閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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人生の終結

2016年01月12日 | 人生観・哲学・宗教
癌患者であることを告白した、樹木希林は人生の終結を新聞広告で行ったそうだ。
それが正しいかどうかではなく、選択肢の一つであると思って、受け止めた。
長く生きることだけが人生ではない。
自分の人生に自分でけじめをつける、そういう潔さがあってしかるべきだし、私はそうありたいと思っているひとりである。


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樹木希林さん、新聞広告で〝終活宣言〟に大反響 「死ぬときぐらい好きにさせてよ」
http://www.sankei.com/life/news/160107/lif1601070024-n1.html

女優の樹木希林さん(72)が、新聞広告で「死ぬときぐらい好きにさせてよ」と〝終活宣言〟した。洋画家の名作と重ね合わせた美しいビジュアルと、「死」をテーマにした衝撃的なキャッチコピーに、ネットなどで生死を考える書き込みが相次いでいる。(杉山聡)

■「死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく…」

 広告は5日の一部全国紙に掲載された。見開きカラー刷りの特大広告だ。出稿元は出版の宝島社。広告は、英国の画家ジョン・エヴァレット・ミレイの名作『オフィーリア』をモチーフに、樹木さんが死を連想させるように森の小川の中で横たわっている。「死ぬときぐらい好きにさせてよ」というキャッチコピーに以下のようなフレーズが添えられている。

 人は必ず死ぬというのに。

 長生きを叶える技術ばかりが進歩して

 なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。

 死を疎むことなく、死を焦ることもなく。

 ひとつひとつの欲を手放して、

 身じまいをしていきたいと思うのです。

 人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。

 それが、私の最後の欲なのです。


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