その1 愛娘の運動会終了
今年は父兄参加の綱引きがなかった。玉入れ競技になっていたので、参加者は多いだろうと不参加(笑)。
毎年恒例の場所(木陰)でキャンプ用のイスに座り、ゆっくり観戦。
親たちが校庭に集合し、玉入れ競技開始。
遠くで眺めていたら、ふっと浮かんだことがある。
『あぁ、妻が生きていたらあそこにその姿があったのだろうなぁ』
そう思ったら、何だか泣けてきた。
マズイと思い、別のことを考えた。
が、校庭を走り回るお母さん達は妻の姿とダブる。
娘はどんな気持ちでこの競技を見ているのだろう……。
今年で小学6年生の娘にとっても私にとっても、小学校生活最後の運動会。
娘のリクエスト通り、娘の友達もたくさんビデオに録画した。
また一つ、妻への土産話ができた。
その2 登録完了。
キッカケは、今年の夏にKさんが亡くなったことだ。
Kさんはおばあちゃんの幼馴染み(男性)。
本業の傍ら、多種の野菜を作っていた。
毎年、その恩恵を受ける我が家。
枝豆、きゅうり、トマト、ナス、モロヘイヤ、その他多数。
スーパーで販売しているものとは明らかに違う味は、娘も大好き。
そんなKさんは、数年前から血液の病気で入退院を繰り返していた。
春先から入院して退院。で、すぐにまた入院。そんな繰返しが何度か続いたようだ。
Kさんが亡くなった知らせは、初夏に届いた。
私はKさんに何もできなかった……。
いつもいつもお世話になっていたのに、何もできなかった。
そんな気持ちが頭の片隅にあった。
でも、何をしたらいいか暫らくは分からなかった。
そして、ピン!ときた。
『そうだ、登録しよう』
動機はある種の「ツミホロボシ」のような感じだろうか。
う~ん、うまく表現できないなぁ。
骨髄バンクのドナー登録、完了。
その3 心を読まれている?
愛娘は私の心理状態が解る様だ。
会社で、疲れて落ち込んで帰路に着く。
できる限り、そんな雰囲気を持ち込まないように、車の中で気分転換し、帰宅するようにしている。
そんなときに限って心配そうに声をかけてくれる娘。
『おいおい、君は私の心が読めるのか?』
……と思ってしまう程のグッド・タイミング。
「会社は大変ねぇー」と妻のような発言(笑)。
私の気分転換がうまく行っていないのか。
それとも、娘が読心術を会得しているのか……。
その4 公開講座を受講
地元の大学で開催された公開講座を受講。
テーマは経済について。
『自分の現状を打破したい』という思いから、申し込んだ。
受講者の内訳は _____
80%くらいはおじいちゃん。いや、先輩の方々(笑)。
10%が私と同世代男性。
5%は20代男性。
5%が女性。ご夫婦で受講されている方も数カップル。
講義中、眠らなかったのが一番嬉しかったなー。
よしよし、えらいぞ、自分。