まだ生きることができるということ

2006-07-10 23:15:27 | 日記・エッセイ・コラム

健康診断の再検査、本日終了。

結果は、『S状結腸、大腸も含め、異常なし』。

正直、ホッとした。

我々世代のヒーロー、ホークスの王監督の報道もあり、内心ドキドキしていた。

帰宅時の車の中で落ち着くと、

『まだ生きることができるんだ』と実感できた。

大袈裟? いえいえ、そんなことはありません。

最初に考えたのは娘の事。

愛娘は三年半前に一番大切な人である母親を亡くした。

やっとその辛さを越えようとしつつある。

そんな最中に、父親(私!)まで喪わせる訳には行かない。

『もしも愛娘が、父親も母親も喪ってしまったら……』と考えると、死ぬに死ねない。

妻が死と直面したときには、私と同じように考えたかもしれない。

さぞや無念であったろう……。

 

 

妻の死別後の私、一年目はアルコールのお世話になった。

その当時、かなり肝臓を酷使した模様。

あまり記憶がないが、空瓶の量の多さは憶えている(笑)。

でも今考えると、あの時はアルコールの力を使わざるを得なかった。

あれはあれで、最適な選択肢と考える事にしよう。

仕方ないよねぇー。

 

今は無理せず、自分の健康管理に注意し、これからもそうする事を続けようと思う。

「自分の健康や精神状態」は、家族の状態と重なる。

大切にしないとね。

  

せめて娘が成人するまで、結婚するまでは、生き続けたい。

いや、初孫の顔は見たいな~。

孫達とは旅行もしたいぞ。毎年キャンプでBBQだね。

そうそう、七五三には孫達と一緒に写真を撮ろう。

それから、……

ちょっと欲張り?

いえいえ、たくさんお土産話がないと、あの世で妻に叱られる(笑)。