さて、どこから書こう……

2006-09-30 22:34:57 | 日記・エッセイ・コラム

今週は初っ端から大変な事が起こり、そのままドドドドッ、と過ぎてしまった。

 

今日は殆ど無理やり外出した。

昨日の仕事のやり残しを片付ける為、一路埼玉県の長瀞へ向かった。

もちろん、娘とおばあちゃんを連れてだ(笑)。

仕事といっても大した事ではない。一瞬で片付けた。

その後は、長瀞の街と自然を満喫。う~ん、川の流れる音、岩畳を渡る秋の風、虫の音、SLから吐き出される黒い煙、たくさん楽しめた。天候もよく、絶好の行楽日和。

SLは週末になると走っているのだそうだ。

行き当たりバッタリのナビなしドライブはスリル満点♪

午後3時過ぎに帰宅した。お疲れ様~。

 

 

さて、何故「無理やり外出した」かの理由であるが……。

今週の27日、その訃報は入ってきた。

会社の後輩の死であった。すぐに彼の自宅へ向った。

翌日がお通夜、29日金曜が告別式であった。

身近な人の死に接し、かなり動揺してしまった。自分でも情けないくらい動揺した。

彼の死もかなりのショックであるが、どうしても妻の事を思い出すのだ。

そんな私を見かねたS氏が、般若湯の席に呼んでくれたのだ。

あのときみんなで飲んだ(かなり遅くまで)から、翌日の告別式に出席できたと思う。

 

もしかしたら、私は彼の死を食い止められたかもしれない。

……できなかったかもしれない。

どっちにしても悔いが残る。

妻が逝ったときも悔いが……。

今でも『もしかしたら……』と、あのときの行動や言葉を思い出す。

私の気持ちが落ち着くまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

そんなことを、我が家の娘とおばあちゃんに話せるはずもなく……。

妻が生きていればきっと話していただろう、酒でも飲みながらネー。

スーパーや本屋さんの中で見かける老人夫婦が、なんとも微笑ましく、そして羨ましいと感じる日々だ。

今夜も、ただただアルコールを摂取するばかりだ。


天体観測という名の遊び時間

2006-09-25 23:02:17 | 日記・エッセイ・コラム

今夜、会社から帰宅すると駐車場の裏の空き地に人影が3つ……。

娘はすぐにわかった。

それから、我が家のお隣に住むSちゃん、Sちゃんのじいちゃんだ。

 

暗がりの中、何をしているのかと近づいてみる。

手には「星座早見盤」を持っている。

天体観測の宿題が出たらしい。

 

でも、子供達はキャーキャー言うばかりで真面目に星空を見ていない(笑)。

『そうじゃなくて、星座早見盤はこう持って、こう使って~』なんて父親が真剣になってしまった。

あいにくの曇り空。一番明るい星が幾つか見えるだけ。

それでも、星と星とを結び、星座を描く。

久しぶりに星空を見た。何年ぶりだろう(笑)。

 

今まで夜空を見上げることができなかった、怖くて……。

妻が亡くなる直前、流れ星を見た。見てしまった。

そのことがどうしても引っかかっていて、以来夜空を見上げる事を控えてきた。

でも、今日は違った。

子供達のパワーでそんなことすら思い出すことなく、夜空を見上げられた。

曇ってはいたが、星々をしっかり見た。

これもリハビリの成果だろうか。

 

もし娘が望むなら、空気の澄んだ山へ星空を見に行こうと思う。

多分、「山」は榛名山。実は夜景もキレイだったりする。

そして、手が届きそうな星座、流れ星、火球、人工衛星を見せたい。

まぁ、本人が望めば、であるが(笑)。

  

短い時間で色々考えさせられた本日の“天体観測”だった。

そうそう、Sちゃんのじいちゃん、二人のボディ・ガードお疲れ様でした。


義理のオヤジさんとの関係

2006-09-24 22:43:59 | 日記・エッセイ・コラム

さて、困った。

今後、義父とどう付き合っていこう……。

と悩んでみたものの、自分の中では既に答えは出ている。

現段階では「来るものは拒まず。こちらからは行かず」なのだ。

 

妻の生前から、色々と問題があった。

彼の性格のこと、(\_\)のことや、義弟のこと、などなど。

いまだから言えるが、当時は妻も悩んでいた。

その印象や思い出が、今でも私と彼の関係に影響している。

 

義弟も既に結婚をして、娘が一人いる。

今日はその子の運動会なのに、線香を供えるためにわざわざこっちまで出てくるなんて……。

良い関係でないのは言わずもがな、である。

一人娘(私の妻)を亡くした父親(義父)の気持ちが判らないでもない。

自分の息子(義弟)とうまくいっていないからと、我が家と連絡を取る気持ちもわかる。

亡き妻の面影がある孫(私の愛娘)に会いたくなる気持ちも十分承知している。

 

人の気持ちなんで、時々刻々変化して行く。

言葉一つでどうにでもなってしまう。

今夜の私は精神的にかなり不安定だ(と、思う)。

 

今日、義父と交わした言葉の数は少なかった。

我が家から義父の住む街までの距離は、車で約1時間。

今の我々の“距離感”とほぼ同程度だろうか。


蘇る亡き妻の面影

2006-09-21 22:47:25 | 日記・エッセイ・コラム

一瞬の出来事だったが、ハッキリとそれがわかった。

娘が小走りする後姿が、亡き妻そっくり。

足の運び方は本人かと見紛うほどだ。

あぁー、ビックリした(笑)。

 

妻のDNAは確実に娘へ受け継がれたようだ。

 

 

 

今日は出張で都内へ。

いつもは北関東の田舎にいるので、久しぶりにたくさん人がいる都会へ出ると疲れるね。

あんなにたくさんの女性(笑)を見るのは本当に久しぶりだ。

地元群馬では、家と会社の往復だけ。それも車で通勤。

夜、飲みになんて殆ど出ない。

だから、たくさんの人(特に女性)を見ると、その中にどうしても妻を捜してしまう。

いない事は分かっているんだけどね……。おかしなものだ。

 

そんなこともあって、妻の後姿と娘のそれがダブったのだろう。

今回は“DUNE”との再会はなし。

ちょっと疲れているのかな。今夜は早く寝ます。

 

明日は、埼玉県幸手市へ。

朝は5時起きダァ~


どこで憶えた?そんな単語

2006-09-20 22:21:32 | 日記・エッセイ・コラム

今夜、襟の形がいつもと違うパジャマを着ていたら、

娘に言われた。

『パパ、このへん(襟の辺りを指差し)が“ちょいワルおやじ”だねぇー』

 

思わず吹き出してしまった(笑)。

娘から出た思いがけない単語、ちょいワルおやじ。

お笑いのセンスが抜群の愛娘。さすがだ……。

私に対して会社では絶対使われない単語を使ったな。

その勇気は賞賛に値するぞ。

でも娘よ、その単語の意味がわかるのか?