数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク (118)   一目ぼれ

2017-11-27 18:14:27 | 漫画のシナリオ
(118) 一目ぼれ

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

栗栖(18)2mの巨人で恐ろしい人相。3年生。かっては修一の敵だったが今は親友

舞(18)165㎝。ごく普通顔。栗栖の彼女で3年生

佐治(21) 64話に登場した佐治の双子の兄。2mの巨人、蛇のような目。スキンヘッドの頭に顔も含め全身に耳なし芳一のように漢字の入れ墨をいれ、なんともいえず不気味な顔。修行僧のような黒い法衣を着ている。

福田靖男(35)やせこけてみすぼらしいホームレス。男前ではないが知的な雰囲気を漂わせる。

安田民子(45) 大企業の社長夫人。妖艶な美人で見るからに裕福そう。

女客A(50)
男客(60)
N=ナレーション


   某デパートの外観に栗栖と舞の会話、
  「デパートに来たついでに、ちょっと贅沢だけど晩御飯のお惣菜買って帰る?」

  「DVDの重版がかかってまた金が入ったから値段気にせんと好きなもん買いや」

  「え、岩城さんの事務所ってそんなに儲かってるの?」

   同、地下食品売り場の絵に会話、
  「いまや、なかよしクラブの全員が売れっ子モデルやからのう」

  「先生や房江さんも?」

   舞と腕を組んで食品売り場を歩き、
栗栖「二人とも婦人雑誌のモデルに引っ張りだこや」

   スタジオで下着姿の沙希がカメラマンにポーズをとってる絵に栗栖の声、
  「沙希さんも事務所の事務のかたわら下着のモデルやってるしな」

   ホームレスの福田靖男(35)が暗い顔で少しふらつき気味に前から歩いてくる絵に会話、
  「岩城さんはそんなに儲けてどうするのかしら?」

  「あいつは自分のことより、仲間が豊かになることに喜びを感じる男なんじゃ」

   民子(45。ノースリーブ。スリットが入ったタイトスカート)が、他に3人の中年女客がいる佃煮屋で商品が包まれるのを待っている。

   民子の後ろ姿(パツパツの尻とスリットから覗く太腿)のアップ。

   栗栖、福田とすれ違いざまに肩が少し当たる(舞も気付く)。

   栗栖と舞が、知らん顔で行き過ぎる福田に振り向く。

   民子を見て立ち止まった福田の後ろ姿。

   福田が民子に見惚れる絵にN
N 『福田靖男、35歳。ホームレス』

   民子の顔のアップにN
N 『安田民子、45歳。大企業の社長夫人』

   民子、商品を受け取りながら、近づいてくる福田をふっと見る。

   3m後ろからその様子を見て、
栗栖「(舞に)あいつ、なんかやらかしよるで・・・」

舞 「え?」

   福田が眼前に来たので、民子は、えっという顔をする。

   福田が民子の背に腕を添え、目にも止まらぬ速さでバッと足払いをかける。栗栖と舞が驚き、回りの客達が何事かと見る。

   倒れながら何が起きたのか分からず呆然とする民子の後頭部に福田が手を添えそっと頭を床に置いてやる。

   民子、突然上に重なってきた生活やつれはしてるが穏やかそうな福田の顔を見る。

   福田がスカートをバッとまくると黒のレースのTバックが露わになる。

   福田がズボンから一物をまさぐり出すのを民子がぼう然と見ている。

   福田の一物を見て驚嘆し、
女客A(ひゃっ、なんて立派な・・・)

   福田、Tバックの股を横にめくって民子の性器を露出させる。

   それを見た男客(60)が目を瞠ってつばをゴクッと飲む。
   
注、この頃には二人の周りに栗栖と舞の他に8人の人だかりができている。

   福田、民子に上体を密着させて挿入する。

舞(えええーー、入れた?・・・)と栗栖と共に驚く。

   挿入された瞬間、民子が顎をのけ反らせ雷に打たれたように目を見開く絵にN
N 『この間、わずか5秒足らずの神業であったーー』

   あっ気にとられ、
女客A(ずっぽり奥まで入った・・・)

   ゆっくり腰を送り込まれながら、民子がぼう然としている絵に、
N 『男の手際があまりにも鮮やかすぎて民子はいまだ自分が犯されている事を認識できずにいた』

   至福の表情で民子を見つめ、
福田「貴女に入れられたからもう死んでもいい・・・」と言ったので民子が驚く。

   感じ始めた民子の悩ましい顔の絵に、
N 『これが人生最後のセックスのような悲壮感を漂わせ・・・』

   快感を感じた民子が男の背にそっと腕を回した絵に、
N 『一突き一突きに全霊を込めて腰を送り込む男に最後までイカせてやりたい・・・いつしか皆がそう願い初めていた』

   快感に目を閉じ、
民子(この人・・・すごい、太さも硬さも夫とは比較にならない・・・)

   尚も快感に目を閉じ、
民子(それに中をこさげるような独特の腰使い・・・あぁ、たまんないわ・・・)

   射精の兆しをみせた福田に慈愛のこもった優しい表情で、
民子「いいのよ、中に出して・・・」

福田「大丈夫なんですか?」

民子「(頬を染め)もう女を卒業したから・・・」

   福田が民子にしがみつき「うぐぅぅっ」と呻いて射精する瞬間、民子も彼の腰を両足で締め付ける。

   民子、福田の首に腕を巻きつけ、小刻みに痙攣して達する。

   栗栖と舞が呆然と見ている。

   舞のパンツがジュッと濡れるのをスカートの下から煽って描いた絵。

   民子が、はっと気づくと客達が上気した顔で見下ろしていた。

   民子、赤面し慌ててスカートを下す。

   立ってスカートを直す民子を、両膝をついたまま怯えの表情で見上げ、
福田「あの、警察を呼ばないんですか・・・?」

   手を差し伸べ、
民子「ここにいたら捕まるわ。いらっしゃい」

   民子と福田が手を繋いで慌ただしく去ってゆくのを見ながら溜息をつき、
女客A(いいものを見せてもらったわ・・・)

   去ってゆく二人を見ながら
栗栖「あのオッサン・・・」

栗栖「見かけによらずなかなかの強者じゃったのう」と言ってる後ろから警備員が二人掛けてくる。

警備員「(栗栖に)お客様が暴行を受けてるって通報があったんですが・・・」

栗栖「(とぼけ顔で)え、どこで?」

   周りを見回しながら、
警備員「やっぱり悪戯電話か・・・」

   一F化粧品売り場の絵に民子の声、
  「ああ恥ずかしかったー、まだ心臓がどきどきしてるわよ」

  「すみません・・・」

   化粧品売り場の外れにある休憩用ソファーに二人並んで掛け、
民子「・・・何故わたしだったの?女なら誰でもよかったの?」

福田「貴女をみた瞬間、雷に打たれたように頭が真っ白になって・・・」

福田「無意識のうちに身体が動いてた・・・」

   民子、無言で福田を見つめる。

福田「人生の終着点で桃源郷に辿り着いた気分で、もう死んでも悔いはありません・・・」

   ぽっと頬を染め、
民子(私がこの人の桃源郷・・・)

   化粧品売り場の絵に会話、
  「終着点って、どういう意味かしら?」

  「・・・ホームレスの僕には今年の冬はほんとうに辛かった・・・」

   尚も化粧品売り場の絵に福田の声、
  「僕の体力ではもう次の冬は越せそうにないから・・・」

   民子、気弱げに俯いた福田を驚きの目で見る。

   民子の形よく揃えた脚の絵に声、
  「僕は人生の分岐点でいつも二者択一の選択を間違えてしまうんです」

   店内天井の絵に声、
  「もう自分でも呆れるのを通り越して笑っちゃうぐらいに・・・」

   民子のスカートの奥にパンツが見える絵に声、
  「以前、商社に務めてた時はなに不自由なく暮らしてたけど・・・」「二年前に選択を誤って首になり・・・もう後は言わなくても想像つきますよね?」

   民子、じっと福田を見つめる。

   真剣な眼差しで、
民子「私が元の生活レベルに戻してあげる」

福田「え・・・?」

民子「こう見えても私は力があるのよ」

   はっとして頬を染め、
民子「また漏れた・・・よっぽど溜まってたのね」(愛しくて胸がきゅんとなっちゃう・・・)

   ぼう然としてる福田に、
民子「今から替えの下着を買いに行くから貴男が選んでくれる?」

   立ち上がって福田に手を差し伸べたとき、彼のズボンの前が大きく膨らんでるのに気づく。

民子「(頬を染め)そしてお食事したあと気がすむまで抱いて・・・」

   精気がみなぎった目で民子を見つめ、
福田「多分朝までやっても気が済まないと思うけど、それでもいいんですか?」

   慈愛に満ちた表情で頷き、
民子「私はもう深みに・・・貴男にハマっちゃったみたい・・・」



   食品街を栗栖と腕を組んで歩きながら、
舞 「(頬を染め上目づかいで)栗栖くん」

栗栖「ん?」

舞 「エッチなこと考えてない?」

   栗栖、図星で赤面する。

栗栖「(赤面)ぬ、濡れたか?・・・」

舞 「(赤面して頷き)もうズブズブ・・・」

   舞の手を引いて走り出し、
栗栖「(赤面)惣菜なんかもおどおでもええ、はよ帰ってヤラせてくれ」

舞 「(赤面)うん」

   2人が地下街の階段を駆け上がってゆくのを下から修行僧の大きな背が凝視している。

   修行僧の格好をした佐治(21)の恐ろしげな顔のアップ。

     つづく


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愛がイク (117) サンゴ蛇

2017-11-13 13:57:04 | 漫画のシナリオ
(117)サンゴ蛇

四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

長尾今子(30)未亡人。170㎝、髪をひっつめた美人。義父の趣味で常にノーパンでいる。

凶相のアラブ人2人(各40)

N=ナレーション

○修一宅

   昼。修一宅の外観。

   同、室内
   
  修一、トランクス一枚でベッドで爆睡している。

   机の上のマナーモードにしたスマホが「グィングィングィン」と唸り着信を知らせる。

   修一、寝ぼけ眼で目を覚ます。

   ベッドから蛇のように這いずり降りながら携帯に手を伸ばす。

   欠伸しながらスマホを耳に当て、
修一「ふあい・・・」

   胡坐をかいてベッドにもたれ、
修一「・・・おお、石川君か、もう疲れは取れたか?」

   机上に置いたシャネルのアリュールオムに手を伸ばす絵に石川の声、
 「そんな事より、岩城くんを狙ってヒットマンが中東から2人、入国したから気をつけて」

   ベッドにもたれたままアリュールオムを手首にシュッとスプレーし、嬉しそうに、
修一「いひ、里香の予感が当たったのー」

   嬉しそうに両の手首を軽く擦り合わせ、
修一「OKOK、知らせてくれてありがとね」

   電話を切って訝しげに、
修一(まてよ、なんでそんな事が分かるんじゃろ・・・?)

   はっと気づき、
修一(入管のコンピューターを常にハッキングしてるのか・・・)

  「ピンポーン」とチャイムが鳴ったので玄関の方を見て、
修一(まさか殺し屋がチャイムを鳴らして来る訳ないとは思うが・・・)

   カチャっとタンスを開けると刀が無造作に置いてある。

   鞘から刀を抜きながら玄関にゆく。

   刀を突きに構えてドアノブに手をかける。

   突然、勢いよくドアを開けたので外に立ってた今子が「きゃっ」と驚く。

注、今子の服装はノースリーブに膝上丈のスカート。大きめの紙袋とバックを下げている。

   刀を構えた修一を見て不安げに、
今子「それを使いそうな事態が起きてるって事?」

   厳しい目で外を見て、
修一「気にするな。庄屋殿は一緒じゃないのか?」

今子「しょうや?・・ああ、お義父様の事ね」

   ピカピカの台所の絵に今子の声、
  「真菜を連れて泊りがけで親戚の家に行ったから今日は私一人なの」

   同、室内

   紙袋をテーブルに置き、
今子「デパ地下で藪そばのおそばを買ってきたの、いま食べる?」

修一「おお、気がきくー。疲れすぎて食欲がなかったからちょうどいいや」

   食器棚から食器を出しながら、
今子「御つゆを入れる食器はと・・・」

   流しの前に立つ今子のふくらはぎのアップに彼女の声、
  「まるで誰かいい人がいるみたいに、お台所がピカピカじゃないの」

   器に盛ったざるそばの絵に声、
  「はい、召し上がれ」

   修一がそばをずずーと美味そうにすするのを対面に掛けた今子がテープルに両肘をつき手で顎を支えて見つめ、
今子「貴男の商才にお義父様が感心してらしたわよ」

   口に食べかすをつけてそばをすすり、
修一「なんの事?」

   今子、口元の食べかすを取ってやる。

   それを自分の口に入れながら、
今子「高校生が大金をもってるのを不思議に思ってお義父様が貴男の事を調べさせたの」

   テーブルの下、今子の少し開いた足の奥に陰毛が見える絵に声、
  「空手やバレーの試合ばかりかランジェリーショーのプロモーターでも稼いでたとは・・・」

   満足げに手を合わせ、
修一「御馳走様でした」

   慈愛に満ちた眼差しで、
今子「満足していただけましたでしょうか?」という絵にN『今子が部屋に入った瞬間からスカートの奥から漂う淫靡な匂いが修一の鼻腔を刺激し続けていた・・・』

   流しで背を向けて食器を洗いながら、
今子「この間の里香ちゃんって子もそうだけど・・・」

   ノースリーブの腋からブラのヒモが見える絵に今子の声、
  「なかよしクラブの人達って、よくあんな美人ばかり集まったものね」

   蛇口を締める後ろ姿(パツパツの尻を強調)。

   ハンカチで手を拭きながら、
今子「顔で選んでるんでしょ?」と振り向いて驚く。

   トランクスを膨らませて床に仰向けになり、
修一「顔の上にまたがれ」

   頬を染めて、
今子「そ、そんな事できない・・・」

修一「スリー、ツー、ワン・・・」

   焦ってスカートをたくりあげ、
今子「ま、まって!」

   修一の顔にスカートをすっぽり被せて跨り、羞恥に身をよじって、
今子「ああぁ、恥ずかしい、匂いを嗅がないでね・・・」



   ベッドで共に素っ裸。騎乗位で激しい腰使いをしながら、
今子「ううぅぐ、やっぱり若いってすごい・・・」

今子「どんなに動いても抜けないんだもの・・・」

   動きを止めたみっしり張りつめた尻が小刻みに震える絵のアップに今子の悶絶寸前の声、
  「ぅくっ・・・」

   難しい絵だが、膣奥が激しく収縮して、尻の肉がぎゅーっとすぼまり小刻みに震える絵に、
  「・・・ぐふっ・・・」とイッた声。

   床に脱ぎ散らかした今子の衣服の絵。

   事後、騎乗位で挿入したまま修一に胸を重ね、
今子「・・・ねえ、知ってた?」

今子「人は死ぬ間際に人生で一番幸せだったシーンが頭をよぎるんだって・・・」

今子「修ちゃんはどんなシーンが頭をよぎると思う?」

修一「うーん、今子にチ○ポがちぎれそうなほど締めつけられてる今のこの瞬間かのう・・・」

   あ然とし、
今子「感激して鼻の奥がツーンとなっちゃったじゃないの・・・」

   小指の先で目じりを拭い、
今子「若いのに女を喜ばせるツボを心得てるのね・・・」
  
修一「そんなつもりはないぞ、思いついたままゆうたんじゃが」

今子「御免なさい、本気で言ってくれてるのわかってて、照れ隠しで言ったの・・・」

   修一から降りて膣をティッシュで拭いながら、
今子「ねえ、私も仲良しクラブに入りたい」

今子「美人ばかりだからオーデションも厳しいんでしょ?」

今子「(不安げに)やっぱり枕営業みたいな事しなきゃなんないの?」

修一「むふ、もうしたじゃないか」

今子「(頬を染め)あ、そうか。で、どうだった?」

修一「初めて見たときから合格でちた」

   歓喜して修一に抱きつき、
今子「やったー、私も仲良しクラブの一員だー」

   目を潤ませて勃起を握り、
今子「今度は後ろから突いて・・・」

   夜。ベランダの戸を開け放したまま消灯した修一の部屋をベランダの外からの視点で描いた絵。

   重なったままぐったり眠る二人の手足の一部が見え、ベッドの下には事後処理したティッシュが山盛りになっている。

   ベランダ側の外の道に車が静かに停まる。

   2人のアラブ人殺し屋が車内から修一宅のベランダを見上げる。

   2人、車外に出る(一人は大きめの巾着袋を肩に斜め掛けしている)。

   巾着袋の男が身軽に雨どいをよじ登り、もう一人は下で待機している。

   巾着袋の男が修一宅のベランダに侵入する。

   ベランダの雨よけの隅に止まってたB1が反応して侵入者を見る絵に、
N 『B1の人工知能がデーター蓄積中・・・』

   巾着袋の男がそっと室内を覗くのを凝視するB1の絵に、
N 『修一に敵意を抱く者の脳波を解析し、攻撃される前に迎撃するように進化する』

   下の道路で待機する仲間に見上げられながら、男が肩から巾着袋を外す。

   サッシのレールの手前に置いた巾着袋の中からサンゴ蛇がにょろと頭を出す。

   それを凝視するB1の無機質な目のアップ。

   蛇がサッシのレールの上を這い、室内に半分入った絵に、
N『サンゴ蛇。北アメリカ大陸や南アメリカ大陸に生息し、蛇の中では一番強い毒をもっている』

   2人が眠るベッドのすぐ側の床まで蛇が這い寄る。

   ベッドの上の二人を見上げるかのように蛇が鎌首をもたげる。

   とつぜんB1が飛び立ち、室内を覗く男の首の後ろを刺す。

   反射的に首の後ろを手で押さえた男は目をひんむき、後ろによろける。

   ベッドに這い上がった蛇は今子の首を狙って今にも飛び掛からんばかりに鎌首をもたげる。

   その刹那、疾風の如く飛んできたB1が蛇の尾をくわえて外に飛び去る。

   ショック死した男が後ろ向きにベランダからゆらっと落下する横を蛇をくわえたB1が下の仲間めがけ急降下する。

   B1が下で待つ仲間の頭上で放した蛇は男の首に巻きつき喉仏をカッと噛む。その横に男が上からどさっと落ちてくる。

   路上に倒れた二人のアラブ人の横を這いずる蛇をB1がちくっと刺す。

   蛇が狂ったように回転してのたうつ。

   そして目を見開いたまま、ぴたっと動きを止め死ぬ。

   B1が元いた雨よけの下にそっと止まる。

   B1の目を真正面からとらえた絵のアップ(大ゴマ)。

        つづく


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