数字遊びで 素数年越し
2020-2021は珍しい「素数年越し」だった 次回、大晦日と元旦が素数になるのはいつ?
ナゾロジーより 2021/01/25 みのきち
ナゾロジーより 2021/01/25 みのきち
紀元前から素数の研究は続けられているにも関わらず、21世紀の現在も、素数に関わる未解決問題が数多く存在している。懸賞金100万ドル(約1億円)がかけられている「リーマン予想」も、素数に深く関わる。
そんな背景もあり、数学ファンにとって、素数は特別な存在となって、
そんな背景もあり、数学ファンにとって、素数は特別な存在となって、
「『大晦日・元日』という特別な日が両方とも素数である」という事実に、盛り上がる
「『大晦日・元日』という特別な日が両方とも素数である」という事実。
今回の2020年
前回の素数年越しは1987年、次回は2029年
この「素数年越し」、どのくらい頻繁に起こるのか?
1900年~2500年では、以下の年が素数年越しとなっている。
前回の素数年越しは1987年、次回は2029年
この「素数年越し」、どのくらい頻繁に起こるのか?
1900年~2500年では、以下の年が素数年越しとなっている。
(計算にはPrimes.jlのisprimeを使用)。
19301231 – 19310101(1930年大晦日と1931年元日)
19721231 – 19730101(1972年大晦日と1973年元日)
19781231 – 19790101(1978年大晦日と1979年元日)
19781231 – 19790101(1978年大晦日と1979年元日)
19871231 – 19880101(1987年大晦日と1988年元日)
20201231 – 20210101(2020年大晦日と2021年元日)
20291231 – 20300101(2029年大晦日と2030年元日)
21611231 – 21620101(2161年大晦日と2162年元日)
23831231 – 23840101(2383年大晦日と2384年元日)
24131231 – 24140101(2413年大晦日と2414年元日)
24371231 – 24380101(2437年大晦日と2438年元日)
前回は1987年だったので、今回は33年ぶりの素数年越し。
次回は2029年なので、9年後となっている。割とすぐに来る。
しかし、2029年の次は、2161年。なんと132年後!
つまり、2021年を生きる私たちにとって、次回の2029年が経験できる最後の素数年越しとなる。
2161年の次は、2383年。さらに間隔が開いて、222年後となる。
しかし、2029年の次は、2161年。なんと132年後!
つまり、2021年を生きる私たちにとって、次回の2029年が経験できる最後の素数年越しとなる。
2161年の次は、2383年。さらに間隔が開いて、222年後となる。
💋木星と土星の大接近397年振り同様に。