こう書くとドキッとされる方いると思うが、私は少なくともそう思っている。
というのは、ビジネス書の大半が、なんとか売る目的のための原稿を寄せ集めたに過ぎないケースがあるからだ。
素晴らしいビジネス書もないではないが、古典的な本ならともかく、新刊書の中には、どこかに文章作成ソフト?のようなもので、キーワードを組み合わせて、頁数を水増ししたのではないかと思えるものがある。
丁寧にわかりやすく書く工夫を否定している訳ではないが、それによって、ボリュームを確保し、本らしくしようとする意図が伺われる。
長文でダラダラと書くのも感心しない。
長文でダラダラと書くだけの必然性をまったく感じないからだ。
内容として鵜呑みにするものでもない。自分の経験に照らして賛同できる点があれば賛同すればいいし、自分が試行錯誤してきたことを既にハイレベルで実行している点があったなら、それをマネすればよい。ただそれだけの本である。
だから、ビジネス書は読み物として扱ってはならないのであり、よほどの本でない限り1冊1時間で読み終えるべきなのである。
講演会やセミナーで、ビジネス書の引用を繰り返しているコンサルタント(気取り?)の方は、この辺に気をつけないと、レベルの低さを曝け出すことになるので注意したいところである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます