感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

私をジャムにしたなら・・

2016-07-15 22:42:31 | 大人の独り言
河野小百合と言う歌人が若い頃に詠んだ衝撃的な歌があるのをご存知だろうか。

「私をジャムにしたなら どのような香りが立つか ブラウスを脱ぐ」


私がこれを知ったのは、まだ数年前の事だけど、この歌は30年程前のバブルの時代に詠まれたものらしい。なんと艶かしい短歌だろうか、、
ネットをググってると、俵万智を始め色んな人が絶賛している。

「自分の事を果実に例えた若さゆえの究極の自己肯定感や自己陶酔感、健康的なエロティシズム、愛し合う直前の自信に溢れた挑発的な瞬間を描写、、等々。」

イイ年になった、もう既に色気とか女性であることさえ放棄してしまっていた私に、この歌は久々の衝撃を与えてくれた。

この歌って、作者がまだ二十歳そこそこの時に詠んだ歌なんだよねぇ…自分がその時代にこんな歌を詠めただろうか、、f(^_^;

高校生の頃って、レモンライムのイメージがあって、この歌とは到底そぐわないし、、

年齢的には、19〜24才くらいが甘酸っぱいジャムの時代に当てはまりそうだ。それ以降だと、ジャムと言うよりは、更に進んで発酵したワインのイメージになって、もっと緻密で計算された雰囲気を演出するだろうから、こんな無鉄砲さはないだろう_(^^;)ゞ

イメージ的にはこんな感じの女の子↓


元々ちょいワル系の女の子がこの歌を詠んでもインパクトもイメージも膨らまない(^-^;

私の中のイメージは、清楚な中にも小悪魔的な部分も併せ持ってる、ちょっとクールでアンニュイな女の子だ。

上目遣いの挑戦的な感じで、それでいて無防備で計算していない、だけど精一杯背伸びしているって感じがいい。


相手は同年代の男の子じゃなくて、少し年上の大人の男性。
貴方好みのジャムになりたい、ジャムにしてみてよ、って高飛車なところも若さゆえの特権だ。

所詮、世の中が全て自分中心に回ってるって思える時なんて、ほんの僅かな期間限定の貴重な時間にすぎない。こんな情熱的な歌になぞらえるような想いを相手にぶつけてみるのも良いだろう。

欲張りな私なら、その日の気分、相手によって違うジャムになりたいもんだ(*^▽^)/★*☆♪
ブラウスを脱ぐ勇気はないけどね(^^;


こんなエロカワチックな歌を詠んだ河野小百合女史は、今頃どんなオバサンになっているのだろうか、、
まだまだ衰えない艶かしい歌を詠めるような恋をしているのだろうか。

今宵、お一人様の花金の夜は、時代をスキップしながら、あれやこれやと妄想を楽しむ、、(*^.^*)

若い女の子に言われた相手がオジサンなら、イチコロだろうなぁ~なんて。 笑