本は友達

2006-06-01 23:13:43 | 日記・エッセイ・コラム

死別という状況に陥ってから……

『誰かに、自分の心の叫びを聞いて欲しい』

『友人に支えられたい』

『気を遣って接して欲しい』

『誰かに暖かい言葉をかけてもらいたい』

と、何度思ったことだろう(笑)。

残念ながら、私には友人が少ない。

多少お付き合いがあった方々も、と~くと~く離れてしまった。

こちらから『オレに近づくんじゃねぇビーム』を出した覚えはない(笑)。

でもまぁ、皆さんきっとこんな感じなんだろう。

 「どうしてよいか分からない」

 「何と話しかけたらよいのか分からない」

 「ついつい……」

無神経な言葉をかけられるよりも、良しとしよう。

死別四年目になると、ある程度冷静に色々が見られるようになったよ。

 

そんな訳で、「悲しみのどん底」にいたとき、私を救ってくれたのが「*BOOK」にある書籍達であった。

自分のペースで、あるときは泣きながら、あるときは泥酔しながら、読んだ。

書籍達が私に教えてくれた事、それは……

・あまり頑張り過ぎない

・自分自身を大切にする

・睡眠をとる

 眠れないなら、横になるだけでもOK

・食事をする

・泣いてもいい

・生活環境はすぐに変えてはいけない

・お付き合いする人達は、変わらざるを得ない

……と、言ったところだ。

  

ちなみに「*娘へ」にある本は、女の子用の性教育の本。

シングル・パパさんだけでなく、小学校高学年の女の子を持つ親御さんが読んでもいいと思うよ。

みお先生、ご推薦。いつもありがとう♪ 

 

そして自分用に最近、また一冊入手した。

それが『悲嘆の心理』<サイエンス社>だ。

ここまでくるとマニア()、でもないか(笑)。

でも紹介している書籍は全部読んでるぞ(自慢)。

今回の本は、今までのものとはちょっと違う。

様々な悲嘆の研究を分かりやすく書いてあるようだ。

だから死別のことだけでなく、失恋や自然災害の被害者についても記述がある。

 

この本を読み終わることで、また少しだけ「再生」に近づけるか……。