ちょっと気になるニュースがありました・・。
「内部告発で30年間干された串岡さん退職」
運輸業界の闇カルテルを内部告発したとして、報復人事で約30年間、閑職に追いやられたトナミ運輸(富山県高岡市)社員串岡弘昭さん(60)が20日、定年退職した。串岡さんは支援者らに「本当は好きな営業の仕事がしたかった。過去のつらかったことも、乗り越えてみればいい思い出になるのかもしれない」と話した。 最後の1日は、自分の席で長かった窓際族の生活を振り返ったという串岡さん。同社の経営陣からは何の言葉もなかったが、若い社員からは拍手で見送られたという。
このニュースは昼のワイドショーでも取り上げていましたが、串岡さんのサラリーマン生活って、何だったんろうか・・?
変な意地を張ったばっかりに、彼は30年間も無駄に過ごしたんじゃないんだろうか・・? って思ってしまいます・・。
会社から報復人事として閑職に追いやられ、毎日、毎日、誰とも接触しない小部屋に入れられ、草むしりを30年間もやったなんて、本当に信じられないのでございます・・。😅
ご自分が勤める運送業界の不正を内部告白した行為は、彼の正義感と勇気には私も拍手喝采なんですが、その後の30年間の過ごし方は同調出来ません・・。
たった一度の人生の約半分を、草むしりで過ごすなんて・・。
内部告発した人間に対する会社側の仕打ちと争うことは、当然のことでよく解りますが、会社を辞めずに会社の言うままに草むしりを続けながら定年まで過ごすことが、本当の勇気ある行動だったのでしょうか・・?
30年間勤めて、月給も上がらず額面で月に21万円程度・・。
金の多い少くないじゃなくて、人生で自分がやりたいことをやるのが本当の勇気でもあると思うんです・・。
会社勤めでは、中々自分のやりたい仕事にめぐり合わない場合もありますが、串岡さんの場合でも会社を飛び出して新しい仕事を探すことは自由だったはず・・。
当然、転職も考えていたとは思いますが、なぜあそこまで彼にあのような閑職の人生を選択させたのでしょうか・・?
40代の会社員が60歳の定年まで会社に何を言われようが、必死に会社にしがみ付いているワケとは違います・・。 (そういう人は何人も見て知っていますが…⁉︎)
20代後半からの30年間ですから、いくらでも転職の機会はあったはずだし、心の葛藤も毎日あったとは思いますが、結局、定年まで閑職の道を選んでしまったのですね・・。
私には理解出来ない選択ですが、「本当に長い間ご苦労様でした!」と言うしかありませんね…⁉︎
超安月給で生活出来たのは、奥さんのお父さんから援助があったからだそうで、逆に奥さんの実家は財産をかなり減らしてしまったと、串岡さんはTVで言っていました・・。😱