大隈重信、中国人を大いに論ず/大隈重信/祥伝社/2016
大隈重信が書いた「日支民族性論」の現代語訳に、倉山満の解説を加えた本。
内容的には、解説、帯を読めば全体像が掴める。
要するに、何度革命があっても、何度王朝交代しても中国人は変わらない。中国が滅ぶときは自滅しかない。
尖閣問題等に関して、野党議員やマスコミは中国政府と徹底的に話合うべきだとしているが、彼らと話すことなど時間と労力の無駄であることを納得する一冊である。
大隈重信は中国政府と対応して疲れ果て、呆れ、その経験を踏まえてこの本を書かざるを得なかったのである。
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