耐震強度偽装事件について、あの藤田東吾氏が必死にあちこちに訴えてかけているんですが、どうも勝手に空回りしているというか、何故か滑稽にも見えてしまいます・・。
彼の言っていることは、私には理解出来るのですが、どうもマスコミも、一般市民も、偽装疑惑の対象となっているマンション購入者の方も、イマイチ乗ってこないんでござすなぁ・・!w
もちろん、何人かの方は、藤田氏を擁護する発言をしていますが、どれもカワリモンと言っては失礼だけれど、現体制に不満を持っている人たちばかりのような気がしますなぁ・・?w
要するにやや左よりの方たちが・・?w
まぁ、私も偽装事件はもう終わった!とは思いませんが、藤田氏の言動にはちょっと?マーク付きで見ているのでございます・・。
理由は、明確なものはありませんが、彼は元々、建設業の人間ではなくて、自分の金儲けの手段として民間の審査機関の会社を作ったような人なんですよね・・?(違ったらゴメンネ?w)
審査機関として、十分な人材を揃えることもしないで、行政の代行としての審査会社を始めたんですよね・・?(違ったらゴメンネ?)
それも、業務の拡大をする為に、「見せ金」してまで会社の規模を偽装した人なんですよね・・?(コレハマチガイナイだろ?w)
そして、審査機関として自ら審査業務を蔑ろにして、ノーチェックで審査を通し、どこよりも「審査が甘い」という評判で、審査機関の営業を伸ばして、金儲けに走った人なんですよね・・?(違ってたらゴメンネ?w)
偶々、ヒューザーの案件で、姉歯が偽装した設計図を発見して、やっと本来の審査機関として、「これは基準に適合していないから、許可出来ない!」と指摘したワケだよね・・?
デベのヒューザーのコジマ社長や、設計をしたズラの姉歯氏や、工事をした木村建設の対応が、あまりにも通常と違った対応をしてくれたもんだから、思わず公表しちゃったんですよね・・?
自分の会社が審査して、完了検査して、竣工した建物を、立替を余儀なくされた住人に、藤田氏は審査機関として許可を下ろした責任者として、損害賠償金を払う気はあるのでしょうか・・?
その人が、今や体制の悪に立向かうヒーローなんですか・・?
やっぱり、一般の人や、マスコミが彼を相手にしないのは、何かがあるんじゃないのかなぁ~?(顔が胡散臭いとか・・。w)
何か、問題をすり替えて、自分には責任が無いと言っているように見えて仕方が無いんですが・・。(違ってたらゴメンネ?w)
って、私は見ているんです・・。w
偽装疑惑の設計や、現在、止まっている偽装の噂がある工事が、現行法規には適合していないのは多分、確かなんでしょう・・?
でも、法規に適合していない事と、即、地震によって、その建物が崩壊するかの危険性は、別ものと私は思っています・・。
現行法規の基準を遥かに下回っている古い建物も、実際には今までの地震では、倒壊していないですからね・・?w
(基準値って、安全率を掛けるので、かなり余裕があるし・・。)
神戸・淡路の地震規模になれば、古い建物は当然、あの事例の如く、相当な数の建物がダメージを受けるでしょうが・・。
そうでなければ、良識ある構造設計を専門としている設計士達が、真っ先に行動を起こしていますよ・・。
何万人もいる構造専門の設計士の中で、「建物が地震で壊れても、オレ知らんもんね・・!」的な偽装してまで粗悪な建物を造ろうとしている設計者は、多分、一桁でしょう・・?
(設計技術が未熟な設計士は沢山いるでしょうけど・・。)
建て主側だって、とにかく無駄は一切止めて、コストダウンを図ったギリギリの設計にしてくれ!って、どこの会社でも言いますよ・・。
ヒューザーだって、アパだって当然コストダウンを優先するように、設計事務所には指示していますよ・・。
法規を偽装してでも、鉄筋量を少なくしろって、言うハズはないし、もしそう言われたら、逆に構造の設計者が例え施主であろうと猛反発するのが普通の設計者なんですがね・・。
現行法規に適合していないから、「すぐにこの建物を解体しろ!」っていうのは、どうなんでしょうか・・?
日本中に、不適合の建物は実際には何百万戸もあるようだし・・。
ただ、この建物は偽装疑惑があるから「設計情報を開示しろ!」って言う、藤田氏の行動は、間違っているとは思いませんよ・・。
役所も、建設会社も、建て主も、疑惑を晴らす為に、開示すれば良いのに、何を躊躇っているのでしょうか・・?
まぁ、あの藤田さんが、ビデオを回しながら、あんなやり方で役所に乗り込んでも、役所も開示する気にはなれないでしょうけど・・。
大学の教授とか、弁護士や国会議員がきちんと役所に開示を求めれば、役所も出すしかないでしょう・・?
民主党の馬渕議員はどうしちゃったんでしょうか・・?w
馬渕議員も、藤田氏を全面的に信頼していないのかな・・?
ってことで、耐震偽装問題の成り行きを、やや斜めから観察している今日この頃でございます・・。w