goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

2021年「政治家の失笑発言大賞」、勝手に選定してみた

2021-12-13 01:27:00 | 🔟 番付色々🆚

2021年「政治家の失笑発言大賞」、勝手に選定してみた
 Newsポストセブン より 211213


森喜朗氏は「発言の前後が消えている」と報道を批判した(AFP=時事)
 口は災いの元、だが政治家はその言葉こそすべてだ。コラムニストの石原壮一郎氏が指摘する。

 * * *  2021年も、あとわずか。去年から続いたコロナ禍、ワクチン騒動、東京オリンピック・パラリンピック、衆議院選挙、総理大臣の交代、鉄拳の素顔公開……などなど、大きな出来事がたくさんあった一年でした。
 そんな中で、政治家の“トホホな発言”も花盛り。誰がどんなことを言ったかを忘れないために、印象的な発言を振り返ってみましょう。

 呼び方ですが、「失言」だと「悪気なくうっかり口がすべった」というニュアンスになりかねません。
 多くは「暴言」のほうがふさわしそうですけど、年末にケンカ腰になるのも控えたいところ。本人は大真面目に発しているものもあります。批判や軽蔑や呆れた気持ちをより強く込めるために、まとめて「失笑発言」と呼ぶことにしました。

◆【政治家の失笑発言大賞トップ10】(肩書は当時、飛び出した順)

●森喜朗東京オリパラ組織委員会会長「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」(2月) 
●小泉進次郎環境大臣「プラスチックの原料って石油なんですよね」(3月)
●河村たかし名古屋市長「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は、あこがれだった。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」(8月)

●菅義偉首相「そのようなご指摘は当たりません」(9月など多数)
●岸田文雄自民党総裁「岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くということであります」(9月)
●麻生太郎副総理「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」(10月)
●吉村洋文大阪府知事「ブーメランが刺さりました」(11月)

●二階俊博自民党元幹事長「(菅前首相に)『辞めてもらう』とか言う資格があるか。任命権者だと思っていたら大間違いだ」(11月)
●福田達夫自民党総務会長「この事務費はしっかりとすぐに(市中に)流れるので、考えようによっては経済対策の一部にはなる」(12月)
●石原伸晃内閣官房参与「まだ十分に体力、能力ともにあると思っているので、役に立つアドバイスをしたい」(12月)

 順に振り返ってみます。森氏の発言は激しい怒りを買い、翌日あわてて謝罪会見を開きました。しかし、開き直りとも逆ギレとも取れる態度でさらなる批判や失笑を集め、結局会長を辞任することになります。
 小泉氏はラジオ番組で得意げにこう発言。聞いていた多くの人は、失笑しつつ「知ってるよ!」と突っ込んだことでしょう。
 河村氏はソフトボール日本代表選手の金メダルを勝手に噛んだことが批判され、この謝罪コメントを出しました。しかし、謝る気があるとは思えない文面で、さらなる怒りと失笑を買ってしまいます。
 菅氏は首相時代、これに限らず多くのお決まりフレーズが失笑を招きました。「安心安全な大会を」「仮定の質問にはお答えできません」などなど。
 岸田氏の発言は、自民党総裁選で勝利を収めた直後の挨拶で述べたもの。この段階では少しだけ期待を持たせてくれましたが、いまあらためて見ると失笑を禁じえません。ここに出てくる「しっかり」は岸田氏の口癖であり、おもにあんまりしっかりやる気がない場合に、ことさら念入りに使われがちです。
 麻生氏は、日本を代表する失笑発言メーカーのひとり。温暖化云々は科学的には大間違いだし、何より生産者の努力を無神経に踏みにじっています。
 吉村氏の失笑発言メーカーっぷりも、なかなかパワフル。国会議員が1日の在職でも丸ごと1月分の文書通信交通滞在費が支払われていることを厳しく批判したまではよかったのですが、自分も6年前にその恩恵を受けていたことが判明しました。そのことを受けての自虐ギャグです。
 二階氏も、幹事長時代は多くの失笑発言を繰り出してくれました。これは11月に都内で講演を行ったときの発言。8月末に当時の菅首長から幹事長の交代を打診されたことを振り返って、憎々しげに語りました。いや、実際には総裁が任命権者なんですけどね。また、司会者に「菅前首相と対等な関係か」と問われて、「対等でもなんでもないけど、生意気いうもんじゃないよ」と怒りを見せる場面もあったとか。
 福田氏の発言は、18歳以下への給付を現金とクーポンに分ける“正当性”を主張したもの。要するに「クーポンにすれば間に入った会社が儲かるから」と白状しているわけで、その迂闊っぷりに失笑せずにはいられません。
 石原氏の発言は、岸田首相が強引に内閣官房参与のポストを与えたときのもの。10月の衆議院選挙で落選したことについても「私の不徳の致すところ。勝負は時の運だ」という失笑発言をしてくれています。


◆いずれも甲乙つけがたい、というか丙丁つけがたい味のある失笑発言ばかり。
 無理を承知で年間大賞を選ばせていただきます。ジャカジャカジャカ……。
 2021年「政治家の失笑発言大賞」は、混迷の五輪イヤーを象徴するという意味で、森喜朗氏の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」に決定です。おめでとうございます!
 このトップ10、最初は政治家に絞るつもりはなかったんですが、あっという間に政治家だけで10の枠が埋まってしまいました。2022年も、いろんな政治家がいろんな失笑発言をして

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 🚞 京阪電気鉄道&大阪モノレール「鉄道むすめコラボキャンペー... | トップ | 種類によって違いはある?『... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿