
稲城市立図書館に外国語図書のコーナーがあるのを見たことがある方も多いでしょう。
管理者は英語の勉強のために何度か借りたことがありますが、恥ずかしながら読み通せたことはありません(;'∀')
図書館のホームページにブックリストが掲載されているのに気づいてはいたのですが、きちんと内容を見たことはありませんでした。
ブックリストタイトルは、「The Booklist For Foreigners No.16.pdf」説明には、2023年に受け入れた図書とあり、紹介のタイミングがちょっと遅いのではないかしら?
韓国語:4冊と英語:8冊、中国語:4冊が紹介されています。
何とか解読してみると、
韓国語は、
チョン・セラン『絶縁』、太宰治『人間失格』★、チェ・ウニョン『かすかな光でも』、ハ・テワン『私はあなたと遊ぶのが一番好き』
中国語は、
森見登美彦『夜は短し 歩けよ乙女』★、呉明益『歩道橋の魔術師』★、張嘉佳『従你的全世界路過』、楊 双子『台湾漫遊鉄道のふたり』★
英語は冒頭4冊をご紹介、
ロビンス,アンドリュー『Introduction to AI:(AIの未来)』、Nina Wegner『 A History of Western Tragedies and Accidents』著者は東京生まれ。幼少期を日本で過ごしています。
三冊目は、Kai Bird 『American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer』話題となった映画オッペンハイマーの原作であり、ピューリッツァ賞を受賞しています。
小山みなと『50 types of Wagashi』これは日本人が書いた「英語で読む和菓子」という日本語タイトルもついています。
★印は、日本の作家の翻訳や、日本語翻訳本が出版されています。
こうして一冊一冊を見ると、話題作や、翻訳が出版されているものなど、かなり厳選されていることがわかります。
外国語話者だけでなく、外国語を学ぼうとする方にも魅力的なラインナップになっています。
中央図書館へ出かけたら、立ち止まって棚をご覧になってみてはいかがでしょうか。