【武田邦彦】牛乳で精神病!? ※牛乳毒性データの嘘※
牛乳は体に悪い?!牛乳のウソ・ホント
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牛乳をたくさん飲むと骨折率や死亡率が上がる、という研究結果が発表される
http://goo.gl/TWb8Vn
一部引用
「牛乳を飲むと骨が丈夫になる」と思われがちですが、そんな定説とは真逆の「牛乳をたくさん飲む人ほど寿命が短く、女性に至っては骨折率まで上昇する」という驚きの研究結果を、
スウェーデンのウプサラ大学で教授を務めるKarl Michaëlsson氏を含む研究チームが明らかにしました。
カール教授率いるウプサラ大学の研究チームは、10万人を超えるスウェーデン人を対象に牛乳の摂取量と死亡率や骨折頻度の関係性を調査しています。
研究では、1987年~1990年の時点で39歳から74歳までのスウェーデン人女性6万1433人と、1997年時点で45歳から79歳までのスウェーデン人男性4万5339人を対象に、
「どのような食べ物をどれくらいの頻度で食べているか?」というアンケートを基に、長い期間追跡調査を続けたそうです。具体的には、女性の被験者は約20年間、男性の被験者は約11年間も追跡調査を行われたそうで、調査期間の間に女性は1万5541人死亡し、1万7252人が骨折、4259人が股関節を骨折しました。男性の被験者は、約11年の調査期間中に1万112人が死亡、5066人が骨折、1166人が股関節を骨折したそうです。
この調査結果から、牛乳の消費量と死亡率や骨折頻度の間には関係性があることが明らかになっています。女性の場合、1日に3杯以上牛乳を飲む人は、1日1杯以下しか牛乳を飲まない人と比べて
なんと1.93倍の死亡率であったことも明らかとなっており、股関節を骨折する確率は60%高く、骨折全般で見ても15%も割合が高くなることが判明しています。
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カルシウム摂取が不足すると骨粗鬆症の原因となるだけでなく、血管等の軟部組織にカルシウムが逆に増え、動脈硬化、糖尿病、高血圧など様々な疾病が起こる現象をカルシウム・パラドックスと呼ぶ。
カルシウム摂取不足により血中カルシウム濃度が低下すると、副甲状腺ホルモンの働きにより骨からカルシウムが溶出し血液中に流入する。このカルシウムが血管へ沈着(動脈石灰化)し動脈硬化を引き起こすと考えられる。骨粗鬆症患者では動脈石灰化症による冠状動脈疾患・心臓病が多くみられることはよく知られている。骨粗鬆症を予防すると同時に動脈硬化を防ぐためには、
適切なカルシウム摂取と同時にカルシウム以外の骨代謝に必須の栄養素であるビタミンDやビタミンKの摂取が推奨されている。
一方、2002年の世界保健機関 (WHO) の報告書では、骨粗鬆症予防のための項目で、“カルシウムの摂取量が多い国に骨折が多いという現象をカルシウム・パラドックスと呼んでいる”。
この現象の原因として、カルシウムの摂取量よりも、カルシウムを排出させる酸性の負荷をタンパク質がもたらすという悪影響のほうが重いではないかと推論されている。
さらに、2007年のWHOの報告書で、酸を中和するほどのアルカリ成分がないとき、カルシウムが排出され骨に影響すると考えられ、アルカリ成分として野菜と果物が挙げられている。
日本国外の骨粗鬆症の診療ガイドラインでは、砂糖や動物性食品はカルシウムを奪う「骨泥棒」とされ、骨粗鬆症の予防のためアルカリ性食品を摂取するように言及している。
また、そうしたことで発生した血中の酸を中和するのは骨の仕事だと解説している。1995年、食品の腎臓への酸性の負荷をPRAL値という指標で表す測定方法が考え出された。
酸性の食事が骨の健康を損ねるので、この目的でも用いられる。
野菜と果物を多く食べた子供は尿中のカルシウムの排出量が少なかった。野菜と果物の摂取量が多いほど骨密度が高いという研究結果が老若男女それぞれにある。
“疫学的調査によれば牛乳を良く飲む人ほど骨粗鬆症になりやすい”。ホメオスタシスの働きにより、急激に上がり上限値を越えてしまったカルシウム濃度を下げようと負のフィードバックが働き、
今度は下限値を越えてしまい、骨からカルシウムを補う為である。
疾患との関連
癌
乳製品をたくさん摂取しても、あまり摂取しない人と骨折のリスクは変わらないが、乳製品の摂り過ぎは前立腺癌や卵巣癌のリスクを高めると言われる。日本の国立がん研究センターが4万3000人を追跡した大規模調査でも、乳製品の摂取が前立腺癌のリスクを上げることを示し、カルシウムや飽和脂肪酸の摂取が前立腺癌のリスクをやや上げることを示した。 世界がん研究基金の報告では、牛乳は大腸癌のリスクをおそらく (Probable) 下げる、膀胱癌のリスクを下げる限定的な証拠がある (Limited - suggestive)、牛乳および乳製品が膀胱癌のリスクを上げる限定的な証拠がある (Limited - suggestive) とされている。
骨折
NHSなど、アメリカ、イギリス、スウェーデンでの7つの前向きコホート研究で、カルシウム摂取量が増加しても骨折率が低下していない。牛乳1日2杯の飲用は大腿骨頸部を骨折するリスクを上げる。
ハーバード大学の公衆疫学部は、乳製品は骨粗鬆症と大腸癌の危険性を低下させる一方で、前立腺癌と卵巣癌のリスクを上げ得るとして、乳製品以外のカルシウムの摂取源としてコラード、
チンゲンサイ、豆乳、ベイクドビーンズを挙げている。
アレルギー
全年齢では鶏卵38.7%、牛乳20.9%、小麦12.1%が3大アレルゲンである。
放射線障害
主に牛が食べた飼料(牧草など)に含まれる放射性物質が牛の体内で生体濃縮されるため、牛乳などの摂取による内部被曝の危険性がある。 チェルノブイリの原発事故ではウクライナの子供に多くの
甲状腺癌患者が現れ問題になったが、(海藻などの摂取量が少ないため)もともとのヨウ素摂取量が少ないところへ、高濃度の放射性ヨウ素に汚染された牛乳を飲み続けていたことも一因とみられている。ポーランドは国内での牛乳を禁止して、すべて輸入粉ミルクに変えたため、ポーランドでは甲状腺癌の増加がなかった。
俗説、その他
「牛乳はよく噛んで飲んだ方が消化にいい」と言われることがある。そもそも乳糖を分解する酵素は腸液に存在し、唾液には含まれないため、噛む事で直接的に吸収率が高まるわけではない。
しかし、噛む様にして飲むことで、少量ずつ消化管に送ること、また、冷たい牛乳を体温で温めることにより、消化管への負担を減らすことで、乳糖をうまく分解できるようになるとも言われている。女性は牛乳を良く飲むと胸が大きくなるという俗説があるが、科学的根拠はほとんどない。
但し、収穫量を上げる為に乳牛に人工的に投与された成長ホルモンの影響があるという説もある。酒を飲む前に牛乳を飲むと悪酔いしないと俗にいわれる。これについて牛乳が胃に膜を作るからだと説明されることが多いが、事実と異なる。牛乳には脂肪とタンパク質が含まれているが、前者が胃の蠕動を抑え、後者がアルコールの代謝を助けている。
妊娠中に牛乳を多く飲むと子供の身長が高くなるという研究結果がある。
~Wikipedia~