閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

図説シャーロックホームズ

2022年11月23日 | 書評 小説

図説シャーロックホームズ/小林司、 東山あかね/河出書房新社/2012

「最も充実した、最も信頼できる写真とデータが満載のホームズ入門書」とPRされているが、内容的にはマニア本。
肖像画ギャラリー、生涯、食卓、音楽、美術、主なホームズ本、事件簿一覧、年表、訳名リストがある。
架空の人物であるが、著者は、ホームズが実在した人物であるかの如くのめり込んでまとめている。
ホームズをジェレミー・ブレット役で知った私にとっては、ジェレミー・ブレット以外のホームズがいたことを知らされ、改めて驚いている。
ホームズの探偵小説が書かれた時代背景を知る、あるいは、(ワトソンよりも難解な)ホームズの(英語)会話ネタの背景を知る一冊としてなら読む価値がある。


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