎えるわ」

   涙ぐんで乞い、
里香「恥ずかしいのを我慢して言う事を聞いたんだから変な噂を流さないでよ」

B 「安心しろ、うっかり人に言ったら俺達の人格まで疑われるからな」

   羽賀、A、Bが出口に向かいながら、
B 「(羽賀に)お前、うっかりやらなくてよかったな」

羽賀「お、おう、おれデリケートだからな」

A 「もしやってたら竿が当分使い物にならなくなってたぞ」

   手の甲で涙を拭い、
里香(ぐすん、里香は臭くないもん・・・)

   涙ぐんでブルマーを履きながら、
里香(あいつら絶対許さないから・・・)

   傷心して戸をガラッと開けると、戸の前に固まってた男子達(羽賀、A、Bもいる)が一斉に里香に好奇の目を向ける。

   里香、驚く。

男子C「あんな可愛い顔してヤリマンとは、俺もう女を信じられねえよ」

男子D「スルメ女・・・」

男子E「おれスルメ好きだし舐めさせてくれよ」とひそひそ陰口を叩く男子達の前を里香が手の甲で涙を拭いながら通り過ぎる。

里香「うぐーっ」と両手で顔を押さえ、体育館の出口へと走る絵に彼女のN『処女なのにヤリマンとかスルメ女と陰口を叩かれて不登校になりそうなほど傷ついた。誰にも言えない私の黒歴史・・・』
《回想終わり》
   
   能天気な顔で、
羽賀「もう済んだ事は水に流して俺とつき合ってくれよ」

   冷めた目で羽賀を見つめ、
里香(こいつ、死刑第一号に決定)

里香「(おもねるように)もうスルメ女って言わない?」

   喜色満面で、
羽賀「絶対言わない。あの時はお前の匂いがどんなに興奮するか気づかなかったんだ」

   里香が艶然と微笑んでスカートをまくりパンツを丸見えにしたので、
羽賀「おおおおーーっ」「やっぱ、俺に気があったんだな」と狂喜する。

   股に止まってるブンちゃんを覗き、
里香「ブンちゃん、初仕事だよ」

   ブンちゃん、股から飛び立ち羽賀の眼前でホバリングする。
羽賀「ひーっ、スズメバチ!」

羽賀「(怯え)なんでスカートから蜂が出てくんだ、里香、な、なんとかしてくれ」

里香「あんたが私にした仕打ちは万死に値する」

羽賀「え?」と驚愕する。

   里香の命令を待つブンちゃんに、
里香「殺っちゃいな」

   ブンちゃん、ヒュッと飛んで羽賀の首の後ろに回る。

   首をチクっと刺す。

   羽賀が白目をむいたままドサッと倒れ即死したのを見て、
里香「(嬉しそうに)おおおー、すごい、石川君が言ったとおり瞬殺だー」



○石川の研究室内

   画面を見ながら嬉しそうに頷き、
石川「甘露甘露」

石川「ブンちゃん、その調子で里香ちゃんをしっかり守るんだよ」


   指先に止まったブンちゃんに、
里香「御苦労さま。この調子でカスをどんどん退治しちゃおうね」

   倒れた羽賀の顔をゴズッと蹴り、
里香「アキレス腱を切ってもっと苦しませてやりたかったけど、ま、いいや」

里香「次のカスを探しに出発―」とスクーターでブォーンと走り去る里香の後ろをブンちゃんが飛んでいる絵を上から俯瞰して描いた絵。

   ブンちゃん、ハッと何かに気づき横を見る。

   道路沿いの家の軒下に大きなスズメバチの巣があり、沢山の蜂が出入りしている絵。

   ブンちゃんがヒューンと巣を目掛けて飛んでゆくが里香は気づかず走り去る。



○石川の研究室内

   画面を見て慌て、
石川「あっ、里香ちゃんから離れちゃだめだっ!」


   ブンちゃん、物凄い勢いで巣にズボッと突っ込む。

   ブンちゃん、蜂の大群に反撃されるが、ものともせずガシガシ蜂をかじり殺す。


○石川の研究室内

   緊張した顔で二人乗りのドローンの操縦席に座りながら、
石川(ブンちゃんがいない事に気づかずに悪いヤツらに喧嘩を売ったら大変だ)

  ドローンがヒューンと上昇する。



○住宅街

注、広めの道路の横に行き止まりの狭い道があり、そこにバンが止まっており、104話に登場した米田が助手席、子分Cが運転席、子分Dと里香にガソリンを掛けられたA、Bが二列目のシートに座っている。荷室には座席がなく広々としている。

   バンを上から俯瞰した絵。

   同、車内

   前方の道路を見つめながら、
米田「まさかこんなのどかな街に人さらいがいて女をアラブに売り飛ばしてるとは誰も夢にも思うまいよ」

   後ろのAに振り向き、
米田「おう、ベスパの女と会ったのはほんとにこの道で間違いないんだろうな?」

A 「(戦き)はい、間違いありません」と言った時に眼前を里香が通る。

   里香を指さし、
A 「あっ、いたっ!あいつです」

米田「(驚き)ほおー、こりゃ今までで一番の上玉だぜ・・・」

     つづく


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛がイク(106) ブンちゃんの初仕事

2017-07-03 18:06:48 | 漫画のシナリオ
(106) ブンちゃんの初仕事

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

里香(17) 165㎝。修一と同クラス。清楚な美人でアニメ声。

羽賀(17)里香と中学の同級生。ずる賢そう。

石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。

米田(25)凶相
N=ナレーション


    
○石川の研究室内

   液晶画面に映った里香の性器のアップに石川の声、
  「それにしても・・・使い込み感がすごい・・・」

   恍惚と画面を見ながら、
石川(ぼくも・・・)

《ここから石川の妄想》
   ベッドで(双方裸)石川が修一に後ろから激しく犯されながら、
石川「い、痛い、修ちゃん許して・・・」

修一「(意地悪な顔で)じゃあ辞めるか?」

   枕に突っ伏し、
石川「うぅ、いやっ、やめたらいやっ」という場面をうっとり妄想し、
石川(修ちゃんにぐちゃぐちゃに犯されたい・・・)
《妄想終わり》

   同、里香の寝室

   悶えて腰をあえがせ、
里香「あ、あぁぁ、ブンちゃん、上手~・・・」

   B1を指ですくい取り、
里香「(頬を染め)はい、そこまで」

   切なげにイヤイヤをするB1に、
里香「だめっ。クセになるからもうおしまい」

里香「濃厚な蜜を吸ったから、もうどんなに遠くにいたって里香を探し出せるよね?」と指先に乗ったB1に話しかけるとB1が激しく頷く。

   胡坐をかいて座り、指先に止まったB1に、
里香「では里香の言葉をほんとに理解できてるか最終テストを行います」

里香「間違って善人を刺しちゃったら大変だからね」

   ミッキーの縫いぐるみのアップに里香の声、
  「よし、ミッキーを攻撃せよ」

   指先から飛び立ったブンちゃんに里香が「あっ、ちょっとまって」と言ったのでブンちゃんが振り向く。

里香「ミッキーが可哀そうだから刺すフリだけでいいよ」と言われてブンちゃんが頷く。

   ブンちゃんがミッキーの首の横に止まる。

   里香の方を見ながら刺すフリをする。

   嬉しそうに拍手し、
里香「OK!ブンちゃんえらいっ!」

   指先に戻ってきたブンちゃんに、
里香「さあて、これからクズ共をガンガンぶっ殺してやるぞ」

里香「とは言ってもブンちゃんをどこに隠すかが問題ね・・・」

里香「私の手元から飛び立つのを見られたら私が疑われちゃうし・・・」

里香「ま、いいか。とりあえずウォーミングアップにクズを2、3匹殺しに行こうか」

   ミニを履きながら股間に止まってるブンちゃんを覗き、
里香「そこなら人に見られる心配はないけど、ぜったい私を刺さないでよ」

   ブンちゃんが激しく頷く。


   道幅の広い住宅街を里香が「ブォーン」とスクーターで走ってるのを上から俯瞰して描いた絵。

   かなり前寄りに座り、ブンちゃんが止まったパンツが丸見えの股間を足元から煽ってアップで描いた絵。

   自販機の前で原付にまたがったままコーヒーを飲んでた羽賀が目の前を通り過ぎる里香を見て「あっ、里香・・・」と声を漏らす。

   里香の後ろ姿を見ながら、
羽賀(すっかり有名人になっちまって・・・)

   缶をゴミ箱に捨て、
羽賀(でも知らぬ仲じゃないし、押しまくったらなんとかなるかも・・・)

   前方を走る里香を原付で追いながら、
羽賀(里香のアソコの匂いを知ってるのは俺だけだし)

   里香の横に追いつき、
羽賀「ストーップ、ちょっと話があるから止まれ」と言われ里香が無表情で男を見る。

   双方(ヘルメットは脱いでる)道の端で停まって、
羽賀「(嬉しげに)久し振り、マスコミに出る様になってますます美人になったな」

里香「(驚き)羽賀・・・」N『中学で同級生だったヤツ。高校が別になって忘れかけてたのにまた思い出してしまった・・・』

   冷たい目で、
里香「よく私に声をかけられたね」

   気まずげに、
羽賀「あの時は悪かった。今でもお前の事好きだからつき合ってくれよ」

里香「やーだね」

羽賀(とか言いながら声をかけられて嬉しいくせに)

   里香の際どい下着姿が掲載されてる男性誌の写真のアップに羽賀の呟き、
  (こいつを彼女にしたらみんなが羨ましがるぞ、いひ)

   羽賀を憎々しげに睨み、
里香(あのとき私がどんなに傷ついたか、このバカには想像もつかないんだろな・・・)

《里香の回想》
   空の絵に里香のN
N 『思い出すのも忌まわしい中二の体育の時間だったーー』

   体育館の外観の絵に里香の呟き、
  (あーやだー、なんでマットの日に私の当番が回ってくるんだー)

   同、体育館内。

   跳び箱、マットなどびっしり道具が入ってる倉庫の戸をガラッと開け、
里香(うっ、汗くさっ)

   薄暗く不気味な倉庫の奥に四本丸めて立ててあるマットの前で腰に手を当てて立ち、憤懣やるかたなく、
里香(こんな重い物を一人ででどうやって運べってのよ)

   片方のまくれあがったハイレグブルマーを指で直しながら、
里香(マットの日は男子に準備させればいいのにもおー)

   腰を落としてマットを抱き抱え、
里香「よいしょっと」

   抱き抱えた瞬間マットの後ろに羽賀が俯いて体育座りしていたので驚いて「ひっ」と叫ぶ。

里香「(戦き)だれっ、こ、こんなとこでなにしてんのよ!」

   物凄く不気味な笑顔で里香を見上げ、
羽賀「おまえが好きだー、ヤラせてくれー」

里香「ひーーっ」とマットを抱えたまま後ろに引っくり返る。

   里香、後頭部をゴツンと打って失神する。

   里香の肩を揺さぶり、
羽賀「お、おい、大丈夫か・・・?」

   里香の鼻に耳を近づけると息をしてたのでほっとする。

   里香の片方の靴を脱がせ、
羽賀(体育シューズで蒸れたお前の足を嗅ぐのが夢だったんだ・・・)

   持ち上げた足の裏にうっとり顔をなすりつけ、
羽賀(あぁぁ、里香の匂い・・・幸せ)

   里香の足指をビチュビチュ舐めながら、
羽賀(お前が好きすぎて頭がどうにかなりそうだったんだぞ・・・)

   ふくらはぎをいやらしく舐める。

   開かせた足の間に這いつくばり、唾液の糸を引きながら太腿をいやらしく舐め、
羽賀(あぁ、ツルツルで気持ちいい・・・)

   ブラをずらしてむき出しにした乳房にむしゃぶりつき、
羽賀(赤ちゃんみたいないい匂い・・・堪らん)

   マットの上に仰向けに寝かした里香の唇を舐めながら、
羽賀(なんて柔らかい唇してんだ・・・)

   そして震える両手をブルマーに掛ける。

   ブルマーを下すと陰毛が露わになる。

   里香の片方の膝を立たせて少し広げる(ブルマーは片方の足首に引っ掛かっている)。

   そして股間の前に這いつくばって性器を見つめ、
羽賀(このオマンチョにブチ込むのを百万回は妄想したぞ・・・)

   両膝立ちしたままズボンを下して勃起を露わにし、
羽賀(はぁ、はぁ、俺から離れられないようにしてやる・・・)

  羽賀、里香に重なり腰をグイと刺す。

      つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする