ムネオの厠

後期高齢者の平凡なブログですが、何か…?

§247 一羽の蝶々・・!

2005-11-18 01:48:50 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は久し振りに関西の某ガス会社からご招待されまして「時事セミナー」に参加するため、新高輪プリンスホテルへ行って来ました。

会場はホテルの隣りにある国際館パミールでございましたが、西武王国の衰退に伴ってか、建物もかなりお疲れのご様子・・。

(仕事柄建物に興味があるので、つい見渡してしまいます。)

セミナーのタイトルは「対話による経営革新」でございまして、講師は前三重県知事で現在は早稲田大学大学院教授の北川正恭先生でございます。

最近、テレビにもよく出演していますので、お顔を拝見すれば「あぁ、あの人か・・。」と誰でも分かるはずです・・。w

講演の内容には、特に興味があった訳ではございませんが、某ガス会社の営業マンがどうしても参加してくれと何度も言うものですから、まぁ、本当は義理で仕方なく出掛けたようなものでございます。w

(何かお土産もくれるだろうし・・。w)

北川先生の講演は中々喋り方も上手だったので眠くもならず、最後まできちんと聞いてきましたよ・w                             

(講演の後、懇親会があったのですが、参加しませんでした。)

セミナーのお話しを少し紹介しましょうか・・。

「北京で一羽の蝶々が羽ばたくと、ニューヨークでハリケーンが生じる」

複雑系の理論、カオス理論でよく語られるたとえ話である。蝶の羽ばたきと言うごく僅かな気流の乱れが巨大な嵐を引き起こす。ミクロの“ゆらぎ”が予想をはるかに超えたマクロの変化をもたらす。そのような意味である。ノーベル化学賞を受賞したイリヤ・プリコジンは言う。ある生態系が淡々と動いている間はその生態系を構成する分子は隣りの分子しか見ていない。したがって、いつもあること、昨日の続きが今日もあるという、同じ文法によって支配されている。しかし、この生態系に突然異質分子が猛スピードで入り込むと、その生態系はその時から新しい文法によって支配される。即ち異質分子によってその生態系を構成する分子がハレーションを起こし、隣だけではない別の分子と化学反応を起こすことによって、新しい文法に支配されてゆく。

まぁ、上の文章は北川氏から配布された資料に書かれていた一部ですが、三重県の知事になって県庁の中で1羽の蝶々がどうやって6千人の職員を蝶々にして行ったかを面白可笑しくお話ししてくれたのでございます・・。

偶には真面目なセミナーに参加するのも良いもんだと、満足して帰宅したのでございます。

あっ、それと余談ですが、ホテルのロビーでK-1の選手に出くわしましたよ・・。w

ジェロムネ・バンナはマスコミからインタビューを受けていたのですぐ判りましたが、レミー・ボンヤスキーはほっそりした普通の黒人青年にしか見えませんでしたね・・。w

全くオーラが出ていないし、威圧感も全く無し・・。

K-1の中ではボンヤスキーが一番好きな選手なんですがね・・。

コメント
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