早期退職者として、当時の状況を思い出してみた。
・状況1 仕事上の状況
不祥事が次々と明るみに出て、自分も身に覚えのないことで責任を問われる可能性があり、目先後始末に追われる一方、仕事をやり遂げようという熱意がなくなりつつあった。
・状況2 体調
かなり無理をして仕事を続け体を壊しそうな状況にあった。
・状況3 上司との関係
直属の上司は冷たかったが、副社長からは意味深な問いかけがあり、専務からは酒席に誘われた。出世の目はあったことになる。
どうしたかというと、体を壊し寿命を縮めてでもやり遂げる仕事ではないと思い至り、副社長からの問いかけに反応せず、専務からの酒席の誘いも無視した。
仮に出世できたにしても、不祥事を抱え自分が関わったこともない仕事の後始末を定年退職する日まで押し付けられ、寿命を縮めるのは割に合わないと判断、早期退職募集に迷わず応募した。
出世できても不祥事続きの仕事だらけ、それも役員が部長時代に起きた問題対応の後始末ばかりでヤル気が失せたというのが正直なところである。
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