死別という状況に陥ってから……
『誰かに、自分の心の叫びを聞いて欲しい』
『友人に支えられたい』
『気を遣って接して欲しい』
『誰かに暖かい言葉をかけてもらいたい』
と、何度思ったことだろう(笑)。
残念ながら、私には友人が少ない。
多少お付き合いがあった方々も、と~くと~く離れてしまった。
こちらから『オレに近づくんじゃねぇビーム』を出した覚えはない(笑)。
でもまぁ、皆さんきっとこんな感じなんだろう。
「どうしてよいか分からない」
「何と話しかけたらよいのか分からない」
「ついつい……」
無神経な言葉をかけられるよりも、良しとしよう。
死別四年目になると、ある程度冷静に色々が見られるようになったよ。
そんな訳で、「悲しみのどん底」にいたとき、私を救ってくれたのが「*BOOK」にある書籍達であった。
自分のペースで、あるときは泣きながら、あるときは泥酔しながら、読んだ。
書籍達が私に教えてくれた事、それは……
・あまり頑張り過ぎない
・自分自身を大切にする
・睡眠をとる
眠れないなら、横になるだけでもOK
・食事をする
・泣いてもいい
・生活環境はすぐに変えてはいけない
・お付き合いする人達は、変わらざるを得ない
……と、言ったところだ。
ちなみに「*娘へ」にある本は、女の子用の性教育の本。
シングル・パパさんだけでなく、小学校高学年の女の子を持つ親御さんが読んでもいいと思うよ。
みお先生、ご推薦。いつもありがとう♪
そして自分用に最近、また一冊入手した。
それが『悲嘆の心理』<サイエンス社>だ。
ここまでくるとマニア(?)、でもないか(笑)。
でも紹介している書籍は全部読んでるぞ(自慢)。
今回の本は、今までのものとはちょっと違う。
様々な悲嘆の研究を分かりやすく書いてあるようだ。
だから死別のことだけでなく、失恋や自然災害の被害者についても記述がある。
この本を読み終わることで、また少しだけ「再生」に近づけるか……。