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京都・宇治巡り 心がほっこりできるカフェ&食事処4選 202310

2023-10-24 21:12:00 | 🚇 旅選定の参考

京都・宇治巡り 心がほっこりできるカフェ&食事処4選
 Premium Japan より 231024


 京都にはまだあまり知られていない魅力的な場所も数多くある。小さくも美しい神社仏閣、日本の伝統文化が色濃く残る街の横顔、豊かな自然が生み出す絶景など、自分だけのお気に入りに加えたいそんなスポットを探すのも楽しい。

 今回は京都市の隣に位置する宇治エリアの魅力を紹介していく。
世界遺産「平等院」や日本最古の神社建築の「宇治上神社」などの歴史的建造物はもちろん、その散策の合間に立ち寄りたい最近話題のスイーツ店、さらには宇治ならではの普茶料理など、ここでしか出合えないひとときを。

◆◆平安文化と宇治茶の街には隠れパワースポットの宝庫
 京都市内から電車で約30分揺られると、源氏物語ゆかりの地であり、宇治茶の産地でもある宇治駅に到着する。
 市内中央には源氏物語にも登場する宇治川が流れ、そこには日本三古の橋の一つである風情ある姿の「宇治橋」②が掛かっている。
 平安文化が色濃く残る街並みの中には、日本最古の神社建築の「宇治上神社」①をはじめ、平安時代の摂政・藤原頼通が、憧れの極楽浄土を現世に再現しようと試みた壮麗な寺院「平等院」など有名な神社がある。

①我が国最古の神社建築であり、1994年にユネスコ世界遺産に登録されている。
②646年に初めて架けられたとされている、日本最古の橋とされている「宇治橋」。

 また異国情緒あふれる「萬福寺」や、別名「花の寺」とも呼ばれている西国観音霊場第10番札所の「三室戸寺」、ハート型の窓「猪目窓」の「正寿院」など、個性的で魅力的な神社仏閣もあるので是非立ち寄って欲しい。
 さらに5〜6月に訪れて欲しいのが「宇治市植物公園」である。ここにはホタル観賞区域に指定されている水路があり,ゲンジボタルが鑑賞でき,古き日本の情緒を体感できるはずだ。
 さらに宇治茶の産地であるゆえに、市内には老舗の茶商や茶店が数多く並んでおり、連日多くの行列が見られる。

 そんな中,小さいながらも個性的なカフェが最近注目を集めていることをご存知だろうか。
古民家リノベーション店舗や一軒家を利用しており、オーナーのこだわり抜いた空間と味わいが魅力的なカフェ。抹茶を使ったスイーツはもちろん、季節のフルーツをふんだんに使ったスイーツや厳選した材料で作られたプリン、また丁寧に淹れたコーヒーなど、味わいと共にその空間が魅力的な個性的派だ。さらに、宇治ならではの普茶料理と合わせて4店舗を紹介する。

◆宇治・宇治川エリア
  平等院エリアにある小さな庭のある古民家カフェ
 あめあがり

 旬のフルーツを使ったシフォンのキューブサンド。
 苺レアチーズのシフォンパフェ。
 有機コーヒーゼリーパフェ。

可愛い暖簾が目印。
 シフォンケーキを使って旬のフルーツをふんだんに使ったキューブサンドやパフェなどは、その可愛らしいビジュアルはS N S映え間違いなし。
散策の合間にちょっと立ち寄って、町屋を改装した小さなお店で一息もいいだろう。

▶︎あめあがり
 京都府宇治市宇治妙楽144
  営業時間 11:00~17:00 (L.O. 16:30)
 定休日 水・木(不定休あり)

◆宇治川を眺めながら、癒されカフェでのんびり
  喫茶コンソラ

 宇治川沿いにあるカフェ「コンソラ」は、その宇治川を望む絶景とアンティークの家具が並ぶ落ち着いたインテリアの一軒家の邸宅カフェ。店名のコンソラはフランス語の「Consolateur」(癒し)からイメージしていると聞くが,その名の通り,景色も料理やスイーツも,そこに流れる時間も,そのすべてが私たちを優しく包み込み癒してくれるようだ。

 秋のカナッペプレート。左から蓮根と白みそソース&チーズ、4種のキノコ&鶏肉のアンチョビオイル、クリチ&生ハム無花果コンポート。
 季節で変化する「宝石ソーダ」。
アンティークの家具が印象的なインテリアも人気。

 2階にあるカフェは,モーニングから営業しているので,朝の散歩時に立ち寄るのもいい。もちろんランチやデザートも魅力的なメニューが並ぶ。アイスコーヒー用の豆で淹れたコーヒーで作るコーヒーゼリーと自家製カスタードプディングや、自家製コンソラパンを使った「マルゲリータのタルティーヌ」。
 また期間限定のパルフェや宝石ソーダなど、季節の素材を使ったレシピが次々に登場するので目が離せない。
 店内はアンティークの家具が並ぶ落ち着いた店内になっており、テラス席は犬もOKというので愛犬と共に楽しみたい。

▶︎喫茶コンソラ
 京都府宇治市宇治又振55-7
  営業時間 木金11:00〜15:00 土日10:00〜16:00
 定休日 月火水


◆宇治・黄檗エリア
 わざわざ出かけたい、牛舎を改装したカフェ・ギャラリー
  基牛舎(もとぎゅうしゃ)

 京都・宇治 市街地から車で少し山へ入った炭山エリアにあるのは、 元牛舎を改装した暮らしの道具、うつわ、カフェのお店「基牛舎」。市内とはまた違った風景が広がり、ここに身を置くだけで季節の移ろいをゆっくりと感じられる空間である。市内からは少し離れてはいるがわざわざ訪れたいカフェである。
 オーナーが作家さんということもあって、店内のインテリアやギャラリーはもちろん、カフェで使用する器もセンスが良い。何より、カフェ自体が自然と一体化したアートなのである。
 牛舎とは思えないほどセンスの良い空間。
 自然豊かなカフェは、そこにいるだけで心地いい。
 見た目にも美しいオープンサンド。

 ランチメニューは家庭的な中勢似のロース豚カツを使用したプレートや自家製パンのオープンサンドなどが揃っており、そこがより心をほっこりさせてくれる。
 食事後はゆっくりとギャラリーをのぞいたり、周辺を散策したり、この自然と風を体感して欲しい。店舗には駐車場もあるが、店前にサイクルラックもあるのでサイクリングで立ち寄るのも楽しい。

▶︎基牛舎
 京都府宇治市炭山養老44 (または40)
  カフェ営業 金・土・日・祝日(木金の祝日)
 営業時間 11:00 – 16:30(ランチは数量限定15:00まで)
  定休日 月・火・水・木
   ※小学生以上の利用となる。


◆中国から伝わった精進料理をいただく、特別な時間を
 黄檗宗大本山「萬福寺」
萬福寺は日本三禅宗の一つ・黄檗宗の大本山。寛文元(1661)年、中国福建省から来日した隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開かれた。その歴史ゆえ、ここはチャイニーズ感満載であるとか、異国情緒があると言われている。
 隠元禅師は大陸のさまざまな文化や風習を伝え、日本に煎茶文化をもたらしたとされており,インゲン豆やスイカ,レンコン,タケノコ(孟宗竹)なども日本に伝えたとされている。
 普茶弁当3,300円,特別普茶料理6,600円,特別普茶御膳9,900円,特別普茶御膳「あおい」11,000円(すべて要予約)。

 萬福寺に来たら、ぜひ予約して欲しいのが「普茶料理(ふちゃりょうり)」である。これは隠元禅師が中国から伝えた精進料理で、「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれている。日本の山野に生まれた自然の産物を調理し、すべての衆が佛恩に応え報いるための料理であることから、席に上下の隔たりなく一卓に四人が座して和気あいあいのうちに料理を残さず食するのが普茶の作法である。
 禅宗では「五観の偈(ごかんのげ)」という食事の前に唱えられる偈文があり、食事をいただく事も修行のうちのひとつ。その事を踏まえ、素朴・幽遠な禅味のある三百数十年の伝統と風味を楽しんで欲しい。

▶︎黄檗宗大本山「萬福寺」
 京都府宇治市五ケ庄三番割34
  開門時間 9:00~17:00 ※受付は16:30まで
 拝観料 大人500円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生300円
ーー普茶料理
 営業時間 11:30〜14:30(昼食のみ)
 年末年始、お盆、諸行事などの都合で休業
定休日 不定休
問い合わせ  0774-32-3900(受付時間9:00~16:30)
*予約は3日前の午前中まで

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