生命保険を見直した。
障害設計のプランを表でまとめて頂いた。
その表の右上にこんな表記が……
『 平均余命は? 』
私の場合、35年だった。
今まで生きてきた年数より短いことを改めて見せ付けられた。
『まぁ、あくまでも平均だ』と思いつつ、焦りみたいな感覚が心の奥からじ~んわりと湧き上がってくる(笑)。
この年齢になると、昔の夢や希望を体力や年齢、年収(笑)、現在の境遇を理由に諦めてしまっている。
今まで何度も自分に言い聞かせてきた。
『本当にそれで良いの?』
難しい問題や困難に押し潰されたことは何度となくあった。
が、若い頃より立ち直るのが早くなった……、いや、「上手くなった」だな。
諦める事も立ち直る術も、どちらもバランスよく……というよりもどちらも中途半端にうまく行えてしまうようになってしまった。
もしも、
もしも、
余命が35年より長いのなら、今まで以上に夢や希望を持たないとね。
そんなことを考える時間も欲しい。
もしも、
もしも、
余命が35年より短いのなら、もっと焦るべきだ。
一日一日を大切に生きねば。
もしかしたら、『老後は農業をしたい』なんて考えていても、老後になったらなったで体力面が原因で農業できないかもしれない。
もしかしたら、「老後」にすら辿り着けないかもしれない。
これから、どんな風に生きて行こう。
どんな風に自分の気持ちに折り合いをつけて行こう。
なんて、悩んでいるうちにまた一つ歳を取る40代。
やはり、諦める事と立ち直る事のバランス感覚が必要だな。