月曜日の朝、宅ふぁいる便で設計データを送り、午後から別件の客先へ設計図面説明会に出席して来ました・・。
2,000㎡と少しの幼稚園舎の建替えなんですが、園長も副園長もかなりの話好きなもんですから、終わったのが5時半に・・。
朝から建築の説明を行い、午後から構造と設備の説明を・・。
幼稚園の設計もこれで7件目なんですが、どこの園長も個性豊かな人が非常に多いんです・・。
個性豊かって言うと差し障り無い表現なんだけど、本当は一癖も二癖もある人が多いんですよ・・。w
昨年完成した某幼稚園の園長は自他とも認めるオカマだったし、今回の図面説明会をした園長も、凄いガンコオヤジで専門家の提案を素直に信じないタイプなんです・・。
元々、某世界的な大企業のエンジニア出身だもんだから、尚更始末が悪いんでございます・・。w
我々専門家が最も嫌なタイプで、素人がにわか勉強をして来て、何かと質問してくるんですが、中途半端な知識を仕込んで来ているもんだから、納得させるのに困ることが多いんです・・。
今回も冷房はエアコンで良いけれど、暖房はガスの温風暖房機が一番良いと信じ込んでいるんです・・。
一部屋だけならそれも有りなんですが・・。
建築担当者に、冷房は電気で、暖房はガスにしてくれとオーダーがあって、そんな寒冷地でもない東京で、二重に空調設備をするなんて全くナンセンスなので、園長を説得してくれと・・。w
じゃぁガスを使った冷暖房(GHP)ではどうかと、了解を求めさせたら、GHPは故障が多いと聞いているから駄目だと・・。
建築担当者の説明では納得してくれないから、一緒に行って説得してくれと頼まれ、行って見ると、こちらの提案を全てOK・・!w
昨年の夏に、そんな経緯があったんですが、図面が完成してもう一度設計の内容を全部説明しないと後から何を言い出すかわからないので、図面説明会を行ったワケでございます・・。
建築、構造、機械設備、電気設備の各担当者が、まる1日掛けて図面を説明した次第でございます・・。
園長(夫)も副園長(奥様)も当日は大変機嫌も良く、我々の説明に時折質問をしながら、熱心にメモをとって聞いておりました・・。
結局、冷暖房方式はイニシャルコストを優先して、EHPに決定・・。
幼稚園のオーナーの共通点は、昔からの大地主で、夫婦で園長と副園長をし、子供が跡を継ぐパターンが多いですね・・。
今回の幼稚園のエントランス廻りは、階段を中心に宮殿風・・。w
昨年完成した幼稚園も、美術館風・・。w
設計者の提案じゃなくて、デザインはオーナーの趣味で・・。w
【本日の食い物】
朝食:なし 昼食:博多ラーメン 夕食:カレーライス(レトルト) 夜食:冷凍ピラフ 間食:コーヒー、ヘルシア1?、タロイモチップス
先日、下の娘がらみで久々に園へ行ったとき、
何ていうか、正面入り口奥から得体の知れない圧迫感を感じて、脚が重かったデス。
園児達のパワーはもちろん、母親や先生達の気迫みたいなもの。全部が詰まった園の建物はとても威圧感がありました。
ひとクセやふたクセ、あって当たり前ですネ。
幼児独特の臭いがします・・。w
個性豊かというよりも、簡単に言っちゃえばカワリモンが多いって
ことです・・。w善人なんだけどね・・。w
立派な設備を備えるんだけど、使えばそれだけ電気代が掛るので、
冷暖房を運転しない、照明を消すのが儲けのコツです・・。w