羽生結弦選手は怪我が多い選手だ。
怪我ばかりしている印象がある。
なぜ怪我が多いのかというと、それは正しい技術を使っているからだ。
それはさておき…(あとから)。
もうスポーツ紙もさすがに羽生選手は扱わないだろうと思っていたら、
スポーツ報知がまた、一面全部使って羽生選手のアップ、
そしてフリー前日の右足捻挫の様子を詳しく書いていた。
記事は高木恵さん。
いつも羽生選手に温かい目を向けてくれている記者だ。
フリー前日の怪我からフリー当日の4A挑戦までを、
迫真のドキュメントで綴っていた。
とても良い記事だった。
↓ウェブ記事にも同じものが上がってる
スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20220224-OHT1T51198.html
羽生結弦「報われない努力」の裏側 北京五輪担当・高木記者が見た
あの足で跳んだ。
冒頭のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は
右足一本で氷を捉えた末の転倒。
羽生結弦(27)=ANA=は立ちあがると両手を広げ、
着氷のポーズを取った。
「全部出し切った。あれが僕のすべて」。
故障から25時間後の「天と地と」には、
挑戦者「羽生結弦」の生きざまが詰まっていた。
以下こちら↓
https://hochi.news/articles/20220224-OHT1T51198.html?page=1
自分はネガティブな記事は取り上げない。
ネットには様々な記事が溢れているが、
テレビや新聞などの報道よりも、
今ではネット記事の方がよく読まれているのだろうか。
ネットの記事は胡散臭いものも多く、信用出来ない方が多い。
何も知らない人にそんなものをわざわざ紹介する必要もないと思うので…。
---------
羽生結弦の北京五輪でのフリーの演技が終わった時、
実況は、
「おそらく足は万全ではなかったはずです」と語った。
その時、いや、その前から、羽生選手の報道はされていたので、
羽生選手の足がどこか良くないのでは、
ということを何となく気がついていた。
フリー前日、2月9日の公式練習は、ワイドショーで生中継されていた。
その中で羽生選手は4Aを跳びに行っていたが、
何度目かの時、転倒して痛そうにした。
その時に異変が起きたのだ。
それはテレビ中継を見ている者にも何となく分かった。
中継を担当していたアナやゲストコメンテーターも、
今のは大丈夫なのだろうか、痛そうにしていたが…
というように言っていたと記憶する。
翌日、フリー当日の朝、曲かけ練習を羽生選手は行わなかった。
本来ならありえないことだ。
4Aも跳ばず、曲かけをスキップした。
異例のことだ。
曲かけはもうその時以外は出来ない、あとは本番だ。
その時点で自分は、これは、…と
何となく何かが起きたことを理解したと思う。
スポーツ報知の高木氏の記事は、その経緯を詳しく書いてある。
結局、
「故障後、初めて挑んだアクセルが本番の一本だった」。
スポーツ報知東京販売局
https://twitter.com/hochi_hanbai/status/1496990899511132161
「全部出し切った。あれが僕の全て」
2月25日(金)#スポーツ報知 は #北京五輪 での
#羽生結弦 の歴史的クワッドアクセルをプレーバック
(これも保存版)
フリー前日、9日の公式練習のあと、
「大丈夫ですか」と声をかけたのも高木記者だった。
その時、羽生選手は
「歩きながら左拳を突き上げた。」
このことも当時、記事になっていた。
羽生選手は大丈夫、とは答えず、黙って拳を上げた、ということは。
この時点で記者たちは異変に気付いたようだし、
我々もこれはおかしい、と感じた。
「背中と拳。確信するには十分だった。
痛かろうが、なんだろうが羽生は五輪のリンクで4回転アクセルに挑む」
怪我をしたことは、記者や現地にいた人たちは誰もが気づいていたのだ。
試合後の記者会見で、羽生選手が捻挫をしていたと語ったことは、
事の経緯の説明であって、必要な発言だったと思う。
誰もが真相を知りたかったのだから。
明石家さんまが捻挫のことは「言って欲しくなかった」と
言ったということをどこかで聞いた。
そのテレビを見ていないので詳しいことは知らないが、
それが本当だとしたら、さんまさんは浅はかだ。
捻挫の経緯を説明するのは必要なことだ。
怪我は最後まで隠した方が良かったと言いたかったのだろうか。
怪我を告白することは言い訳だとでも言いたいのだろうか。
例え隠しても、報道陣はすでに異変を知っていたし、
経過を見ていた我々も感じていたことだ。
本人からの確かな説明があってやっぱり、と思ったし、
隠しようのない事実だった。
事実を言って、どこが悪いのか。まったく分からない。
さんまさんは何も分かってない。
有料記事だが─
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH230NO0T20C22A2000000/
挑戦する人へのエール(三浦知良)
サッカー人として
2022年2月25日 5:00 [有料会員限定]
何をもって成功、失敗とするかの尺度は、人生それぞれでありもする。
メダルの色、順位だけがその評価軸じゃない。
4回転半のジャンプに挑んだフィギュアスケートの羽生結弦選手は、
跳ばずに勲章を得られたとしても、
跳ばなかったことを人生で悔やむことになると考えたのだと思う。
失敗するかもと思えば、怖い。
でも、やっておけばよかったと後々思う人生になるほうが、
失敗よりもつらいんじゃないのかな。
(続きは有料)
三浦知良という人をそんなに好きにはなれないが、
言っていることはトップアスリートならではだ。
トップだからこそ、羽生選手の心情をトップとして推し量っている。
トップでいた人にしか、
もしかしたら羽生選手のことは理解出来ないのかもしれない。
ただ羽生選手は始めから躊躇することなく
4回転半に挑むつもりだったと思う。
怪我した、しないに関わらず。
「Numberナンバー」には、小さくボーヤン・ジンの記事が載っていた。
書いたのは野口美恵ではあるが、
ボーヤンが17-18シーズンから、怪我に悩まされ続けて来たことが
書いてある。
足や腰の痛みを抱え続けていたようだ。
ボーヤンがそのように故障続きだったのは、
思うに、彼がリアルルッツを飛ぶからだ。
ボーヤンの豪快な高さのあるルッツは、
近ごろのずるい、胡麻化した下回りの4回転もどきとはまったく種類が違う。
スローで見てもちゃんとトウをついてから上を向いて回る。
豪快なだけに、怪我とも紙一重のところがある。
正しいジャンプは危険と隣り合わせでもあるのだ。
そして羽生結弦選手も正しいジャンプを飛ぶ。
スローで見れば分かるが、
4回転アクセルもきちんと離氷してから回り始めていた。
ネイサンみたいに氷の上で回ってから離氷する3Aとは違う。
「もしかしたら違う技術をとり入れたら回り切れるかもしれないし、
着氷時にうまく着氷すればできたかも。
でもそれは僕じゃないので。
なんか…そんなアクセルだったら僕はいらないって思うんです。」
日テレNEWSより
https://news.ntv.co.jp/category/sports/45737ecc22ad42768b68571ea001ec77
羽生選手はそして、自分の正しい技術に誇りを持ってると思う。
羽生選手はルッツもリアルルッツで誤魔化しがないし、
すべてのジャンプを正しく跳べる。
だからこそ、怪我が絶えないのだ。
難度の高いジャンプほど危険と隣り合わせ。
ルッツも危険だし、その上の4回転アクセルとなると、
危険度が余計増す。
怪我が多くなるのは正しい技術を持っているゆえの、
その代償かもしれない、と、
理不尽だけれども、そんなことを考えるのだ。
↓これは素晴らしかった(写真集にしてくれても…)
https://hochi.news/articles/20220222-OHT1T51122.html?page=1
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