日本の救助者に対するメキシコの人々の感謝の言葉。
日本式のお辞儀をしながら「ドーモ アリガトウ ゴザイマシタ」。
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日本式のお辞儀をしながら「ドーモ アリガトウ ゴザイマシタ」。
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あのサイゼリヤ、新業態「500円パスタ」の正体
「テイクアウトできるスパゲッティ」の魅力
一部引用
外食産業では、女性の視点を意識することが繁盛のコツといわれる。少なくとも、女性に「いいお店」と思ってもらわないと、
グループ客も、カップルも、女性 同士の客も取り込むことができない。リピート客を獲得できないどころか、口コミやネット、SNSで評価が下がってしまう可能性もある。
女性客にも受けのよいランチの店は少ない
ただし実際には、女性客にも受けのよい「安くておいしい店」というのは少ないようだ。
特に、女性にとって使い勝手のよいランチの店というのがなかなか見つ からない。
もちろん女性でも、1人で牛丼チェーンやラーメン屋にどんどん入る人も増えているが、「空腹を満たすだけでなく、雰囲気も大事」という女性はや はり多いのだ。
そうするとパスタとサラダ、飲み物で1000円ぐらいはかかってしまうのが普通だ。ここに、ランチにおける男女格差が存在する。
「あるデータによると、女性がランチで外食を利用するのは週に1回で、後は手作り弁当やコンビニを利用している。
つまり、昼に女性が入れる店は高いから、 週の大半は外食できないのが現状です。そこで、ワンコインで、男っぽくなく、
スタイリッシュに食べられるランチの店をつくりたいと考えていました。ただし 飲食店では、『ターゲットは女性』とはっきり打ち出しているところは、実は少ないんです。スパゲッティマリアーノでは、思い切って女性路線に舵を切ったと ころがよかったのかなと思います」(千代川氏)
千代川氏がまず腐心したのは、店の雰囲気、見た目だという。白と木目を基調に、明るく清潔感のあるインテリアとした。
実際に見ても、女性も躊躇なく入ることができ、ランチのひと時をくつろいで過ごすことができそうだ。
さらに、より“できたてのフレッシュ感”を演出できるよう工夫を加えた。たとえば、香りのある具材、調味料を用いたり、生のハーブをトッピングするといったことだ。
「テイクアウトできるスパゲッティはこれまでになかったので、差別化のポイントとなります。その意味ではコンビニがライバルとなりますが、
コンビニのスパ ゲッティは電子レンジで加熱する前提なので、青いものが使えない。うちでは専門店と同じフレッシュさを売りにしていきます」(千代川氏)
また、第2の訴求点がヘルシー志向だ。ただ現在では、健康やダイエットのためにロカボ食が奨励されているから、炭水化物がメインであるスパゲッティは少々旗色が悪い。
「そのため、炭水化物ガッツリではなく、野菜や肉、魚介などの具材をしっかり取れるようにしています。
毎日食べることにより、体が軽い、調子がいいと思っていただけるようなヘルシーな食事を目指しています」(千代川氏)
ランチ時間に集中する客を100%取り込むため
またテイクアウトできることが同チェーンの大きな強みだ。
芝浦の店舗ではテイクアウト率が40%ほど。ランチ時間に集中する客を100%取り込むために、今後さらにこの数字を伸ばしていきたいという。
そのために不可欠なのがスピーディな提供だ。
そこでマリアーノでは、スピード化、オペレーション効率化策として、タッチパネル式券売機による注文方式を導入。
「女性では使い慣れていない人が多いのではと懸念していました。
また、殺風景な感じになってしまわないよう、券売機外観デザインやメニュー画像などにも気を使いました。
結果、違和感なく受け入れてもらえたと思っています」(千代川氏)
注文の流れとしては、券売機で好みのメニューを選択、セルフ方式の飲み物を用意している間(セットメニューの場合)に、
カウンターからスパゲッティとサラダが提供されるという具合になっている。行列さえなければほとんど待ち時間はない。