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GHQに焚書された「欧米列強によるアジア侵略の歴史に関する30冊の本」

2011年07月24日 | 読書案内
GHQに焚書された、欧米列強によるアジア侵略の歴史に関する30冊の本を下記に紹介する。

下記サイトからの転載。


http://www.endanji.com/?cat=12

大東亜戦争で負けた日本は、アメリカ占領軍の統治を受けました。統治期間は7年間、正確には6年10ヶ月です。その間日本占領当時に実権を握っていたのがアメリカ占領軍総司令部(GHQ)です。その最高司令官がマッカーサー元帥です。「焚書」(ふんしょ)とはなにか。支那の古い言葉に「焚書坑儒」という言葉があります。秦の始皇帝が行った思想弾圧です。始皇帝は、自分に反対する儒学者を生き埋めにして殺し(坑儒)、儒学者の書いた本を焼き捨てたのです(焚書)。この言葉の説明で容易に想像できるようにアメリカ占領軍は、占領期間中に坑儒はしませんでしたが、焚書をしたのです。実際には焼き捨てはしていませんが、没収した本をパルプ原料にし、学童用の教科書に再生利用した。私たちはこれを焚書と呼んでいます。ここで読者の皆さんに区別していただきたいのですが、「検閲」と「焚書」とは違うということです。GHQ(アメリカ占領軍総司令部)は、昭和21(1945)年9月から占領期間中の新聞、雑誌、映画、放送内容などいっさいの刊行物の検閲をした。当時はなんでも出版を企てる者はコピー2部つくってGHQの承認を得なければならなかった。検閲は承認を得られるように訂正すれば出版はできますが、焚書は戦前、戦中すでに出版された本の没収廃棄です。正確に言うと昭和3(1928)年1月1日から昭和20年9月2日までの間に約22万タイトルの刊行物が日本で刊行された。その中から9千288点の単行本を選びだして審査にかけ、うち7千769点にしぼって「没収宣伝用刊行物」に指定して没収廃棄して日本国民に二度と読ませないようにしたのです。簡単に7千769点の本と言いますが、仮に各本が千部没収さてとすると合計7百76万9千冊という膨大な本が没収されたことになります。

現在、GHQによって焚書された7千769点の本の題名や作者名は全部わかっています。これらの本の中に「侵略」という文字が使われた本が30冊近くあります。その全部をリストアップすると、
昭和6年刊 : 「満蒙に於ける列強の侵略戦」 長野朗
昭和8年刊 : 「阿片禍 英国東洋侵略史」 牛窪愛之進
昭和9年刊 : 「露西亜帝国満州侵略史」 ロマノフ
昭和13年: 「ソ連英米仏侵略の跡を顧みて」 小玉興一
昭和14年: 「ロシア侵略300年」 本山桂川
昭和15年: 「英国の世界侵略史」  斉藤栄三郎
       「白人の南洋侵略史」  柴田賢一
       「欄印侵略史」     デ・クラーク
昭和16年: 「亜細亜侵略史」    高橋勇
       「亜細亜侵椋秘史」   桑原三郎
       「英国の印度侵略を歴史的事実に見る」 高原大輔
       「南洋民族侵略戦」   仲小路彰
       「米国東亜侵略史」   黒木勇吉
       「欧米の対支経済侵略史」井村薫雄
昭和17年: 「豪州侵略史」     班目文雄
       「印度侵略秘史」    ボース
       「東亜侵略隊」     H.・モトラム
       「米英の東亜侵略年譜」 大東亜戦争調査会
昭和18年: 「米英東亜侵略史」   大川周明
       「英国の南阿侵略」   キルヒナー
       「二人の印度侵略者」  太田七郎
       「千島樺太侵略史」   中村善太郎
       「太平洋侵略史」(1-6)仲小路彰
昭和19年: 「米国の世界侵略」   堀内謙介
       「西洋文化の支那侵略史」R・ヒューズ
       「ハリス、ペリー侵略外交顛末」 丸山國雄

戦前戦中に出版され「侵略」という文字がついた本がこれだけあったのです。ということは戦前戦中の日本人は世界史の流れをきちんと解釈していたということです。コロンブスが1492年にアメリカに到着して以来およそ450年間は白人国家による有色人国家侵略の時代です。その450年間に有色人種国家の白人国家への挑戦があった。それが日露戦争であり大東亜戦争なのです。従って戦前戦中の日本で侵略国というのは、欧米諸国とロシアによる白人国家であることを明快に示しているわけです。だからこそGHQは、これらの本を没収し、戦前戦中の日本人の歴史観を抹殺し、逆に日本を侵略国として裁いたのです。従って戦後の日本人の多くが、日本を侵略国家と判断している人が非常に多いという情けない状態がずっと続いているのです。このことは非情に大きな深刻な問題を含んでいます。すなわち焚書というのは、書物を焼かれるあるいは処分されるということは日本民族の記憶と歴史が消され、アメリカの意図どおりの作り変えられた歴史を「真実の歴史」と思いこまされるようになってしまっているということです。現在ニューヨークで支那政府主催のウイグル民族展が開催されていますが、ウイグル人は、支那がかってに作り上げたウイグル民族展を開催していると反対しておりますが,焚書の行き着く先は、こういう状態になるという実に恐ろしい実態が起きているのです。

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