昨日28日、千葉県館山市にある千葉県立安房特別支援学校の一般公開とミニ集会にうかがいました。
中身としては、最初、授業をほぼ公開する形で参観。そのあと、参加者全員によりミニ集会という段取りでした。
授業をオープンで参観しましたが、本来、案内つきそいで先生がつくところを、全くそれをなくして、フリーで授業風景をみることができました。最近は、パソコンやタブレット端末を使って授業を行うのにはびっくりしました。
そのあとのミニ集会。
正直、時間が足らなかったことと。
7月にありました授業中児童の子供さんが、先生におんぶしている状態から落ちて頭にけが。しかし、その後の学校の対応に納得できないために警察への被害届があった件の話を避けたいような、つまり、本音で話がしにくいような印象を強く持ちました。
また、参加した保護者の方の話を聞いていますと、やはり、将来のお子さんについて、かなり、不安を強く感じている方が少なくない。
卒業後の進路をどうしたらよいのか、というおもいを感じました。
ミニ集会のおおまなかな話としては、高等部での卒業から進路に関する部分にテーマをしぼり、就労、非就労の各事業者、卒業生の家族の方の話をきっかけに、いくつかのグループにわかれて議論。だされた意見を出し合いで、ミニ集会は終了。
障害のあるお子さんの卒業後の進路は大変重要であることはわかっている。ミニ集会の中で、学校、家庭、地域、進路先での人とのコミュニケーション・意思の疎通をはかることも大事である。
しかし、どうも、親御さんがかかえるいくつかの不安を少しでも解消していくためには、本音で話ができる雰囲気でなければならない。
児童のお子さんが頭のけがをされ、結果、被害届を出す事態になった経緯、防止策は学校側として、世間に納得できる周知をすべきでないか。
私としては消化不良である。千葉県教育庁を通じ、このミニ集会に準ずる集まりの開催を強く要望したいと思います。