新聞という病/門田隆将/産経新聞出版/2019
週刊新潮編集部に所属した著者が、朝日新聞の報道姿勢を鋭く批判した原稿を集約、製本化したもの。
著者は、新聞は大衆に負けたとしている。
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http://www.sankei-books.co.jp/m2_books/2019/9784819113670.html
こうして新聞は大衆に負けた
◎地道な取材より会見の失言狙い
◎いまだ左右対立視点しか持てず
◎戦争をするのは日本という不安商法
◎日中友好絶対主義
◎命より憲法という本末転倒
◎タブーを週刊誌に丸投げ
◎ご注進ジャーナリズム
◎発言切りとりで舌禍創作
◎ヘイトと差別を使い分け
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こう書かれればなるほどそうかと思うほど。目次はこうなっている。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 朝鮮半島危機に何を報じたか/第2章 報道は歴史を直視しているか/第3章 「謝罪」の後の主義主張/第4章 命より憲法という観念論/第5章 なぜ「現実」を報道できないか/第6章 “ビラ”になった新聞/第7章 自ら放棄する言論の自由
参考までに、池田信夫は以下のような原稿を2014年に出している。
朝日新聞という病
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51904117.html
記者たちが、政治ビラ作成病という病に侵されていることは、周知の事実となりつつある。
政治ビラの類のものを、金を払って購読し、隅から隅まで読む必要はあるのだろうか。おまけに、主要全国紙には押し紙疑惑もある。新聞代金をちょろまかされたこともあった。
日本の闇の核心は、新聞業界であるような気がしてならない。
議会の傍聴の際、記者倶楽部記者たちの姿を見かけたが、表情的に、ある違法な物質の常用者みたいな方たちだらけに見えた。
芸能人たちがあれだけ摘発されている中で、マスコミ関係者はなぜかいないのは変だとしか言いようがない。
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