10年前、大きな大きな別れを経験した。
それは人生の終盤に経験することが多い伴侶との死別。
30代後半で経験してしまった。
その後の人生が大きく変化したのは言うまでもなく、
ある程度予想していた人生とは全く異なる道をその後歩くことになる。
最近、時間があるせいかその“別れ”について考えることが多い。
先日、眠れなかった夜も考えていた。
でも、昔ほどの『胃のあたりがギュッ~~~っ、となるような』痛みは伴わない。
10年も痛みが続けば、多少は慣れるのか。
変わらない過去を、今更変えようとは思わない。
絶対に、何をやっても、過去は変えられないことも学んだ。
忘れた訳じゃないけど、いつからか記憶に蓋をしてしまったようなそんな感覚。
思い出したら悲しいから、辛いから、いつしか蓋をしたんだろうな。
そして、その蓋の上に重石を載せた(笑)。
あの別れについての捉え方が変わったのか?
考え方の変化?
もう少し時間をかけて様子をみないと、
自分の気持ちの変化が掴めないようだ。
死別シングルファーザー再生計画は、もう少し続く。