ズバリ、アメリカ史の学者、アメリカ外交分析者が読むべき必読書。それくらいの内容とボリュームの本。 全部を一気に読む事は難しいが、まえがき、最終章、訳者あとがきをまず読み、それから各章を読み込んでいけば著者がこの本で伝えたい全貌が見えてくる。
最終章のタイトルが、「神の顔をした男」となっている。これは、アメリカの外交政策、リベラリスト集団が支配すると言われるアメリカ歴史学会の真相を知る手がかりとなるだろう。 本書を精読された方なら、字面だけ追って、史料検証したことに満足し、捏造されたアメリカ史に気づかない、うぶな歴史学者の本など用なしとなるくらいの、アメリカ史の名著として評価されるべき本であることに気づかれるはずである。
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